カテゴリ:本( 17 )

朝を整える100の言葉

久しぶりに本の話題です。
約3週間前に、市内の繁華街の書店で見つけた本。

「あなたの朝を迎える100の言葉
 世界中の朝日×偉人たちの名言」
 (編=いろは出版)

ふと手にとってパラパラと見て役立ちそうだと思い、その場で購入。
飲み会がその後あったにもかかわらず、無事に持って帰った。

その翌日以来、毎朝読み、1つの言葉をFBで発信中。
偉人の言葉は何処かで聞いたことがあるものが多いが
美しい朝日との組み合わせで、心に残るものになっている。

さて、今日紹介した言葉はこれ。

二十年後に失望するのは
やったことよりもやらなかったことだ。
綱を解き、
船を出し、
風で帆を捕らえよ。
探検し、
夢を見て、
発見するのだ。
 マーク・トウェイン(作家)

マーク・トウェインといえば
子どもの頃夢中になった「トム・ソーヤの冒険」が忘れられない。

20年かー今日を起点に、過去と未来を考えてみようー



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by saibikan | 2016-11-23 16:18 | | Trackback | Comments(0)

風神雷神はなぜ笑っているのか

対話による鑑賞講座の本
「風神雷神はなぜ笑っているのか」(上野行一著)

300ページ近い本をようやく読破。
購入したのは1年以上前でその時はまだ斜め読みだった。
今回は、じっくりと再読した。
読み応えがあった。
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題名にある「風神雷神」の屏風図を見て、中学生が対話をする鑑賞授業シーンから、第一部が始まる。思わず引き込まれるが、風神雷神の話が出てくるのは最初の部分だけである。その後の第一部は、びっしりと「対話による美術鑑賞の理論と歴史」が述べられていく。対話による鑑賞とVTSとの違いも。
実に勉強になる。

そして第二部になると「対話による美術鑑賞の授業について」。ここになると、現場の教師としては俄然面白い。第一部の理論に裏打ちされ、上野先生が研究をしてまとめられた鑑賞教育の授業が具体的に述べられる。21世紀型能力も視野に入れての学習課題と授業設計など、自分がこれまで他の分野(教科)でも研究してきたこととつながる。さらに作品選定、シュミレーション、環境設計など、授業を行う上での意義・ポイント・方法が述べられており、鑑賞授業に取り組もうとする者に大いに役立つ。
後半の165ページからの「授業の進め方」に具体的なステップの提示と説明、具体的な事例が最も興味深い。日常の授業実践を行っていく上でとても参考になる。特に「ナビゲーションとリレーション」の部分については、さらに深読みして、自分で整理してまとめ、活用できるようにしたい。

ということで、今日のところはここまで。
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by saibikan | 2016-08-16 09:13 | | Trackback | Comments(0)

「FG入門」が体験で深まる

教師が変わる!授業が変わる!ファシリテーショングラフィック入門(藤原友和著)
読書というより活用書という感じの本だが、今日はこの本を紹介。

以前読んだ本だが、やはり体験すると内容の理解度が深まる。
特に今回は
・セミナー前にさらっと読み返した。
・セミナー中に講師の意話を聞きながら、関係あるページを開けた。
・翌日に再度関心がある点を読んだ。
という3段階を付け加えたことで、実際に何をどう生かせるかという点が次第に明らかになってきた。
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理論編第1章の「FG10の機能」は昨日の講話と重ねてよくわかる。第2章の「FGスキル」が、実はみんなが実際に自分でやるときに「どうやればいいの?」って1番知りたいところ、スキルだから、ここに書いてある通りに練習してみて、身につければいい。ありがたい場所。もちろんこれを参考に自分にあったスキルに改善してもいいんだから。

実践編授業で使えるFGが一番知りたいところ。読んでいくと、やはり普段考えている「構造的板書」「思考するノート作り」や、日常よく活用している「付箋紙」「ホワイトボード」などのモノも関係あるし、しょっちゅうやっている少人数グループの話し合いだけでなく「ポスターセッション」「ワールドカフェ」などのスタイルも経験しておくことが大事だとわかった。そんな中で模造紙やマジックコピー用紙を扱う場も経験しながら、段階的・系統的にFGを取り入れることが必要だろう。そのために段階的なFGの授業例があるのはありがたい。
とはいえ実際に授業でする前に、自分がまず経験することだ。校内研修などで取り入れてみるといい。今はまた研究担当なので、そう考えると実践編2は、即役立つところである。

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by saibikan | 2016-08-13 17:01 | | Trackback | Comments(0)

「センス・オブ・ワンダー」を読む

夏の読書2 「センス・オブ・ワンダー」(レイチェル・カーソン)

わずか60Pの短編なので一気に読んだ。この本を読んだきっかけは、「ゼロから学べる小学校図画工作授業づくり」の中の、p20「感じる図工、考える図工」の項の中で、共著者の森實さんが引用しておられたからである。題名も作者も知ってはいたが、読んだことがなかったので、我々の著書が刊行される前に読んでおいた。今日2度目読み。

レイチェルの姪の息子であるロジャーと一緒に海辺や森の中を散策し、星空や夜の海を眺めた経験を元に書かれた作品。1964年に56歳の生涯を閉じた作者が生前、書き溜めていた原稿を、死後に友人たちが体裁を整えて出版した本。「沈黙の春」が有名な著者。
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「知ることは、感じることの半分も重要ではない。」

引用された言葉が24Pに出てくる。その言葉に象徴されるとおり、自然と関わる体験で研ぎ澄まされる感性の重要性が語られる。いきなり始まるスナガニ探しを海辺で楽しむ場面は、微笑ましい。その後もずっとロジャーと自然の中で感性豊かに過ごす様が、美しい写真と共に語られていく。

いやあ、自分は我が子にここまで自然との触れ合いを大事に提供できなかったなあ、と悔やむ。キャンプにはよく行き、星空を一緒に眺めたり林の中の虫の鳴き声を共に聞いたりはしたが、ここまで自分が感性豊かに楽しんでいなかったなと。

孫ができたらちょっとは、レイチェルのように考えられるのだろうか?

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by saibikan | 2016-08-07 19:13 | | Trackback | Comments(0)

「子どもの頃から哲学者」を読む

夏の読書。子どもたちが夏休みの間に、自分も仕事合間の読書に勤しもうと思って時折読書をしている。1度読んだ本もあるが(再読)、この夏に読んだ本を記録しておこう。基本的に7月24日〜8月23日に読んだ本を、今年の夏の読書としよう(2学期が始まれば、なかなか読む時間がなくなるだろう)

夏読書1 「子どもの頃から哲学者」(苫野一徳)
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 「どのような教育が『よい』教育か」「教育の力」に続いて、苫野先生の本は3冊目。久しぶりの苫野書。
最初の2冊は、哲学者の語る教育書として面白く、わかりやすかった。「相互承認」や「学びの個別化・協同化」と言う部分が、自分たちのやっていることと重ね合わせて、妙に納得したものだ。

今回の「子供の頃から哲学者」は苫野先生の、面白き(といえば失礼かもしれないが)ある意味波乱万丈な人生が描かれた本である。しかもその随所に有名哲学者の名前や言葉・考え方が出てきて、無知な自分にとっては哲学のことも少しだけ理解できた気がする。
この本でも「相互承認」の大切さは出てくる。しかも学生時代の「自意識のかたまり」からくる「承認欲望」のところから繋がっていることがわかる。そしてそこでヘーゲルの「ストア主義」をはじめとする3つの類型が述べられ、なんとなく哲学が横からすっと入ってくる気がした。

実は、2年前に苫野先生の本よりも、先生ご本人の話を先にお聞きしたので、彼の人間性や生い立ちが先にインプットされた。2014年7月、情報教育研究会で講師としてお越しいただいたのが最初の出会いである。その後は熊本大学准教授なので、身近なところでのご活躍を見聞きするようになった。私は、FBを通じていろいろと見聞きすることが多い(たまにコメントを交わす程度)。見かけは哲学者というイメージとはちょっと違うけれど、中身は芯のあるしっかりした方で、哲学に基づいて考えをわかりやすく伝えておられるところにいつも感心している。

この本を読んでいると、その時聞いた彼の私的な部分が、さらに膨らんでくる。その時はお聞きしなかった学生時代の苦悩された人生が見えてくる。
「不幸から抜け出す3つの道」(1、能力を上げること。 2、欲望を下げること。 3、欲望を変えること。)は
なるほどなあ、と思って読んだ。

その他、心に残っている言葉。
・絶対の真理なんてない。
・可能性が絶望者を救う。
・哲学とは「本質」を見抜くこと。
・社会の側からちょっと自分を見直してみる。

7月31日に仲間と一緒に読んだ本である。その後再読1回。
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by saibikan | 2016-08-06 22:04 | | Trackback | Comments(0)

ゼロから学べる図画工作授業づくり

「ゼロから学べる図画工作の授業づくり」の本が本日、刊行された。岡山大学の大橋功先生の監修のもと、熊本と北海道の教師たちが協力して書き上げた本。私も執筆させてもらっている。

書き始めた時、若者向けに・・・という依頼で書き始めたが、出来上がって読み通してみると、決して、若者だけに役立つ内容ではないと気付いた。図画工作の授業をするすべての教師、学級づくりや子どもとの関わり方で悩んでいる担任、特別支援教育の視点で授業を考えている先生方、ベテランや中堅の先生方・・・多くの方に手に取って読んでもらっても、きっと役立つことが一つはあるだろうと思う。保護者の方も是非。

不備な点は多々あるかもしれないが、本書をどうぞよろしくお願いします。
(ポチッとしてくだされば嬉しいです。)



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by saibikan | 2016-07-25 21:54 | | Trackback | Comments(0)

ねずみが苦手なだめ猫マウス

「新聞で先生の記事を見ました。大地震の後に子どもたちを元気づける授業をされている姿勢に感銘を受けました。」
というお便りとともに、ある絵本が10冊も届いた。
書名は「ねずみが苦手なだめ猫マウス」
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6月のことである。送り主は作者のお母様。
私とは全く面識のない方である。
本の主な内容は以下。

「ねずみが苦手」な猫・マウスと仲間たちの物語。仲間たちのスネーク、バード、スパイダー、コックローチとユニーク。変な名前ばかりの猫たちが、なぜそんな名前なのかは物語を読むと分かる。5匹のふしぎな冒険の楽しいお話。


実はこの絵本の文章を書いたのは、小学校5年生。現在高校生のかねしろさえさんが、5年前に小学校5年生の時の国語の授業で創作した物語。プロのイラストレーターが挿絵を描いて書店に並ぶ本となったそうである。
授業で生まれた作品が本になるなんてなんと素晴らしい。

教室に置いてみたら、ある子どもが手にとってパラパラとめくり
「これ面白い」
と読みふけっていた。

各学年に1冊ずつ配布して(支援学級にも)、図書室にも1冊提供した。
多くの子どもたちにこの物語が夢を与えてくれるだろう。

熊本の様子を心配してくださり、本校の子どもたちに向けて無償の提供。
ありがたいことである。
お礼を兼ねてここで紹介した。

心より感謝申しげたい。



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by saibikan | 2016-07-14 03:42 | | Trackback | Comments(0)

タブレットを活かす実践の本

2015年に読んだ本紹介 No.1   



c0052304_22313710.jpeg飲み会の帰り,ぶらりと寄ったTSUTAYAの本屋。
ああ,もう店頭に並んでいた。

中川会長の理論のもとでタブレット端末を活かした授業の活用例が52もある。
「メディア創造力育成」という視点で連なっている。これからの授業で育てるべき力を考え、授業を構想するのに役立つ。また、タブレットを使わなければどうする?ということも
考えるのにもよいだろう。

私も2事例を執筆した。
一つは単独で図工を。
一つは養護教諭のSさんと一緒で総合を。

また全国の実践家が名を連ねる中に
我らの情報教育研究会のメンバーの名前も
数名いた。我らが師匠であるYさんと
シューイチガールズと呼ばられる3名の女子。
いつもビデオ記録をしてくださるのっぽのFさん。
いつも研究会場を貸してくださるF小Mさん。
我らの研究会から巣立って都会に住み着いたBird君。

そして最後の第4章では数名の先生方がまとめ的に。
私たちの研究会のリーダーM先生や県の指導主事Y先生も。

全国の多くの先生方に読んでもらいたい本であるであるが、
身近な仲間は、絶対に読むべき本である。

今年のブログは自分が読んだ本の紹介も入れていく。
第1回は自分がかかわった本。
明け方に一気に読んでしまった。

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by saibikan | 2015-01-04 08:26 | | Trackback | Comments(0)

プレゼンテーションZENで学ぶ

9月から12月まで,所属する情報教育研究会では、プレゼンテーションについて、
講座やワークショップ、実践発表などが行われてきた。その拠り所となっていたのは

プレゼンテーションZEN(ガー・レイノルズ著)
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である。

毎回、著者のガー・レイノルズが語るDVDを参加者全員で見て考え、制作をし,
発表会を行う。そういうスタイルで4ヶ月間行われた。

ZENは大きく4つの項で構成されている。それを各月に1項ずつ学習した。

INTRODUCTION  イントロダクション   9月
PREPARTION   準備         10月
DESIGHN     デザイン       11月
DELIVERY    実践         12月

これは実に面白かった。

ZENで述べていることがどこまで実際に役立つのか?ということを検証しているよう
であった。しかもそこに、私たちがこれまで積み上げて来た研究や実践が、どの程度
活用できるのかというトライでもあった・・・ように私は一会員として思った。

この4ヶ月間で感じたのは,自他ともに、間違いなく全員のプレゼン力が向上してきた
ということである。それは毎回記録され発信される研修会の映像を見ると明らかである。

ただし、ZENのどこがよかったのか、ZENのどの部分が我々に大きく好影響を与えたのか
しっかりと分析したわけではない。今は感覚的に感じている。
それでも数ヶ月前のスライドや話し振りと比較して、どこが変わったか、それがZENの
内容とどう結びついたかを説明できれば、これは共同実践、いや共同研究として、
たいしたものになるだろう。それぐらいの価値ある4ヶ月間だった。

ちなみにZENには、実は、4項のあとにもう1項ある。

THE NEXT STEP 次のステップ

これは、今後の各自の実践に生かすとともに、1月の大きな研究会でも試すことになるだろう。
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by saibikan | 2010-12-06 22:14 | | Trackback | Comments(0)

「1億人の図工・美術」が届いた

数日前に本が届いた。
「1億人の図工・美術」
実にユニークで意義深い本である。

文教大学の三澤先生が実行委員長となって
2年前に開催された図画工作・美術なんでも展覧会(うらわ美術館にて)
で展示されたものが解説ととも掲載されている。
この本をめくっていくと、その展覧会場をめぐっていくよう。
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「なんでも展覧会」は有名な作品の展覧会ではなく、
図画工作・美術という教科に関する展示会であった。
だが、その内容は、美術教育雑誌の歴史から教科書の変遷、
記録映画、美術館の実践等実に幅広い。もちろん中心には
子どもたちの作品や教師の実践がある。
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本の冒頭で三澤先生が述べておられる。
「イメージを具体的な形に創り上げるのはまさに図画工作・美術の力」
文科省の奥村先生の文にはこういう言葉がある。
「美術教育の豊かさ、あるいは美術のすごみというものを、
 一人の子どもと社会という視点から切り開こうとする試み」

そのような書の中に「YUGEキッズゲルニカ」がプロローグとして在る。
子どもたちに代わって私が解説した文章もそのまま掲載されている。
本当に有り難いことである。
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カシヨ出版センター発行 税込2200円
開隆堂・日本文教出版・光村図書などの教科書会社で取り扱っている。

「1億人の図工・美術」を、よろしくお願いします。
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by saibikan | 2009-03-05 05:31 | | Trackback | Comments(2)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師Kanのblog。


by saibikan

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