ABCの歌LMNOP

外国語活動の授業が高学年に導入されて数年経つが、小学校ではHifriendsを中心とした授業やALTとのTTによる授業を行ってきた。その中では「ABCの歌」を扱うことはほとんどなかったのだが、中学校の先生から「ABCの歌も知らない」と言われて、戸惑う小学校の担任も多かった・・・ある小学校での話。

さて、我が校では今年から全学年で、1単位時間(45分)の授業時間以外のモジュールの特設の時間(15分=週3回、様々な学習に活用)に、月3回英語タイムを導入した。その中でとにかくまずは英語の基本である「アルファベットに慣れよう」ってわけで、「ABCの歌」のCDをどの学年も聴きながら、歌うことにした。

私などは古い人間で、数十年前、自分がこどもの頃耳にしていた「ABCの歌」を思い出して歌おうとするのだが、実はこれが今は違う。私たちが「LMN〜」と1文字1文字ハッキり発音していたこの音の部分が、「LMNOP~」と早口になる。実はこれ、今は、というより、もともと英語ではこのように発音する。本場の言い方なのだ。

今の子供の中にはそれをちゃんと知っている子供も多いし、曲に合わせて、すぐにそう歌える。慣れないのは昔のリズムが染み付いている担任だけである。ちなみにアルファベット最後の部分を、同じリズムで「WXYZ〜」と歌っていたのも、本場は「WX Y&Z〜」というリズムで歌う。英語タイムが始まるたびに、子供と一緒に歌ってたら、最近ようやく私もこのリズムに慣れたようである。

学校で私たちが歌うのはオール英語だが、このリンクされた映像は、日本語のる「ABCの歌」(Kids TV Japanese)






[PR]
# by saibikan | 2017-10-14 05:24 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

ABCの歌LMNOP

外国語活動の授業が高学年に導入されて数年経つが、小学校ではHifriendsを中心とした授業やALTとのTTによる授業を行ってきた。その中では「ABCの歌」を扱うことはほとんどなかったのだが、中学校の先生から「ABCの歌も知らない」と言われて、戸惑う小学校の担任も多かった・・・ある小学校での話。

さて、我が校では今年から全学年で、1単位時間(45分)の授業時間以外のモジュールの特設の時間(15分=週3回、様々な学習に活用)に、月3回英語タイムを導入した。その中でとにかくまずは英語の基本である「アルファベットに慣れよう」ってわけで、「ABCの歌」のCDをどの学年も聴きながら、歌うことにした。

私などは古い人間で、数十年前、自分がこどもの頃耳にしていた「ABCの歌」を思い出して歌おうとするのだが、実はこれが今は違う。私たちが「LMN〜」と1文字1文字ハッキり発音していたこの音の部分が、「LMNOP~」と早口になる。実はこれ、今は、というより、もともと英語ではこのように発音する。本場の言い方なのだ。

今の子供の中にはそれをちゃんと知っている子供も多いし、曲に合わせて、すぐにそう歌える。慣れないのは昔のリズムが染み付いている担任だけである。ちなみにアルファベット最後の部分を、同じリスムで「WXYZ〜」と歌っていたのも、本場は「WX Y&Z〜」というリズムで歌う。外国語タイムの導入のたびに、子供と一緒に歌ってたら、最近ようやく私もこのリズムに慣れたようである。

私たちが歌うのはオール英語だが、このリンクされた映像は、日本語の







[PR]
# by saibikan | 2017-10-14 05:24 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

新外国語教育の年間計画・活動例

小学校の新たな外国語教育における補助教材の検証及び新教材の開発に関する検討委員会における議論を踏まえ、平成29年9月8日付で、文科省HPに
が、掲載された。

そこには、年間指導計画例・活動例が、本年7月時点での作成段階ということで公表されている(今後も改訂、更新されていくだろう)学習指導案例についてはこれからということである。正式には、2020年(平成32年)である。

例えば3年生が外国語活動をする場合。年間指導計画と活動例は、現段階では、こうなるという計画である。(画像)この画像では粗く見えづらいので、上のリンクからHPに入って、詳しくみると良い。

年間35時間。年間指導計画にはHi friends(現在の5、6年生の外国語活動の教科書)との関連ということが備考欄に書いてある。今の5年生が行なっていることが下りてくる形になる。
4年生は今の6年生の内容に。
c0052304_05064183.png

c0052304_05052170.png


[PR]
# by saibikan | 2017-10-12 05:17 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

移行期間の外国語授業時数

移行期の外国語活動がどうなるのか。

3、4年生でも15時間実施すること、5、6年生でも現段階以上の50時間実施すること
その15時間は総合的な学習の時間から持ってきて良いことが、
学校教育法施行規則の一部を改正する省令(文科省29号)として定められた。

以下、文科省のサイトの、新学習指導要領(平成29年3月公示) > 移行措置関連資料の中の
「学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令 (PDF:68KB) PDF」から引用。(ほぼ全文)

*****************

○文部科学省令第二十九号 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第三十三条及び第四十九条の七の規定に基づき、学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令を次のように定める。 平成二十九年七月七日 文部科学大臣 松野 博一

学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令
学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成二十九年文部科学省令第二十号)の一部を次のように改正する。
附則に次のただし書を加える。
ただし、次項及び附則第三項の規定は平成三十年四月一日から施行する。 附則を附則第一項とし、附則に次の二項を加える。

2  平成三十年四月一日から平成三十二年三月三十一日までの間、小学校の各学年における外国語活動の授 業時数及び総授業時数は、学校教育法施行規則別表第一の規定にかかわらず、附則別表第一に定める外国 語活動の授業時数及び総授業時数を標準とする。ただし、同表に定める外国語活動の授業時数の授業の実施のために特に必要がある場合には、総合的な学習の時間の授業時数及び総授業時数から十五を超えない 範囲内の授業時数を減じることができることとする。

3  平成三十年四月一日から平成三十二年三月三十一日までの間、中学校連携型小学校、義務教育学校の前 期課程及び中学校併設型小学校の各学年における外国語活動の授業時数及び総授業時数は、学校教育法施 行規則別表第二の二の規定にかかわらず、附則別表第二に定める外国語活動の授業時数及び総授業時数を 標準とする。ただし、同表に定める外国語活動の授業時数の授業の実施のために特に必要がある場合には 、総合的な学習の時間の授業時数及び総授業時数から十五を超えない範囲内の授業時数を減じることがで きることとする。

附則 この省令は、公布の日から施行する。附則別表第一(附則第二項関係)・・・・・・・(の後は、表となるので、この後、画像で)
c0052304_05304571.jpg
 ***********************

表は、実際は2ページにわたっているところを、見やすいように私がくっつけた。

また、ある地域や学校では来年度から先行実施としてスタートする。
つまり3・4年35時間、5・6年70時間。
それは同日に出された、以下のことから来ているのだろう。

*平成30年4月1日から平成32年3月31日までの間における小学校学習指導要領の特例を定める件(小学校特例告示)
その中の外国語活動に関する文章を抜粋引用する。

***********************

12 外国語活動

(1) 学校教育法施行規則の一部を改正する省令(平成29年文部科学省令第20号)
(12(2)において「改正省令」という。)附則第2項及び第3項の規定による平成30年度及び平成31年度の第3学年及び第4学年の外国語活動の指導に 当たっては,新小学校学習指導要領第4章の規定の全部又は一部によるものとし,新小学校学習指導要領第4章第2の2〔第3学年及び第4学年〕〔知 識及び技能〕(1)イ(ア)及び2〔第3学年及び第4学年〕(3)1に規定する事 項は必ず指導するものとする。

(2) 改正省令附則第2項及び第3項の規定による平成30年度及び平成31年度の 第5学年及び第6学年の外国語活動の指導に当たっては,現行小学校学習指 導要領第4章に規定する事項に,新小学校学習指導要領第2章第10節第2の 全部又は一部を加えて指導するものとし,新小学校学習指導要領第2章第10 節第2の英語2〔第5学年及び第6学年〕のうち,〔知識及び技能〕(1)ア, イ(ア),エ(ア)e及びf,エ(イ)並びに(3)1イ及びオに規定する事項は必ず指導 するものとする。

*************************


[PR]
# by saibikan | 2017-10-10 05:44 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

熊本 みずあかり 2017

久しぶりに、街のアートを題材に。
熊本の静かな火の祭り 「みずあかり」2017
c0052304_08495421.jpg
c0052304_08505260.jpg
c0052304_08500629.jpg
c0052304_08501742.jpg

c0052304_08510377.jpg
c0052304_08511608.jpg

[PR]
# by saibikan | 2017-10-09 08:52 | 日常・旅・まち・料理 | Trackback | Comments(0)

16年前の英語活動提案授業

英語教育がいよいよ本格的に開始される時代が迫ってきた。
私と同世代の教員は、「やがて引退するから」「今さら関係ねえ」みたいな発言も多い。
でも世の中は間違いなくグローバル化していく。
自分たちには関係なく、未来の子供達には必須な領域となってくるだろう。
ただし学校教育でいつどうやってどのように扱うかは、これからの国の方向性と現場の状況と重ね合わせて考えていってほしい。
学校教育では英語以外にもすることはあるからね。うまく他教科と共存する必要はある。

ところで、私が英語活動の授業と出会ったのは、16年前にさかのぼる。
当時、学校には「総合的な学習の時間」が導入され「課題探究型」が主だったが、研究者の間には情報教育や外国語の学習の必要性を唱える方もおり、混沌としたスタートだったと思う。私は当時研究主任で総合的な学習の時間担当。自分なりに学習指導要領などから学んで学校の指導計画を立てた。
その時、英語教育の推進派だった教頭先生が、研修の一環として英語活動を入れましょう、とおっしゃった。私は当時の総合では「国際理解教育」は、領域的なひとつではあるが、英語と特化するのはどうだろう?と意見した。せめて「外国語会話」という内容ならなくもない、と。しかし教頭先生は「いずれ学校現場にも英語は入る」「先進校としてやっている学校もある」と主張され、カリキュラムというより、とりあえず研修で取り上げる、というところで着地点となった。

それで、授業をやってみるとどんなものかがわかる、ということで先進校の指導案をもとになぜか私が、英語の授業をすることになった。教頭先生がおっしゃったのは、
「これまでの授業とは手法が異なる。最初は、1/2時間(約20分)の活動で十分」
ということであったが、まあ自分なりに工夫をしていい、ということで、私が流れを考えた。
それが「colors」という授業。
「色を英語で言いながら、楽しく相手とコミュニケーションを図る」
ことが目標。

教員になって初の英語の授業が提案授業まるでまな板の上の鯉。
でも遊びココロで、自分が持ってた様々なカラーのシャツを重ね着して「レッド!」1枚脱いだら「イエロー!」次は「ブルー!」なんて導入をしたバカ受け。あとは真面目にカードを使って発音したり、グループでゲームをしたりした。子どもたちがとっても楽しんだのを覚えている。

写真を見ていたら、そんなこともあったな、と懐かしくなった。さすがにかなり昔のもので、写真のサイズが異様に小さいので、まとめて実践記録の1枚として蘇らせた。
この時の子ども達はすでに26歳。英語を使って仕事をしている者もいるかもしれない。
c0052304_08235916.jpg





[PR]
# by saibikan | 2017-10-09 08:25 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

外国語活動はどう変わるか

今回の学習指導要領改訂で目玉となる外国語活動(英語教育)。どう変わるのか。
夏休み明けの教育課程復講での教育委委員会からの資料、文科省からの資料、9月初旬に来られた文科省直山木綿子教科調査官の話から学ぶ機会があった。
ここでは主に、復講資料をもとにまとめていく。


資料の中に「外国語活動」と「英語教育」の二つの言葉が入り混じる。

平成32年度から、高学年(5、6年生)は「外国語」という教科に変わり、3、4年生(中学年)は「外国語活動」という活動となる。それぞれのねらいは、以下。
中学年:コミュニケーションを図る素地と資質・能力の育成。活動型。年間35時間。
高学年:コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力の育成。教科型。年間70時間。
 (初歩的な英語の運用能力の育成)
「このように英語教育」は変わる」と外国語・外国語活動のことを「英語教育」という言葉でくくっている。いずれ、英語と呼び名も変わるのだろう。

目標の中に「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の3つの視点から具体的目標が述べられている(中学年・高学年とも)のは、他の教科と同じ。特に高学年に、「大文字、小文字を活字体で書く」「語順を意識しながら・・・基本的な表現を書き写す」「自分お琴や身近で簡単な事柄について、例文を参考に・・・書く」などをできるようにする、となっている。

内容の中に「アルファベットの読み方と別に音があること」「日本語と英語の語順の違いー文構造への気づき」が新しく入っている。
前者は、Aは「エー」という読み方をするがappleでは「アップル」というようなことか・・・読み自体を日本語で表記はしないのでこれはあくまで私の見解。資料からそう推察できる。直山さんも、確かそう言っていた。

また、中学年、高学年、そして小学校から中学校への系統性、国語科との連携、個々の教師の英語力の強化を学校として取り組む、などが述べられている。うーむ、私などは英語力がないので、そこが最も「強化されるべき」ところなのだろう。「外国語活動の指導力」は、この数年間教材などを使って、自分なりに学んできたつもりだが、それだけではダメということか。「英語力」なんだから。

そして英語教育の改革スケジュールとして
平成29年度(本年度)中に、新教材作成、教科書作成が行われ、
平成30年度教科書検定、31年度教科書採択、32年度教科書配布となる。
新教材の方は30・31年度に配布し、次期学習指導要領に対応する。
移行期に該当学年に学ばせる必要があることがあるからだろう。
そして、30年度から、新教材を使用し、次期学習指導要領を段階的に先行実施して良いことになっている。実は私の勤める小学校のある本市では、すべての小学校で30年度から先行実施である。だからそろそろ準備を始めていかなくてはならない。

c0052304_03125840.png


[PR]
# by saibikan | 2017-10-03 03:17 | 外国語授業 | Trackback | Comments(0)

新学習指導要領【小学校社会】のpoint

復講を聞くまでは、正直言って、新学習指導要領解説の小学校社会を詳しく読むことはなかった。時折眠気と戦う会議ではあっても、やはりこういう場は必要だ。
社会科担当から報告があったことや添えられていた資料、さらに文科省や教科書会社から出ている資料を読んで、自分なりに心に残ったPointを述べよう。(あくまで受け手である私の主観的なPoint。全てではないし、これが本筋かどうかはわからない)

全体的に
 内容の増加。わかりやすい言葉への置き換えも多い。
 これまで「3・4年の目標と内容」と中学年でまとめられていたところが「3年」と「4年」に分かれている。(5年と6年はもともと分かれている)
全教科に共通する理念は省略し、各学年の内容の数点を抜粋して述べる。

3年生
「白地図などにまとめる」際に,「地図帳」を参照し,方位地図記号を扱う。
・主に4年生でおこなれていた「災害及び事故防止」の中の「火災・交通安全」の関する内容は3年生で行う。
我が国や外国には国旗があることを理解し,それを尊重する態度を養うよう配慮。


4年生
・「災害及び事故防止」の中の「自然災害から人々を守る活動」については4年生で取り扱う。
地震災害,津波災害,風水害,火山災害,雪害などの中から,過去に県内で発生したものを選択して取り上げること。
・防災については「自衛隊など国の機関」との関係を取り上げること。
・県内の特色ある地域として、伝統的な技術を生かした地場産業が盛んな地域、地域の資源を保護・活している地域に加え、「国際交流」に取り組んでいる地域が入った。

5年生
我が国の国土について、「海洋に囲まれ多数の島からなる」ことに着目させること。
・これまでの「我が国の情報産業や情報化した社会の様子」が、「我が国の産業と情報との関わり」となる。また、「大量の情報や情報通信技術の活用」という記述が追加。
北方領土についてのみ記述されていたものが、竹島や北方領土,尖閣諸島について、我が国固有の領土であることに触れること 。
・農業や工業生産の中で「消費者や生産者の立場」から多角的に捉え、発展について考えること。
・情報産業の中で「情報の送り手と受け手の立場」から多角的に捉え、発展について考えること。

6年生

・国際社会を「グローバル化する国際社会」として捉えている。

・内容・の記述が、これまで歴史⇒政治⇒国際という順だったのが、政治⇒歴史⇒国際となった。政治学習を重視している。

・歴史学習の中では、様々な用語の変更がある。「大和朝廷」が「大和朝廷(大和政権)」、「鎖国」が「鎖国などの幕府の政策」、「歌川(安藤)広重」が「歌川広重」、「日華事変」が「日中戦争」、「オリンピック」が「オリンピック・パラリンピック」など。

遺跡や文化財,地図や年表などの資料で調べまとめる時、年表や絵画など資料の特性に留意した読み取り方をすること。

・国際学習では「スポーツや文化などを通して他国と交流」「日本の文化や習慣との違いを捉え、国際交流の果たす役割を考え」など交流について追加が目立つ。

c0052304_03112505.jpg

最後に


多角的・論理的に考え、グローバル化した国際社会で生き抜くことのできる日本人育成というイメージが強い社会科の内容だった。そしてラストの部分に、指導の仕方を偏らないように、と釘を刺していると感じる記述があった。以下である。

「児童の発達の段階を考慮し,社会的事象については,児童の考えが深まるよう様々な見解を提示するよう配慮し,多様な見解のある事柄,未確定な事柄を取り上げる場合には,有益適切な教材に基づいて指導するとともに,特定の事柄を強調し過ぎたり,一面的な見解を十分な配慮なく取り上げたりするなどの偏った取扱いにより,児童が多角的に考えたり,事実を客観的に捉え,公正に判断したりすることを妨げることのないよう留意すること。」             

            以上



[PR]
# by saibikan | 2017-09-07 03:15 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

新学習指導要領復講始まる

夏休み中の各教科等教育課程説明会が終わり、それぞれに参加した教職員の復講が各学校で行われていることだろう。

これまで教育課程改革が進む中で、審議会等において「社会に開かれた教育課程」が強調されてきた。その中で、新しい学習指導要領が児童・生徒の側からは「学びの地図」として学習全体を見渡す役割を求められることになった。また、昨年出された中央教育審議会答申では、「総則の抜本的改善」に関して、以下の章立てに組み替えられた。

1 「何ができるようになるか」(育成を目指す資質・能力)

2 「何を学ぶか」(教科等を学ぶ意義と、教科等間・学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成)

3 「どのように学ぶか」(各教科等の指導計画の作成と実施、学習・指導の改善・充実)

4 「子供一人一人の発達をどのように支援するか」(子供の発達を踏まえた指導)

5 「何が身に付いたか」(学習評価の充実)
6 「実施するために何が必要か」(学習指導要領等の
理念を実現するために必要な方策)


「総則」が抜本的に見直されたことによって,全ての教職員が新しい教育課程の考え方について理解できるようにし,日常的に「総則」を参照することで「カリキュラム・マネジメント」を通じた学校教育の改善・充実を実現しやすくする、となっている。つまりカリキュラム・マネジメントは、管理職だけのことではないということだ。


また、総則の概要として次のようなことが述べられている(数点抜粋

○育成すべき資質・能力として

  (1)知識及び技能が習得されるようにすること。

  (2)思考力,判断力,表現力等を育成すること。

  (3)学びに向かう力,人間性等を涵養すること。

学校での道徳教育の要が「特別の教科道徳」である。

○「カリキュラム・マネジメント」(教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を図っていくこと)に努める。

「教科等横断的な視点」で教育課程の編成を。(情報活用能力,問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を育成するため)

10 分から 15 分程度の「短時間学習」の時間を年間授業時間数に含めることができる。

○学校段階等間(幼稚園・小学校間,小学校・中学校・高等学校間)の円滑な接続。

○言語語能力の育成を図るため,国語科を要としつつ言語活動や読書活動を充実。

○「アクティブ・ラーニング」については,定義がさまざまで概念が確立していないとしてその言葉の使用が見送られ,「主体的・対話的で深い学び」という表現になった。この学びの実現に向けて,各教科等の特質に応じた物事を捉える視点や考え方(「見方・考え方」)を働かせていく。

○「プログラミング」を体験しながら,論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施。

○児童の発達を支援するため、集団の場の「ガイダンス」と個別指導の「カウンセリング」。

他にも、キャリア教育」の充実、障害のある児童や日本語の習得に困難のある児童に対する指導、不登校児童への配慮、家庭や地域社会との連携・協働など記述されている。


これらを元に、各教科で具体的な改訂が行われている。

c0052304_06301519.png

各種研究会に参加していたり、学習指導要領に関心を持って情報に触れ続けている者にとってはいくつかの点はすでに理解していることだが、教育課程説明会に参加してようやく言葉等が頭に入ってきた教職員もいる。


[PR]
# by saibikan | 2017-09-05 06:31 | 学習指導要領・教育施策 | Trackback | Comments(0)

4年社会科2学期の計画

4年社会科の内容は地域で異なる。
自分の住む地域の内容を学ぶ、自校の計画として記録しておきたい。
 
 9月 事故や事件からくらしを守る
10月 きょうどを開く
    (1)台地をうるおす(白糸台地と通潤橋)
    (2)身近な地域を調べよう
11月 わたしたちの熊本県
    (1)県土の自然の様子
12月 (2)豊かな自然を生かすまち
   
9月は、交通安全の観点から、交通事故をから人々のくらしを守る工夫について調べ、警察署や交通安全協会の方々の働きや人々の工夫・努力について考える。交通量の多い道路があり、過去に小学生の死亡事故もあった通学路があるだけに、万全を期したい。また昨年、大地震を経験している地域であり、災害から人々の安全を守る工夫について、防災センターなどがどのような体制をとっているのかについて学ぶことも重要。むしろこの比重を大きくすべきである。実は、今回、1学期の校外学習の際、防災センターで火災とともにすでに地震については現地学習をしているので、再度まとめの意味を含めて、数時間は取り上げたい。

10月の通潤橋は、毎年見学旅行で現地学習をしている場所である。今回も計画している。ただし、地震の影響で橋自体に登ることはできない。その代わり、通潤橋を上から見下ろせる見学台が設置されており、俯瞰的に見ることができる。実際に登れなくても、橋の大きさや台地のつくりを体感し、現地の資料館で調べることに意味がある。
 *放水写真は2年前のもの
c0052304_05240356.jpg

c0052304_05273027.png

11月は主に県の地図を活用する。様々な地図資料も使って学ぶ。
12月は副徳本中心になろう。

[PR]
# by saibikan | 2017-09-04 05:24 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

4年社会科「ごみ」調べ物語

シリーズ第3弾 前号の続き 4年社会科の授業
c0052304_18525175.jpg
c0052304_18555898.jpg
平成6年のこの課題についての実践が残っているのはここまで。

ちなみに学級通信名「キラキラアルフ」は
クラスの子供達を僕が「キラキラっこ」と呼んだのに対し、
僕をクラスの子ども達が「アルフの声(所ジョージ)に似てる」と言ったから、それをくっつけて通信名にしたもの。今聞いても所ジョージに似てるとは思わんがー



[PR]
# by saibikan | 2017-09-03 18:57 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

23年前の「ごみ」の社会科授業2

23年前の4年社会科について、当時の学級通信で何回か記事にしていた。
これは、前記事の続きになる。

当時使われていた「新しい学力観」という言葉を引用し、自分の考えを述べていた。
今の時代であっても、古びた感じはしないけど。
そして「ごみ」の授業の続きがちらりと。
学級通信なので関係ない記事もあります。
c0052304_07325216.jpg
c0052304_07330825.jpg


[PR]
# by saibikan | 2017-09-03 07:38 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

23年前の社会科授業を振り返る

珍しく、前回に続いて社会授業の投稿。

なんとそれも、実践は、23年前の授業。 平成6年 4月。
4年生で「ごみ」を扱った時のことを学級通信に載せていた。
学級通信なので、授業のほんの一部しか記録していないが。
でもこの授業中の場面、途切れ途切れではあるが、子どもの様子を鮮明に覚えている。
c0052304_15582924.jpg
c0052304_15584287.jpg


これが、社会科の授業場面の一部。ごみの出し方は当然今と違うだろう。
袋の色が変わったり、清掃工場から環境工場へと呼び名がが変わった頃であったということを思い出す。
この話に登場する子どもたち、今はちょうど家庭の軸となっている頃、家庭の1員としてゴミ出しをする者もいるだろう。覚えてるかなあ、この授業。覚えてるわけないか。


[PR]
# by saibikan | 2017-09-02 17:19 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

1学期の社会科授業を振り返る

4年社会科では、郷土の副読本を主に使って学習する。
1学期は
「住みよいくらしとごみ」
「わたしたちのくらしと水」
「火事からくらしを守る」
それぞれのテーマに沿って、身近な生活から課題を見つけ、家庭や地域での調査、校外の施設での見学・調査・体験を行なった。また、様々な情報や資料を活用しながら調べた。そして、自らのくらしについて考えるようにした。最後に学んだことを一人一人書いてまとめた。(今回は見学旅行レポートして表現)クラスの子ども達は、熱心に学習し、自分なりの考えをよく持ったというのが印象である。
c0052304_15293216.png
実はこの内容やスタイル、4年生では、以前から大きくは変わらないような気がする。
4年生を持つたびに、自分は同じように授業を行なっているなあ、と思う。
皆さんはどうなのだろう?今、必ずすべきことはどんなこと?
社会科専門の教師はそのあたりは詳しいと思うがー自分は明確でない。

現在の世の中の変化は激しい。日々進歩している。
学ぶべき内容も学ぶ方法も身につける力も、時代によって変わっているはず。
現行の小学校学習指導要領は平成20年8月に改訂。23年度から全面実施されている。
新しい小学校学習指導要領は平成29年6月に改訂。32年度から施行。(道徳・外国語は30年)
来週、新しい教育課程(各教科ごとに)についての復講を行う中で、その内容を把握し、今後に生かしたい。

だが、その前にこれまで、自分は社会科の授業をどうやっていたのかを、振り返ってみる。
それもほんの数ヶ月前でなく、23年前にはどんな授業をしていたか?に、この後、いきなりワープ!
(平成6年の学級通信に、4年を担任した時の社会科の授業の様子がわかる資料があった・・・)

[PR]
# by saibikan | 2017-09-02 15:32 | 社会授業 | Trackback | Comments(0)

タブレット活用の算数授業を

1学期の算数では、タブレット(スマホ)とテレビを、案外よく活用した。と言っても1時間の授業の中では、ほんのちょっとの時間、教師が活用するパターンである。短時間だが、教師しか扱えない現状なら、それでいい。導入段階で、私が、教科書の問題・挿絵・図・表を映し出す、ということがほとんどだが、これが効果的だった。その場で教科書を撮影してーというパターンが多かったので、今後は、事前準備を心がけよう。教材も少しは作ったのだが(keynoteで)、もっとたくさん開発しよう。また、子どものノート(考え)を写真に撮って映し出し、子どもがテレビ前で説明をしたこともある。これからは、このパターンを増やすべきだな。


タブレットが学校にきちんと数多く整備されていれば、子どもの手による活用というのが理想。できるならばそういう使い方もやりたい。だがあいにく、本校というか本市では、未だ導入されていないのである。だから私は、ネットにつなでいない個人的な古いタブレット(つまりほとんどカメラ、シンプルなアプリのみ搭載)を3台教室に配備している。だが、たった数台なので、今のところ、理解が遅い子どもへ板書を撮影して使わせた程度。今後は、授業時間以外、授業中の個別指導、あるいは課題が終わったもへ自由に使わせるようにしていきたい。個別にタブレットを使うと効果があることは、全校の実践でも実証済み。


それよりも早く、学校(市)への大量導入を期待したい。そうすれば授業形態が変わってくる。そして必ずや、学力向上へつながる。

c0052304_19501654.jpg

 *写真は、今年でなく2年前の前任校4年生の時の授業での1シーン。
  また、使用しているタブレットも、教師個人のものではない。

  魔法プロジェクトの一環として、ソフトバンクより貸し出されたiPad。


[PR]
# by saibikan | 2017-08-27 19:51 | 算数授業 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師Kanのblog。


by saibikan

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
キッズゲルニカ制作編
キッズゲルニカ発信編
アートマイルプロジェクト
6年海外交流ArtMile図工・総合
5年図工美術家連携プロジェクト
5年総合BOBURAドリームP
6年図工授業
5年図工授業
4年図工授業
1.2年図工授業
3年図工授業
ソーラン節
魔法プロジェクト(特別支援教育&ICT)
図工総合関連(竹ちゃん学習)
図工国語関連(やまなし)
図工サークル
図工室経営・図工美術論
図工美術全国大会/InSEA
図工美術熊本県大会2014
版画会・県市図美研・図工研発
造形展・子美術展・児美教室
美術作品・美術館・地域美術
学級づくり
総合的学習・生活科・地域
国語授業
社会授業
算数授業
理科授業
体育授業
道徳授業
外国語授業
音楽・ミュージック
自然・科学
動物(Lee/Chiro/Rufi)
スポーツ
学校行事・その他学校
情報教育(マイタウンマップ)
情報教育(ICT/情報研/JAET))
Future未来問題解決プログラム
情報(社会・news/blog/HP)
情報(番組・メディア・映画)
Macintosh
日常・旅・まち・料理
校内研究
プロフィール
我が家のアート
学習指導要領・教育施策
変わりゆく駅周辺
教師

環境エコ
I love N.Y.
教務の仕事
霧プロ
ゆげっこ同窓会
Family
小説
理科授業
熊本地震
未分類

LINK(excite以外)

ブログパーツ

お気に入りブログ

おおはしわあるど=ブログ=
図工だいすき子ども美術展
美術な目
■ 創生地 ■ そろそろ...
美術と自然と教育と
図工準備室
Hawaiian Br...
れれれさるの『学級日誌』
写真は口ほどにモノを言う 
図工室から ―図画工作の現場―
ぱれっとぺーじ
はーと&はーと 
尻別川の畔より/K9 F...
falmouth
図画工作・美術教育の大切...
“色といろいろ日記”
うつわのココロよ。
Heavenly Blue
つくること みること か...
のんびり徒然なるまま
smilecircle
街を美術館にしよう! ま...
図工大好き橋本ゼミin函館

最新の記事

ABCの歌LMNOP
at 2017-10-14 05:24
ABCの歌LMNOP
at 2017-10-14 05:24
新外国語教育の年間計画・活動例
at 2017-10-12 05:17
移行期間の外国語授業時数
at 2017-10-10 05:44
熊本 みずあかり 2017
at 2017-10-09 08:52

最新のコメント

毛皮のコウディーさん、コ..
by saibikan at 22:14
彩美館のブログ主様初めま..
by 毛皮のコウディー at 16:37
カギコメ様 了解です。..
by saibikan at 21:11
カギコメ様 コメントあ..
by saibikan at 21:09
Y様 こちらこそ、..
by saibikan at 17:18
「全員でゴール」たしかに..
by saibikan at 08:15
新年度、私も同じところか..
by ゆい at 08:56
西尾さんにここまで丁寧に..
by 村上 at 17:30
いじめを受けたことがある..
by saibikan at 14:02
どういたしまして。うれし..
by saibikan at 04:31

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2003年 06月

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

教育・学校
先生

画像一覧