カテゴリ:学級づくり( 167 )

応援団物語3 目力と腹力から


団長としてやるという意欲を自分で持てても、課題克服は自分一人ではできない。
もちろん学校行事での活動だから、教師の指導や支援が必要である。
そして、仲間や家族の助けもいる。

団長が決まったのは、5月の4連休直前。
担任のKANは、放課後にF団長を呼び、話をする。
「連休の間に、力を付けておいで。それは目力と腹力。
 団長は視線を離さず一つの物をじっと見つめる集中力が必要だよ。
 スプーンでも鉛筆でも遠くの山でもいいから少なくとも30秒は
 カッと目を見開いて見続けられるようになりなさい。
 もう一つは腹力。お腹の筋肉を使って声を出す。のどからの声じゃ
 どんなに大きく出してもやがて声がかれる。音読をするとき
 腹力を意識してやっておいで。」
目力と腹力。Fに必要なのはまずそれである。
難しいエールや振り付けよりも、まずは姿勢と体づくりの基礎・基本。
足を地面にどっしりつける足力も必要なのだが、KANは、そのことは
連休後に伝えることにした。

そしてKANはその夜、親にも電話をした。
「お聞きになりましたか?」
「びっくりしました。すごいじゃない、がんばって、とは言いましたが
 ほんとに大丈夫でしょうか?」
「ほめていただいてありがとうございます。きっとがんばりますよ。
 ただ・・今のままではだめです・・・」
あとはFに話したようなことを話し、支援をお願いした。

連休に入り、F団長は、自宅で目力をつけるためスプーンをじっと見る練習と腹に力を入れて本を読む練習を開始した。もちろん、それだけでは足らない。大きな声でのあいさつや気をつけの姿勢等、自分なりに一生懸命やり続けた。

c0052304_09011919.jpeg連休後、学校で、KANがFに声をかけた。
「やってみたかい?」
Fは
「はい。目が乾燥してたまりませんでした。でもがんばりましたよ。お腹から声を出す音読も毎日やりました。」
と答えた。
彼の話す目つきが、少しだけ変わっていた.

(続く)

 











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by saibikan | 2014-05-18 09:03 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

応援団物語2 応援団長決定す

団長を推薦する段階において、意外だったが、
男子は女子の中に団長ができる者がいると言い、
女子は男子の中に団長にふさわしい者がいるという意見を出した。

男女の仲が悪いことはない。むしろ仲は良い。
相手のよさを認め合うこともできる学級に育ってきている。

また推薦された5人は決して「団長がいや」という言い方ではなく、
自分なりにやりたいことがあるから、というポジティブな考えを表明した。

だから、時間をおくことで
「よし、じゃあ自分がやる。」
という子どもが出るだろうと、担任のKANは考えたのだ。

翌日になり、前日の帰り際にFが「自分がやりたい」とKANに申し出たと言う
情報は全員に知れ渡っていた。朝から
「団長決めはどうするんですか?」
「F君は自分で言ったから決まり?」
と訊ねる子どもがいた。KANは

「いや。昨日言ったようにまず推薦された人たちの考えをもう一度聞こう。
 ただし、後でF君が立候補してきたので、その人の考えも聞いてから、
 あとはどうするか、みんなで話し合って決めなさい。」

と伝えた。

他薦の5人は団長でなく他でがんばりたいという気持ちは変わらず。
自薦の1人だけが「団長をやりたい。」と。

クラスの意見は、大半が
「F君がよい。やりたい人に任せた方が良い。」
「F君はまじめだし、きちんとやる。立候補してるから、やる気がある。」
という意見だった。挙手させると、最終的に全員がFを支持。

KANだけが
「簡単に賛成はできないな。本当に大丈夫だろうか?
 たしかにやる気は認めるよ。彼はがんばりやさんだし、先生もいつも
 F君の働きぶりに感謝している。ただしF君の普段の声は小さいよ。
 団長は運動場で、下級生みんなに大きな声で指示を出すこともある。
 それができるぐらい大きな声を出せるかな。」
と敢えて反対の立場に立った。
 「それに団長は、1年生から6年生までの団の全員を引っ張って
 いかなくちゃいけない。やりたいだけでできるものじゃない。また
 クラスの代表として、学校全体のリーダーとしていろいろと動くことも
 必要。みんなも、団長をもり立てて、心を一つにして勝利目指して
 がんばらなくてはいけない。そこまで考えているかい?」

KANは、厳しい言い方とは思ったが、簡単に決まってから
「できない」「しない」で、本人やクラスの子どもたちが
きつい思いをしてはいけないと考えたからこそ、そう話した。

それでも
F君は「声は出るようにがんばります。」
クラスみんなも「やっぱりF君が良いと思う。みんなで団長を盛り立てます。」
と変わらなかった。それならと、KANも
「分かった。じゃあ、応援団長はF君に決定しよう。
決まった以上はみんなでF君を中心にがんばろう。」
と笑顔で答えた。
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(続く)


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by saibikan | 2014-05-17 18:26 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

応援団物語1応援団長の候補

応援団物語1  

運動会まであとひと月となった頃、教師KANが
「近いうち、運動会の応援団を決める」
と言った。特に団長を1番に決めると。

翌日、KANが希望を募ったが、クラスからは団長の立候補がなかった。
「じゃあどうする?」とみんなに問いかけると子どもたちは「推薦」。
5人の名前が挙がった。
遊びではリーダー的で元気者のA
最近リーダー性を身につけてきたB
声が大きく学習にがんばるC
グループで力を持ちリードできるD
正義感が強く自分の意見をはっきり言うE

この中には、KANから見て、
団長としてしっかりやれるだろうという子どもや
団長になればさらに力がつくだろうという子どもが何人もいた。

しかし5人とも、団長に対しては、みんな「NO」と答えた。

応援団はやりたい、あるいはやってもいいが、
団長まではーという子どもが多かったのだ。
その多くは、
 副団長として支えたい、
 太鼓を叩きたい、
 ダンス部長として振り付けをやりたいなど
ある部門に特化した応援団員希望だった。
自分は応援団以外のことで運動会をがんばりたいという子どももいた。

KANは
「さて、じゃあどうする?明日また話し合おう、一晩考えておいで。」
と帰りのあいさつをして下校をさせた。

すると、別のある男の子Fが
「ぼくが応援団長をやっちゃだめですか。」
と声をかけてきた。KANは少々驚いた。
休み時間は友達と元気に遊ぶ子どもだが、体は細く
話す声もあまり大きくない子どもだからだ。
ただ体育等の運動は好きで、体はよく動く。
とても気がつく子どもで係や委員会の仕事は熱心にしてしてくれる。
それでも授業中の発表の声の小ささでは男子の中でも1、2を争うぐらいである。

正直、団長としてやれるだろうかーという不安がKANの脳裏をよぎったが
「へえ、すごいな、そう言うやる気はたいしたものだよ。」
とほめ、
「でもね、団長は、やりたいだけじゃだめだよ。分かるよね。」
と続けた。Fは、こっくりと頷いた。
最初に団長のリーダー力についてはKANが全体の前でも話していた。
KANが言わんとすることを、Fはそれなりに理解したようだ。

KANは、彼のやる気は尊重し
「じゃあ明日今日推薦されたひとも含めて、候補の一人として
 みんなで話し合おうか。
 あの5人もみんな一晩考えてくることになっているから君も
 もう一度考えてきてね。」
と答えて下校させた。

(続く)
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by saibikan | 2014-05-16 06:30 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

日めくりカレンダー2014


今年もまた、子どもの手作りカレンダーを行っている。c0052304_16432468.jpg
昨年度と違うのは、

「今日のめあて」をこの中から省いたこと。(めあては別の場所へ記入している。)

「今日のキセキ」⇒「今日発見したリーダー力」へ変えたこと。(「リーダー力」今年度のメインなので)

名言はみんなけっこうおもしろがっているから、続けることにした。(意外な言葉を子どもたちが見つけてくることがある。)


一人2枚書いているので6月半ばまでは用意している。6月に一度1学期の残りを書かねばならない。



4月は、日めくりカレンダーとしてだけの機能だったが、
4月が終わった時点で、17日分(4月の授業日数分)を
昨年と同じように、教室側面に掲示した。
4月のクラスの軌跡(キセキ)として。
今年はひと月終わる毎にひと月分のカレンダーを貼り出して
ひと月を振り返ろうと考えている。
毎日貼るではちょっとうまくいかないこともあったので。
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このようなことは、毎年やりながら、改善していくところが面白い。
また、カレンダーの中身は、それぞれの学級の目標や子どもの実態に合わせて工夫してやってみるとその学級の個性が出ていいですよ。




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by saibikan | 2014-05-04 16:45 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

4月のリーダー力を自己評価

4月の最終日。
1ヶ月間を振り返って自分を見つめ、これからに生かす事が必要である。

テーマは「リーダー力」
学級は、自分は、「リーダー力」を発揮できたか?
自分には「リーダー力」は身に付いてきたか?

ある資料を見せた。船が転覆(沈没)している写真である。1枚は子どもたちはすぐに気付いた、隣国の、豪華客船沈没事故の写真であることを。悲しいニュースである事も、理不尽な事があったという事も気付いていた。

その国が、数日前のニュースで、数年前の我が国で起きた類似の客船転覆事故と比較していた。そこで取りあげられていた我が国の転覆した船の写真も見せ、ニュースのように比較した。

一方は多数の死者行方不明者。一方は全員救助。何が違ったのか?

隣国の事故は大きな報道があり子どもたちもよく知っているだけに意欲的に発言した。もちろん条件はいろいろと違った。ある子どもが言うように潮の流れもそうだろう。救助隊の敏速さについてもあったかもしれない。
そんな中、特に「船長や乗組員の行動」「避難誘導のあり方」について意見が多く出た。責任者は、乗客の安全を守り、最後までしっかり行動すべきだ、ということだった。いざという時のリーダーの行動は「人の命を守る」ことにつながるのだ、ということでまとまった。
我が校のめあての中に「命を守る」という言葉があり、子どもたちも常に意識している。

 
「さて、君たちは学校のリーダー。船長とは違うが、率先して行動し、他者や下級生に共感されるリーダーであらねばならない。そんな話を4月の最初にしたよね。どうだろう?これまでの大きな行事や、生活で、あるいは日常の行動で、リーダーとしての活動はできているかい?◯と×で考えてみよう。」

◯よくできていることは?
・歓迎遠足でがんばった。
・1年生を引っ張ってリードし、めんどうをよくみた。
・委員会活動で進んで活動している。
・朝自習も自分たちできちんとしている。
・登校班などしっかりやっている。

×まだまだだということは?
・1年生と話を合わせる事。
・1年生にいろいろなことを教える事。
・1年生をまとめる事。
・無言そうじ。
・時間を守る事。
・あいさつ。
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「そうかあ、じゃあもっと1年生とかかわらなくちゃいけないね。
そして日常の生活や行動でもがんばることがありそうだ。」

「では、自分で立てたリーダー力はどうだろう?
後ろに貼ってある「1学期の目標」の「リーダーとして」のところを振り返り、評価してみよう。」

それぞれが評価し◎◯△×を記入。
目標がそれでいいかも検討した。
学習や生活の目標も同じように行った。

最後に

「卒業時にゴールとしてめざしている立派なリーダーの姿を100点としたら今は何点ぐらい?」
全員に約10点刻みで、挙手をお願いした。
最も多かったのは10点〜20点のところ。
よくわかっている。

これからの成長に期待。





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by saibikan | 2014-05-03 12:26 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

スムーズな当番活動3=掃除

当番活動について その3 掃除当番

我がクラスの当番活動は主に次の3つである。
A  日直
B 給食当番
C   掃除当番

活動がうまくいくように、いつも次の事を考えている。

1 一人一人の活動内容は明確になっているか。
2 活動が十分になされているかの評価。
3 交代の周期や役割交代が子どもの手で行われているか。

****************************

C 掃除当番

これが最もうまくいくようになることが難しい。
他の当番と違って、常に教師が近くで掃除を見ているとは限らない。
特に高学年となると掃除場所はばらけるし、広範囲となる。
他の掃除をしている学級学年の姿の影響も受ける。
学校全体の方針との兼ね合いもある。

逆に掃除がうまくいくということは学級作りがかなり成功している。

さて自分の学級を見ると・・最近はよくがんばるようになった。
だが、まだまだであると思う。
「無言掃除」が合い言葉にあるが、そこまで高まっていない。
決まった範囲だけは一生懸命やっているが、それ以上に主体的に
工夫した掃除はできていないというのが現実。今からである。

掃除については様々なやり方があるが、ここでは今の我がクラスのシステム。

担当となっている場所を4区画に分け、掃除グループ4つに分ける。
掃除グループの編成は、私が決める。生活面のリーダー的な子どもが
いるといないでは違ってくるからだ。

それぞれの掃除場所の人数割りや掃除の手法も最初に指導する。
私の場合、1ヶ月間は同じ区画である。週交代などあまりころころ
変わるべきではないと思う。できれば1学期間同じ場所でもよい。

ただし1ヶ月間の中で区画内の分担や交代の手法は子どもたちに任せている。
限られた中で、子どもたちの自治や工夫を心がける。
・掃除が始まってから「今日の分担を決めよう」等は絶対にしない。
 月初めに確認をする。(ここでもホワイトボードを活用。私がしなくても
 月初めに係の子どもが札を付け替えるようになった。)
・掃除が終わったら、毎日簡単な反省会をする。
・リーダーに後片付けのチェックをさせる。
ことを心がけている。

なるべく私が掃除場所を回って、がんばっていればほめる。
だが指導が必要な場面にも出会うので、根気だな、とも思う。
廊下の雑巾がきちんとかかっているかどうかが
けっこう掃除がんばり度のバロメーターになっている。

担任を持った初めての学級で特に最初に行うのは
・全員での教室掃除。
・全員に(男女別ではあるが)トイレ掃除で便器ふき。
・雑巾がけをきちんとして写真に写し、それを掲示。
そこからスタートしている。

縦割り集団の遊びが定着してきているので、掃除も取り入れられないかな
という考えも最近は思うが、学校全体ではまだまだ難しいかー検討事項だ。
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by saibikan | 2014-04-25 06:35 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

スムーズな当番活動2=給食

当番活動について その2 給食当番

我がクラスの当番活動は主に次の3つである。
A 日直
B 給食当番
C 掃除当番

活動がうまくいくように、いつも次の事を考えている。

1 一人一人の活動内容は明確になっているか。
2 活動が十分になされているかの評価。
3 交代の周期や役割交代が子どもの手で行われているか。

****************************

B 給食当番

1(活動内容)当然の事ながら年度始めにしっかりと確認する。
       我がクラスは22人と少ないので、当番グループは大きく2つに分ける。
       ①運搬・配膳のグループ11人
         パンご飯、大おかず、小おかず、牛乳、おぼん、食器 各1〜2人ずつ
       ②準備・片付けグループ
         給食台の準備、給食台の片付け、台ふき、ゴミ袋準備、
         食後の掃除、見本給食作り、整列チェック      各1〜2人ずつ
      
        基本的に全員で行うということだ。

2(評価) 教師が並んで①のグループと一緒に仕事をする事で確認できる。
      やらない子どもや忘れてる子どもには、まずお互いが声をかけている。
      教師が出るのは最後の手段。
      ②はできていなければ①ができない事が多いので、教室に帰ってきて即確認。
      
         食べる事には子どもの欲求が高いので、当番をきちんとすれば
         早く楽しく食べられることを子どもたち自身が理解している。

3(交代) ホワイトボードを利用して、1週間毎に札を付け替えて仕事を月曜朝に仕事を確認する。
      付け替えは給食委員や給食係にお願いしている。
      毎月曜の午前中には、彼らが行っているので、私は何もしない。
     
        5年生の途中から、交代がとてもスムーズになっている。
      
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by saibikan | 2014-04-24 06:24 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

スムーズな当番活動1=日直

我がクラスの当番活動は主に次の3つである。
A  日直
B 給食当番
C   掃除

2年目だからということもあるが、当番活動はスムーズに動いている。
うまくいくように、いつも次の事を考えている。

1 一人一人の活動内容は明確になっているか。
2 活動が十分になされているかの評価。
3 交代の周期や役割交代が子どもの手で行われているか。

A 日直
1(活動内容)5年生の時から継続しているのでみんな理解している。
       あまり負担にならないようにしている。
        ・時間毎の号令、
        ・朝の会と帰りの会の司会(めあての発表とふりかえり)
                 (その日のよさをみつけて発表)
                 (今日の名言の発表)
        ・日めくりカレンダーへの記録
        ・最後の戸締まりの確認

2(評価)事前に決めておくこと=前日にホワイトボードに書いているか確かめる。
     その日の振り返り=日めくりカレンダーの記録欄を書いているか見る。
              できていたらシール。
        *写真は去年のもの。今年はちょっと変えている。
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3(交代)日直は2人制にしている。 しかも一人がメイン。メインは翌日サブとなる。
     こうすることで、バトンタッチがうまくいく。前日のメインがうまくアドバイスをする。
     その日の当番名は掲示係がホワートボードに毎日書いている。


     
    
    
     

      



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by saibikan | 2014-04-24 06:07 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

おやじ2人で「リーダーズ」

「学年通信の名前を何にしようか?」
隣の男先生と話した。
「何でもいいです。おまかせします。こだわらないので。」
年齢はあまり変わらない。私がやや上。

で、考えた。去年のことを思い出す。
あの時は隣の元気な担任女性と2人で考えていた。私が
「担任2人の名前をもじってインパクトのある覚えやすい、『◯◯◯◯◯通信』は?」
と冗談で言ったつもりが、彼女は即
「それいいっす!」
であっという間に決定した。担任の連携を感じる親しみがあるタイトル。保護者会でも笑いが出た名前。

今年は文字が重ならないので、その手は使えないな。
「おやじ2人だし、オヤジーズにでもするか。」
私の独り言に、近くにいた他の学年担任が(本校職員室は狭いのですぐ聞こえる)
「それはちょっと・・・」
と冗談やめて、の眉ひそめ顔。
「じゃあ、気持ちだけは若いからルーキーズ」
「それも無理が・・・」
とあきれ顔。心の中で(この先生ふざけてる)感がありあり。

どうも自分の中に「ーーーーズ」がインプットされてしまった。
ふと「リーダーズ」という言葉が頭に浮かんだ。
多分先日テレビで見て感動した、同名の番組名が頭の片隅に残っていたのだろう。

「リーダーズ。どうです?6年生は最高学年。学校のリーダーとしてがんばってほしいという願いを込めて。」隣の男先生に提案
「OKです。」
ということで今年の学年通信は「リーダーズ」

*************************
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学年集会でも、2人のオヤジがリーダーについて話した。

子どもたちに、「リーダーって何?」とたずねると
 C:まとめる人 引っ張る人 団体の長  ボス 社長 

「それも正解だが、リーダーって目立つリーダーばかりじゃない。
支えるリーダーもいる。」
「学校を引っ張っていくリーダーは6年生。
つまり君たちはリーダーになるべき存在。」
「一人一人がリーダーになれる。いろいろな場で。」
「真のリーダーとなるには、下級生から信頼され尊敬される行動が必要。」
「他人への思いやりも重要な条件。」

教室でも、学年通信「リーダーズ」を配布する時、
担任2人のニコちゃん似顔絵に思わず笑いがー。
そこで再度「リーダー」について、ま・じ・め・に・話した。

「『リーダーズ』は先生2人のことじゃない。6年生みんなを表す「リーダーズ」
 卒業する時、最高のリーダーズだったと言われるようになろうな。」

「最高」にちょっと不安そうな表情を見せたので
「大丈夫。きっとなれるさ。そう信じる事。それに先生はできない事は口にしない。今までだってそうだろう?」
そう言って安心感を持たせると、満面ではないにしても笑顔がちらほら見えて頷いた。

いよいよリーダーズとしての本格始動。

 つまりオヤジ2人のリーダーズ? ノー 6年みんなのリーダーズ

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by saibikan | 2014-04-12 15:35 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

「進んで、リーダーとして」の期待

「自分で動く
 みんなで動く」

それが昨年、担任発表の後、体育館で私が5年生全員に話した事。
その後、学級では、

「輝き、成長する5の2」

を合い言葉に決めた。

そんな中で、昨年子どもたちが話しあって決めた目標は、

「努力し、助け合い、信じあって、難関を突破しよう」

難関って?君たちの最大難関って?に

「遊びで、もめる事です。」

に思わず苦笑い。でもそれは彼らにとってとても大きな課題だった。
みんなで遊びたい、仲良くしたい、それなのに遊べばもめる、けんかする、泣く。
それでも全員遊びをしようとしていた。なぜだろう?
よくわからないが、そのプラス思考をなんとかしようーそこからキセキクラスは始まった。

あれから1年近く。

完全にもめることはなくならないけど、ずいぶんクラスは変わった。
成長した。ちょっと珍しく涙するぐらい。
2年前のドラマチックな激動の学級ではないけれど
やはり学校内ではかなりの課題があって、それなりにがんばったよ。
だから成果も現われたと思っている。

そして今年4月、私は持ち上がった。
予想外だった。
役目は果たしたからと思っていたから。

だが、まだまだすべきことはあるよ、という命令だったのだろう。

今年は、教室でまず話した。

「6年生だから、
 自分で動く、みんなで動くに加えて、
『進んで』動きましょう。」

あまり細かい事は言わなかった。

翌日に学年集会を開いた。
そこでは学年主任としてちょっと詳しく話した。

「みんながリーダーとなって輝いてほしい。
 一人一人が主役となって活躍してほしい。」
ことを。

43人の6年生のこれからの育ちが楽しみである。
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by saibikan | 2014-04-11 23:01 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本アナログ。ADEでランナーでもあるさいびかんのblog。


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