校内音楽会の専科と担任の役割

音楽の話題を出してはいるが、私は音楽専科ではない。
担任である。長い教員生活の中で85%は担任業をしてきた。
(教務として数年間だけ、担任を離れた時期がある)

また、音楽教育への関わりは少ない。長い教員人生の中で音楽の授業をしたことは、わずか3年ほど?それも1年間は完全に自分で授業をしたが、あとは途中から交代授業で音楽をお願いした気がする。その他、完全交代授業や音楽専科へのお任せで、とにかく音楽の授業はまとまにやっていないと言っていい。


そんな担任であっても、音楽会や学習発表会になると、音楽的な活動の指導や支援に入ることはあった。特に専科がいない学校の体制であれば、交代授業であっても、結構音楽的要素を含んだ出し物を作り上げるのが面白かった。子どもの得意を発見し、それを生かすことで、学級や学年に新たな感動が生まれ、保護者も喜んだ。

しかし、音楽専科がいて校内音楽会がある学校での曲の選択については、ほとんど口出しをせず音楽専科にお任せをしていた。それは音楽会が音楽専科の専門性を生かす活躍の場であり、専科の指導によって素晴らしい演奏ができるということを理解していたからである。特に地区音楽会など校外での音楽会参加が延長上にある学年の場合は、当然そうすべきであると思っていたし、専科もその場合は「任せてくれ的な立場」であったことが多い。

それでも、音楽会が近くになると「担任も参加してください」という声かけが入った。あるいは「指揮を誰がするか決めてください」とも。私は「専科の先生がすればいいじゃないですか?」あるいは「子どもが指揮をしては?あるいは指揮なしで子どもができることも大事では?」と答えていたが「担任がすることがよいのです。」「担任がするべきです。」という返しがあった。本当にそうかなあ?という思いを抱いていたが、専科の先生が会の運営等で実際大変なことや、指揮者がいることで曲の演奏がうまくいくと知ると、引き受けて指揮をした。そうするとなんとなく専科のいうことがわかってきた。そして指揮をすることが面白くなった。

音楽専科だけでなく、身近にいた音楽好きな先生と、合奏指導や指揮の仕方について話すことも出てきた。指揮の基本、音楽会における指揮者のあり方、指揮者と演奏者の関わり方。担任が指導に入ることで、曲の完成だけでなく、仲間づくりや学級づくりにも大きく役立つことも肌で感じた。そのようにしながら、自分は若い頃から先輩の音楽を専門にする先生との関わりで、少しずつ音楽会の良さを学んだ。

だから音楽会が近づくと自分から音楽の授業にもたまに足を運んだし、授業の中で十分に参加できていない子どもの個別な指導・支援の手伝いも行ったりするようにもなった。子どもたちが音楽会に向けて頑張りたいという気持ちや、頑張ろうとして演奏の練習をしている子どもの姿を間近に見ることは大いに役立った。

だが、ある頃から、何となく音楽に対する子どもたちの気持ちの向き方が変化していると感じることが多くなってきた。「音楽が嫌い」という言葉を耳にすることが増えてきた。もちろんいつもそうではなかったが「同じ練習ばかりでつまらない」「あの楽器をやりたいけどさせてもらえない」「どうせ自分は選ばれない」そう言った声がポツポツと。最初は音楽会の練習時期に多かったが、やがてそれな日常的な授業でも。

もちろんいつもそうではないが、割合的に増えてきたかな、と思った。そしてやがて「〇〇さんがいると授業にならない」という専科の訴えがくるようになる。それに合わせて「学級全体が落ち着かず授業にならない」ということも時々。そう言われて音楽室へ足を運ぶ私は「見張り」のような存在になった。そんな場合には過去に楽しく子どもと一緒に音楽会や学習発表会の出し物を作り出そうとした楽しさはなかった。音楽会もなんとか仕上げた、当日は無事に終わった、というホッとした感であった。

さて、ここ数年、支援の必要な児童の多い学級を受け持つことが多くなっている。だから音楽専科の日常の授業でも、音楽会とは関係なく最初から音楽室に行って後ろに座っていることが多い。その場で他の仕事をしながら、時々子どもの中に入って支援や指導をするスタイルになった。専科によっては「来なくていいですよ」とおっしゃるので、教室や職員室でノートに目を通したり、教材作成や採点をしたりする。でもやはり、時々ヘルプがくることはある。そして音楽会の時期になると、かなり音楽的な支援や指導に関わるようになった。その関わりかたはその年によって違う。ある楽器の部門を受け持ったり、完全に個別な児童の指導に関わったり、歌唱指導を日々学級で行ったり。

大事なのは、子どもが、音楽会に向けて合奏や合唱をすることで音楽を好きになることである。また、みんなで音楽を作り上げる楽しさや良さを味わいながら、より良い人間関係を作って行くことである。そこに一人一人の子どもの集団への所属感や自分の存在感も感じるようにしたい。スタイルは違えど、それを忘れないでおきたい。それが担任としての自分の思い。

以上のことはあくまで校内音楽会を念頭において書いてきた。それも音楽専科がいる場合ということでのことである。そうでなければ内容はまた異なる。発表会が音楽会でなければ(例えば学習発表会であれば)私の取り組み方やスタイルはもっと多様で、表現方法も独創的であったと自負している(良くも悪くも・・・・笑)。

こうやって振り返ると音楽専科の先生からも多くのことを学んだ。
専科の先生も様々。もちろん担任も様々。考え方もスタイルも。
音楽的なすばらしさを追求するあまり、厳しさが強すぎる指導者もいる。
音楽は全て専科に任せておけばいいという教員もいる。
それぞれに思いがあり、そのような考え方をする根拠があろう。

今までは特にそういうことについて深く考えたことがあまりなかった。
でも実は今回、いい機会をいただき、自分の中でちょっと整理して考えてみた。
これから音楽を愛する先生方と一緒に考えていけたらいいと思っている。
ただし、そこにあるのは「子どもをどう育てるか」であり、「音楽活動」はあくまで手段である。
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# by saibikan | 2018-01-08 14:01 | 音楽授業 | Trackback | Comments(0)

なぜ校内音楽会をするのか

小学校では秋になると、校内で音楽会が行われることが多い。
学校によっては学習発表会、文化祭などという行事の発表の一つとして音楽が選択される場合もある。私が勤務してきた学校を考えると、音楽会5割、学習発表会5割だろうか。それでも音楽の占める割合は8割以上になるだろう。

そういう状況はあったとしても、今回は「校内音楽会」に絞って考えてみる。
校内音楽会をどうやってするか、何を歌ったり演奏したりするのか、ということについては、学校全体や学年ごとに真剣に話し合ってきただろう。しかし、音楽会をなぜするのか?なんのためにするのか?という目的を、念頭において議論されることが大事だ。そもそも教員は、その目的を意識しているのだろうか。子どもや保護者にそれを伝えているのだろうか。

校内音楽会の目的は?

行事として提案する人(音楽担当、音楽専科、特活文化的行事担当など)はどう示しているか?教科の学習を進めた先にある行事であるから、当然教科の目標を踏まえたものになる。音楽科の目標にある「音楽を愛好する心情」「音楽に対する感性」を育てること、「音楽活動の基礎的な能力」を培うこと、最終的に「豊かな情操」を養うこと、のどれかは入っているはず。そして、学校全体で取り組む文化的行事として設定されるならば、特別活動の学校行事の目標である「望ましい人間関係の形成」「集団への所属感や連帯感」、文化的行事のねらいである「平素の学習活動の成果を発表し、その向上の意欲を一層高める」「文化や芸術に親しんだりするような活動を行う」ことが入って来る必要があろう。

単純に言えば
「音楽を楽しみ好きになる心や豊かな感性、音楽活動基礎的能力を育てるため」
であり
「仲間とともに表現する活動を通してより良い人間関係を作ったり集団の一員としての自覚を高めたりすること」
なのだろう。
そしてこの両者がバランスよく存在することであると思う。
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# by saibikan | 2018-01-08 07:27 | 音楽授業 | Trackback | Comments(0)

音を感じて5「モスクワの広場」

鑑賞「音を感じて」の3つ目(最終作品)は
「モスクワの広場」(カンディンスキー)
きょうかしょ1Pに大きく掲載されている作品
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完全な抽象画ではないとはいえ、子どもにとっては
具体性が少なく何を描いているか考えづらい作品ではある。
しかし前の2枚で、形や色から音が想像できることを体験的に学んだ子どもたちは
想像力を膨らませて、いろいろな音を思い浮かべる。そして対話をする。
「ここって光みたいだよね。ほら色が薄くなってる」
「ピカーン」
「黒い鳥がいるよ。」
「カラスかな。だったらカアカアだよね。」
「これ人間?そんな形してる」
「男と女?ピンクのスカート履いてない?」
「デートしてるかも。」
「じゃあ笑ってるよきっと。ウフフ・・・とか」
「町みたい。ビルかな。」
「二人の下にあるのは川?白いのは水?あわ?」
「青と赤があるのは川じゃないよね。道かな」
「これは雲の上の町かも」
「どこかに国にこんな建物があった・・えっとえっと」
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作品名を教える 「モスクワの広場」
「あ〜」の声
でもそれは知識豊富な子ども。多くは何の呼び名かわからない。
だから「モスクワ」の写真を見せる。
「あ!」の声。町の写真に、絵の中にあった建物があったのだ。

作家名を教える 「カンディンスキー」
「言いにくいな〜」の声。繰り返すが正確には言えない。
ロシア人であることを言うと、また、「あ〜」
わかってるのかな?
代表的な抽象画を見せると、「定規みたいだ!」「宇宙だ」

振り返って鑑賞の授業は終了。



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# by saibikan | 2017-11-16 06:53 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

音を感じて4「漣」の鑑賞

4年図画工作 「音を感じて」の鑑賞
「華々」の後に、テレビで「漣」を提示する。

これも教科書の中に紹介されている作品である。
ここで「漣」について解説しておく。

 種類  絹本着色(157×184cm)1932年 
 作家  福田平八郎

 リンクしておくので絵を詳しく見たい場合は上の作品名をクリック

華々に比べたら、そう簡単にはわからないかもと思ったが、
多くの子ども達から、水に関する自然の音が聞こえて来ていることから、
作者が表しているものに近いイメージは持ったよう。
サー スー ジャバーン ジャリジャリ フー ザーザー
(海 川 砂浜 波 など。中には風の音が聞こえるという者も)
青い色や細い線、波打つ線からやはりそのようなものを感じると。
近付いて絵をみたいという子どもも現れた。
2つのクラスの実践で似たような反応だった。
作品は紙でも印刷し、板書用に使った。

作品名は漣(さざなみ)と教えた時、イメージできない子どももいた。
そこで、静かな波の映像(音入り)で見せると、「あ〜」と思わず声が出た。
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これは時間をあまり取らなかった。
それはこの鑑賞の時間のメインが最後のもう一枚だからだった。
その作品は、カンディンスキーの作品(続く)

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# by saibikan | 2017-11-14 05:40 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「情報モラルの授業」のバイブル


昨今、情報モラルの授業は大きな課題となっている。小学校にもスマホ世代が多く存在するようになり、「『危険回避するための啓発教育』だけでなく『よりよい情報の使い手となるポジティブな学び』の必要性」を、指導者である我々も認識しなくてはならない時代。そういう意味で、とても時代にあった内容の本がある。


「スマホ世代の子どものための主体的・対話的で深い学びにむかう情報モラルの授業」

    今度珠美・稲垣俊介(著) 前田康裕・原克彦(監修)

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現場で即役立つ内容である。なぜそう言えるかといえば、著者である今度先生の講座を受け、実感したからである。今度先生の講座は、著書の内容に沿って進んだ。午前中は、「ネットの文字によるコミュニケーションを考える」というワークショップで中学生の「LINE」のやりとりが提示された。もし自分が、その中学女子の立場だったら?と問いかけられた場面は、深く考えた。そして参加者同士で意見を交換することで、より悩んだ。きっと子どもたちもこのように迷うだろうな、と。


午後は「アプリの利用と個人情報」「ネット依存とルール」など小学生でも直面している問題を取り上げてレクチャーをしてくださった。これも著書に詳しく載っている。そして最も大事にされていたのが「アンケートによる実態調査の重視」である。実態あってこその授業であり資料。そして「集計よりも相関」という考え方が心に残っている。個々を大切にする考え方だ。


鳥取県の情報モラル教育アドバイザーとして、全国の小中高等学校で年間150を超える学校で「情報モラル教育」「メディアリテラシー」などの授業を行っておられる今度先生。鳥取県のいじめ問題スーパーバイザー、人権擁護委員会(法務省)など多くの活動をされている方である。しかし、多くの固い肩書きがありながら、その人柄は明るく気さくで楽しい方。前日に懇親会でご一緒したが、私たちの地域のことを大変気にかけてくださる気遣いの方だった。そして我々の郷土の文化や食に関心を持たれるとともに、細い体ながら次々と地酒や焼酎の杯を開けていく豪快さも持ち合わせていらっしゃった。さらに、何と言っても情報モラルや本のことになると熱く語り始める熱血女子だった。


ちなみに講座が行われたのは、熊本大学教育学部情報教育研究会11月例会である。

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# by saibikan | 2017-11-12 20:15 | 情報教育(ICT/情報研/JAET)) | Trackback | Comments(0)

音を感じて3「華々」の鑑賞

「華々」(吹田文明)を最初に鑑賞をしたのは隣の学級の子ども達である。担任にお願いして授業をさせてもらった。「音を感じて」と言う題材の導入で使った。
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10分程度の予定だったが、子ども達からどんどん意見が出て、予定の倍近く時間がかかった。でもこの時、子どもは「自分が音を感じているのは、絵の形や色からなんだな」ということを学んだ。部分から聞こえたり、全体から感じたりするということに気づいていく。そして人によって感じ方は違うんだ、違っていいんだと言うことに、安心感を覚えていく。

このクラスで出た意見から、多くの子どもには「花火」と見えていることがわかる。感じる音やその根拠(形・色)を出し合った後に「この絵は何を表しているんだろう?」と私が問うたら「祭り」「花火大会」と答えが返ってきた。それはある子どもが「下に描いているのが人っぽい」と発言して「ああ、ほんとだ!」と反応があり、この絵が花火一つの絵と言うより、人々が賑わう場を表現していると思ったのだ。そう思って見ていると、本当に花火が打ち上がり、鮮やかな色の華が広がり、どーんと音がすると同時に「おお〜」と声が聞こえてきそうである。

これが木版画で表されている。素晴らしい作品。のちに教科書を開いてこの作品が載っていることを確認し、作品名や作家名も目にするのだが、やはり黒板にきちんとそれらも明記するべきだったと言うのが反省である。自分の学級の授業でもそこは足らなかった。しかし、初めての題材の授業は楽しいものだった。
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# by saibikan | 2017-11-12 06:59 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

音を感じて2 華々

4年図画工作教科書の「音を感じて」のページに行くつかの美術作品がある。
その中の一つ「華々」(吹田文明)という木版画を題材にした。
シンプルで美しく子供の興味を引きわかりやすいと感じたから。
音を想像しやすいだろうと。

さて、皆さんは、どういう音が聞こえるだろうか?
どの部分から聞こえるだろうか?
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(この作品については、知人の元美術館学芸員の方の計らいで、作家の方に連絡をしていただき、使用の許可を得ました。感謝の意を込めてここでも紹介します。心より感謝します。)


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# by saibikan | 2017-11-11 06:44 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

音を感じて1 小4図画工作

小学校4年図画工作の表紙の裏に「音を感じて」というページがある。
様々な美術作品が掲載されている。
その中から3つの作品を選び、鑑賞教材として取り上げ、授業を行った。
それに合わせて教材を作った。
iBooksAuthorを使ってみた。
1ページ目は、純粋に「音」に関心を抱かせるページ。作品は全く出てこない。



絵の写真は載せられるか検討中です。

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# by saibikan | 2017-10-29 20:02 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

iBooks Authorとは

Appleからは秀逸なアプリが数多く出ている。

その中に「iBooks Author」というアプリがある。AppleのHP上では、以下のように説明している。(以下引用)
********************************

iBooks Author。iPadとMacのための驚くような本を作る。

iBooks Authorは、魅力的なiBooksテキストブックをはじめ、

ありとあらゆるiPadとMac用の本を誰でも作れるようになる、

驚くようなアプリケーションです。Mac App Storeから無料で

ダウンロードできるこのアプリケーションが、OS X Yosemiteに

合わせて一段と美しく生まれ変わりました。ギャラリー、ビデオ、

インタラクティブな図表、3Dオブジェクト、数式などを自由に

配置できるので、紙に印刷されたページではありえなかったような

方法で、本の中のコンテンツがいきいきと語りはじめます。

******************************

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いわゆるweb上の本、つまり電子書籍を作成できるアプリである。

ただし本と言っても紙ベースではないので、電子ならではの特色がある。

テキストだけでなく、図形、グラフ、表、サウンド、ムービーなどを

容易に組み込めるということだ。

しかもテンプレートがあるので、まずはサンプルに合わせてはめ込むところから

始めれば良い。

本全体の構成もサイドバーでイメージしながら、容易に再構成できる。

カスタマイズもクリックで容易にできるシステムになっている。


とは言え「本」となるとハードルが高いと感じる方もいるだろう。

まずは、自分の仕事に容易に活用できる方法は?と考え、

私は、教材作りの一つとしてこれを使ってみることにした。

もちろん色彩的に優れ、動きも見ることができるとなれば

やはり、これまで自分で積み上げてきた図画工作・美術の教材の運用が好ましい。


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# by saibikan | 2017-10-22 06:22 | Macintosh | Trackback | Comments(0)

ABCの歌LMNOP

外国語活動の授業が高学年に導入されて数年経つが、小学校ではHifriendsを中心とした授業やALTとのTTによる授業を行ってきた。その中では「ABCの歌」を扱うことはほとんどなかったのだが、中学校の先生から「ABCの歌も知らない」と言われて、戸惑う小学校の担任も多かった・・・ある小学校での話。

さて、我が校では今年から全学年で、1単位時間(45分)の授業時間以外のモジュールの特設の時間(15分=週3回、様々な学習に活用)に、月3回英語タイムを導入した。その中でとにかくまずは英語の基本である「アルファベットに慣れよう」ってわけで、「ABCの歌」のCDをどの学年も聴きながら、歌うことにした。

私などは古い人間で、数十年前、自分がこどもの頃耳にしていた「ABCの歌」を思い出して歌おうとするのだが、実はこれが今は違う。私たちが「LMN〜」と1文字1文字ハッキり発音していたこの音の部分が、「LMNOP~」と早口になる。実はこれ、今は、というより、もともと英語ではこのように発音する。本場の言い方なのだ。

今の子供の中にはそれをちゃんと知っている子供も多いし、曲に合わせて、すぐにそう歌える。慣れないのは昔のリズムが染み付いている担任だけである。ちなみにアルファベット最後の部分を、同じリスムで「WXYZ〜」と歌っていたのも、本場は「WX Y&Z〜」というリズムで歌う。外国語タイムの導入のたびに、子供と一緒に歌ってたら、最近ようやく私もこのリズムに慣れたようである。

私たちが歌うのはオール英語だが、このリンクされた映像は、日本語の







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# by saibikan | 2017-10-14 05:24 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

新外国語教育の年間計画・活動例

小学校の新たな外国語教育における補助教材の検証及び新教材の開発に関する検討委員会における議論を踏まえ、平成29年9月8日付で、文科省HPに
が、掲載された。

そこには、年間指導計画例・活動例が、本年7月時点での作成段階ということで公表されている(今後も改訂、更新されていくだろう)学習指導案例についてはこれからということである。正式には、2020年(平成32年)である。

例えば3年生が外国語活動をする場合。年間指導計画と活動例は、現段階では、こうなるという計画である。(画像)この画像では粗く見えづらいので、上のリンクからHPに入って、詳しくみると良い。

年間35時間。年間指導計画にはHi friends(現在の5、6年生の外国語活動の教科書)との関連ということが備考欄に書いてある。今の5年生が行なっていることが下りてくる形になる。
4年生は今の6年生の内容に。
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# by saibikan | 2017-10-12 05:17 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

移行期間の外国語授業時数

移行期の外国語活動がどうなるのか。

3、4年生でも15時間実施すること、5、6年生でも現段階以上の50時間実施すること
その15時間は総合的な学習の時間から持ってきて良いことが、
学校教育法施行規則の一部を改正する省令(文科省29号)として定められた。

以下、文科省のサイトの、新学習指導要領(平成29年3月公示) > 移行措置関連資料の中の
「学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令 (PDF:68KB) PDF」から引用。(ほぼ全文)

*****************

○文部科学省令第二十九号 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第三十三条及び第四十九条の七の規定に基づき、学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令を次のように定める。 平成二十九年七月七日 文部科学大臣 松野 博一

学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令
学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成二十九年文部科学省令第二十号)の一部を次のように改正する。
附則に次のただし書を加える。
ただし、次項及び附則第三項の規定は平成三十年四月一日から施行する。 附則を附則第一項とし、附則に次の二項を加える。

2  平成三十年四月一日から平成三十二年三月三十一日までの間、小学校の各学年における外国語活動の授 業時数及び総授業時数は、学校教育法施行規則別表第一の規定にかかわらず、附則別表第一に定める外国 語活動の授業時数及び総授業時数を標準とする。ただし、同表に定める外国語活動の授業時数の授業の実施のために特に必要がある場合には、総合的な学習の時間の授業時数及び総授業時数から十五を超えない 範囲内の授業時数を減じることができることとする。

3  平成三十年四月一日から平成三十二年三月三十一日までの間、中学校連携型小学校、義務教育学校の前 期課程及び中学校併設型小学校の各学年における外国語活動の授業時数及び総授業時数は、学校教育法施 行規則別表第二の二の規定にかかわらず、附則別表第二に定める外国語活動の授業時数及び総授業時数を 標準とする。ただし、同表に定める外国語活動の授業時数の授業の実施のために特に必要がある場合には 、総合的な学習の時間の授業時数及び総授業時数から十五を超えない範囲内の授業時数を減じることがで きることとする。

附則 この省令は、公布の日から施行する。附則別表第一(附則第二項関係)・・・・・・・(の後は、表となるので、この後、画像で)
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 ***********************

表は、実際は2ページにわたっているところを、見やすいように私がくっつけた。

また、ある地域や学校では来年度から先行実施としてスタートする。
つまり3・4年35時間、5・6年70時間。
それは同日に出された、以下のことから来ているのだろう。

*平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間における小学校学習指導要領の特例を定める件(小学校特例告示)
その中の外国語活動に関する文章を抜粋引用する。

***********************

12 外国語活動

(1) 学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成29年文部科学省令第20号)
(12(2)において「改正省令」という。)附則第2項及び第3項の規定による平成30年度及び平成31年度の第3学年及び第4学年の外国語活動の指導に 当たっては,新小学校学習指導要領第4章の規定の全部又は一部によるものとし,新小学校学習指導要領第4章第2の2〔第3学年及び第4学年〕〔知 識及び技能〕(1)イ(ア)及び2〔第3学年及び第4学年〕(3)1に規定する事 項は必ず指導するものとする。

(2) 改正省令附則第2項及び第3項の規定による平成30年度及び平成31年度の 第5学年及び第6学年の外国語活動の指導に当たっては,現行小学校学習指 導要領第4章に規定する事項に,新小学校学習指導要領第2章第10節第2の 全部又は一部を加えて指導するものとし,新小学校学習指導要領第2章第10 節第2の英語2〔第5学年及び第6学年〕のうち,〔知識及び技能〕(1)ア, イ(ア),エ(ア)e及びf,エ(イ)並びに(3)1イ及びオに規定する事項は必ず指導 するものとする。

*************************


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# by saibikan | 2017-10-10 05:44 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

熊本 みずあかり 2017

久しぶりに、街のアートを題材に。
熊本の静かな火の祭り 「みずあかり」2017
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# by saibikan | 2017-10-09 08:52 | 日常・旅・まち・料理 | Trackback | Comments(0)

16年前の英語活動提案授業

英語教育がいよいよ本格的に開始される時代が迫ってきた。
私と同世代の教員は、「やがて引退するから」「今さら関係ねえ」みたいな発言も多い。
でも世の中は間違いなくグローバル化していく。
自分たちには関係なく、未来の子供達には必須な領域となってくるだろう。
ただし学校教育でいつどうやってどのように扱うかは、これからの国の方向性と現場の状況と重ね合わせて考えていってほしい。
学校教育では英語以外にもすることはあるからね。うまく他教科と共存する必要はある。

ところで、私が英語活動の授業と出会ったのは、16年前にさかのぼる。
当時、学校には「総合的な学習の時間」が導入され「課題探究型」が主だったが、研究者の間には情報教育や外国語の学習の必要性を唱える方もおり、混沌としたスタートだったと思う。私は当時研究主任で総合的な学習の時間担当。自分なりに学習指導要領などから学んで学校の指導計画を立てた。
その時、英語教育の推進派だった教頭先生が、研修の一環として英語活動を入れましょう、とおっしゃった。私は当時の総合では「国際理解教育」は、領域的なひとつではあるが、英語と特化するのはどうだろう?と意見した。せめて「外国語会話」という内容ならなくもない、と。しかし教頭先生は「いずれ学校現場にも英語は入る」「先進校としてやっている学校もある」と主張され、カリキュラムというより、とりあえず研修で取り上げる、というところで着地点となった。

それで、授業をやってみるとどんなものかがわかる、ということで先進校の指導案をもとになぜか私が、英語の授業をすることになった。教頭先生がおっしゃったのは、
「これまでの授業とは手法が異なる。最初は、1/2時間(約20分)の活動で十分」
ということであったが、まあ自分なりに工夫をしていい、ということで、私が流れを考えた。
それが「colors」という授業。
「色を英語で言いながら、楽しく相手とコミュニケーションを図る」
ことが目標。

教員になって初の英語の授業が提案授業まるでまな板の上の鯉。
でも遊びココロで、自分が持ってた様々なカラーのシャツを重ね着して「レッド!」1枚脱いだら「イエロー!」次は「ブルー!」なんて導入をしたバカ受け。あとは真面目にカードを使って発音したり、グループでゲームをしたりした。子どもたちがとっても楽しんだのを覚えている。

写真を見ていたら、そんなこともあったな、と懐かしくなった。さすがにかなり昔のもので、写真のサイズが異様に小さいので、まとめて実践記録の1枚として蘇らせた。
この時の子ども達はすでに26歳。英語を使って仕事をしている者もいるかもしれない。
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# by saibikan | 2017-10-09 08:25 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

外国語活動はどう変わるか

今回の学習指導要領改訂で目玉となる外国語活動(英語教育)。どう変わるのか。
夏休み明けの教育課程復講での教育委委員会からの資料、文科省からの資料、9月初旬に来られた文科省直山木綿子教科調査官の話から学ぶ機会があった。
ここでは主に、復講資料をもとにまとめていく。


資料の中に「外国語活動」と「英語教育」の二つの言葉が入り混じる。

平成32年度から、高学年(5、6年生)は「外国語」という教科に変わり、3、4年生(中学年)は「外国語活動」という活動となる。それぞれのねらいは、以下。
中学年:コミュニケーションを図る素地と資質・能力の育成。活動型。年間35時間。
高学年:コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力の育成。教科型。年間70時間。
 (初歩的な英語の運用能力の育成)
「このように英語教育」は変わる」と外国語・外国語活動のことを「英語教育」という言葉でくくっている。いずれ、英語と呼び名も変わるのだろう。

目標の中に「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の3つの視点から具体的目標が述べられている(中学年・高学年とも)のは、他の教科と同じ。特に高学年に、「大文字、小文字を活字体で書く」「語順を意識しながら・・・基本的な表現を書き写す」「自分お琴や身近で簡単な事柄について、例文を参考に・・・書く」などをできるようにする、となっている。

内容の中に「アルファベットの読み方と別に音があること」「日本語と英語の語順の違いー文構造への気づき」が新しく入っている。
前者は、Aは「エー」という読み方をするがappleでは「アップル」というようなことか・・・読み自体を日本語で表記はしないのでこれはあくまで私の見解。資料からそう推察できる。直山さんも、確かそう言っていた。

また、中学年、高学年、そして小学校から中学校への系統性、国語科との連携、個々の教師の英語力の強化を学校として取り組む、などが述べられている。うーむ、私などは英語力がないので、そこが最も「強化されるべき」ところなのだろう。「外国語活動の指導力」は、この数年間教材などを使って、自分なりに学んできたつもりだが、それだけではダメということか。「英語力」なんだから。

そして英語教育の改革スケジュールとして
平成29年度(本年度)中に、新教材作成、教科書作成が行われ、
平成30年度教科書検定、31年度教科書採択、32年度教科書配布となる。
新教材の方は30・31年度に配布し、次期学習指導要領に対応する。
移行期に該当学年に学ばせる必要があることがあるからだろう。
そして、30年度から、新教材を使用し、次期学習指導要領を段階的に先行実施して良いことになっている。実は私の勤める小学校のある本市では、すべての小学校で30年度から先行実施である。だからそろそろ準備を始めていかなくてはならない。

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# by saibikan | 2017-10-03 03:17 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)


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