カテゴリ:4年図工授業( 201 )

私たちのエノキを描こう4

以下は日刊中高メールマガジンの連載「子どもたちのわくわくアート」106号に
掲載された本文の後半を参考にした記事である。
********************************

☆私たちの学校のエノキを描こう4

 絵を描き始めたら、その後は黙々と・・まではいかないが(相変わらず
おしゃべりは多い子どもたちである)、色塗りに集中する姿があった。
あまりにも早く「できた!」という子どもとは、絵を介して対話をしながら、
さらに工夫するよう促した。

しかし、子どもなりに「終着駅に着いた。」と思っている時に、あまり言い
過ぎても、満足度がトーンダウンしてしまう。だから、ある程度塗り上がった
らよしとした。それにこの「エノキの絵」は、もともとスキルを高めるために
設定した時間である。
「描きたい!という意欲を高めること。」
形のとらえ方、色の使い方の基礎を学ぶこと。」
対象物に対する感性が働き、心情が豊かになること。」
の3つが達成できれば良い。
それが、この後の地域の写生画に生かされることが大事である。

2時間かけて、全員分の「エノキの木」の絵の着彩が終了した。
今回は、ラストの互いの鑑賞の時間はとらずに、自分の絵を見て
学習の振り返りをした。ほぼ全員がこの学習を「楽しかった」と言った。
着彩の授業後には、すべての子どもが「色の工夫もできた。」と振り返った。
エノキの学習をして」の学習の記述感想には、自分なりの工夫が多く書かれ、
エノキをよく見つめている言葉もあった。
一人の感想を紹介する。

「エノキをかいていた時にえだがたくさんあってにぎやかだな、と思いました。
色をぬる時には、木はいろいろな色をしていたので、こいのやうすいのをいろ
いろつかいました。
できあがってから絵をみたら、葉っぱどうしがおしゃべりをしているように見
えました。」

放課後に子どもたちが帰った後に、全員のエノキを床に並べてみると、すべて
の木が楽しく揺れて喋っているような、そんな錯覚にとらわれた。(終)
c0052304_05164313.jpg
***********************************

[PR]
by saibikan | 2015-10-16 05:18 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

私たちのエノキを描こう3


 以下は日刊中高メールマガジンの連載「子どもたちのわくわくアート」106号に
掲載された本文の前半を再編集した記事である。
********************************

☆私たちの学校のエノキを描こう3

 線で描いたエノキは実に個性的だった。一人一人の表し方の違いをずっと眺め
ていると面白い。4年生とはいえ、発達段階も個々によって違う。まだまだ写
実的に捉えらえない子どももいる。そういう子どもの絵も認めつつ、着彩指導
に入る。

 色を塗る授業では、3つの工夫を行った。

1 iPadに保存している絵の具の使い方の基礎・基本のビデオ映像を、デジタルテレビで見せる。
2 チョークと絵カードを使って板書を行う。
3 教科書にある「木の絵」の部分をiPadで撮し拡大してみせる。

1について
 1学期に見たビデオ「水彩絵の具使い方?正しく使って楽しく描く?」は、今回
も子どもにとっては、十分に役立った。すでに彼らは、映像内の話し手が私で
あることを知っている。
 「いつもの先生の声と違うよね。」「そうそう、色を広げるには10円玉だっ
た。」「あ、筆のバスタオル(筆拭き用のぞうきん)を忘れた!」
 子どもの反応や姿から、以前学習したことを思い出していることや、絵の具や
パレット、筆の使い方の基本を意識していることが読み取れた。
 この映像は、ネット上でも公開している。youtubeを使えるところならば、イ
ンターネットを通じて見せることも可能だ。
  ★水彩絵の具の使い方by Saibikan
   (https://www.youtube.com/watch?t=9&v=Oaf7m8pB71A)

2について
 映像は時間とともに流れていくので、大事なことは、板書でも残した。
パレットへの絵の具の出し方、筆の使い方。木の幹の塗り方や活用する色の種
類などに関する絵カードも示した。様々な手法で描いた色付きの葉カードも、
技法の説明はしなかったが、数枚黒板に貼っておいた。
「あの葉っぱ本物みたい。」「あの葉っぱが好きだな。」
 実は、この絵カード、本校の図工準備室の中に眠っていたものを夏休みの間に
発見したもの。きっと以前この学校にいた先生が作られたものであろう。すぐ
れものなので、活用させてもらった。
c0052304_05262081.jpg


3について
 ある教科書会社の絵を数枚、3・4年下(4年生になった時使う教科書)
掲載されている作品を参考作品として、デジタルテレビで提示した。
教科書は様々な絵が同時に載っているが、切り取って提示することで、
クラスが同じ絵に着目してそれぞれの絵の良さを共有できる。これは、
子ども達の目を引いたようである。
 次々と写し出される木の絵を見て
「こんな木でいいの?」「おもしろい!」「色がすてきだ。」
写実的な絵を描かねばならない、的な意識があったのだろう。
それが打ち砕かれた喜びがひしひしと伝わって来る。
「いいんだよ。もちろん見たままの色を作ることは大切だが、
感じたままの色を使うのも構わない。」

 ここまでくると、子どもの手はうずうず。
「早く塗りたい!」
私は笑いながら
「そうだね。じゃあスタートしようか。」
子どもの手は早速、絵の具に伸びていた。 (続く)

[PR]
by saibikan | 2015-10-15 05:30 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

わたしたちのエノキを描こう2

図画工作の目標は、以下である。


現及び鑑賞の活動を通して,感性を働かせながら,つくりだす喜びを味わうよ うにするとともに,造形的な創造活動の基礎的な能力を培い,豊かな情操を養う。


感性

つくりだす喜び


それらが子どもの内面からほとばしる授業をしていきたい。

どうしても、技能的な面に指導がいきがちな時期があった。

今は、図画工作を通して、子どもの「心」を磨くことをやっていきたい。

造形的な創造活動と結びついて、それらが高まることが図画工作のよさ。


実際の自分の実践は、まだまだと振り返る日々。

日常の授業の改善が、自分にできること。


以下は前回の続きです。(日刊中高MMに掲載)

先日の情報研で発表した内容でもあります。


***********************

 「この写真をみてください。」 

 私が提示した、倒木の写真(デジタルテレビに映し出した画像)を見て子どもたちはすぐさま反応。

「うわ、すごい。」

「台風で倒れた木?どこの?先生の家かな。」

まさか。こんな大きい木のある庭なんかないよ。

「あ、これみたよ。運動場みたいだ。お?お!・・・O小学校!」

写真のわずかな情報から推理して、見事にピンポイントに!私は

「その通り。よくわかったね。ニュースにもなっていましたね。見た人?」

と続けた。半分以上の子どもが、倒れたO小学校の大榎(おおえのき)のことを知っていた。

c0052304_05572994.jpg

 「他にも写真を見てもらいましょう。」

私は、地域や学校の方々の木に対する思いが伝わる画像を数枚続けて提示し、最後に学校のある児童が描いた「一本の木」を見せた。目の前の子どもたちは、絵を見ながら、推測した。

 この絵を描いた時、すでにエノキは倒れていたという事実を。そしてこの児童はなぜ、家に帰って絵を描いたのか、というその子の思いを。

c0052304_06030234.jpg

c0052304_06030588.jpg

 そこから、彼らの視点を自分たちの目の前に切り替えていく。

 「ところでエノキって、他にもあるところを知ってるでしょう?」

「ある、ある。僕たちの学校にも。」

 「台風でどうなったかな?」

「どうもなってない。元気に立ってる。」

 「そうだね。あのエノキはいつからあるの?」

「さあ・・・1年生の時にはあった。」

「この学校ができた時じゃないと?140歳かな?」

「そんなに大きくないよ。どう見ても20年ぐらい?」


 自分たちの学校のエノキについていろいろ語り合う。セミがよく鳴いているとか、誰かが登ったよ、とか。根元はどうなってたっけ?という疑問に、いつからか周囲に土が盛られてると思い出していた。

さらに、枝はどんな形で伸びてるかな?葉の色は?数は?台風で枝は折れてなかったか?様々な問いに頭をひねる子どもも出てきた。よく考えると、それぞれ、自分たちの身近な木を見ていないことに気付き始めた。


 「みんなのエノキはまだまだ元気いっぱい。だからこそ、その姿をしっかり見よう。そしてかき表しておくことも大事。画用紙にその姿をかこう!」

と、ここでB4の画用紙を出す。

「え?今?無理だよ。かけない。」

「どうなってたかなあ、外で見たらかけるけど。」

「じゃあ、外に行こう!自分たちのエノキを見てその場でかこう!」

「ほんとに?」

そこで、スケッチペンで描くことを伝える。かたつむりのようにゆっくり線で描くことも。画用紙、スケッチペン、画板だけを持って外へGO!


 子どもたちは外に出ると、下から枝を見上げたり、幹に手を当てて撫でていたり、いろいろな行動をとった。中にはエノキの近くにある登り棒の上にスイスイと登って、そこで画板を広げている子どもも2人いた。

「先生、あの上に○○くんたちがいます!」

思わず女の子が指差して叫んだ。絵を描くにはちょっと無理がある態勢だ。

「ああ、危ないからそこからはおりなさい。」

「いやだ!ここからがよく見える!」

いつもは絵を描くことに興味を示さない2人が意欲を持っていたことはありがたかったが、やはり安全性を考えるとそう声をかけざるを得なかった。やがて二人は、ブツブツ言いながら下に降りた。


c0052304_06083302.jpg


 そして約20分間

「自分たちのエノキの姿をよく見て、形を捉えてえがく」

ということをめあてに一人一人が画用紙にエノキの姿を描いた。

「なんかうまくかけないなあ。」

そう呟く子どもが何人もいたが、私は

「お。いい、いい!このダイナミックさ、力強いねえ。」

「細いところをよく見てるね。幹のこの膨らみも雰囲気出てる。」

「なに?うまくかけなかったから消したい?・・・いいって。色でどうにでもなるさ。ほら、木を見てごらん。枝は葉の陰に隠れてるじゃない。色で葉っぱをいっぱい書くと、隠れて意外といい具合になるよ。」

と、声をかけ回った。要は安心感を持たせることが第一だ。


 また、形の捉え方に助言があったほうがいいかなと思った子どもには、

「こうかくとさらによくなる。」

と一言付け加えるのだ。短い時間でどうにか形は書き終えた。

あと2回、1時間ずつ色塗りをする。(続く)


********************************


今回の写真の数枚は、知人の方の撮影したものを提供していただきました。



[PR]
by saibikan | 2015-10-01 06:08 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

わたしたちのエノキを描こう1


なぜ、エノキか?
学校のシンボルだから。
なぜ、今年エノキか?
学校は140周年だから。
c0052304_05500163.jpg
なぜ、今エノキか?
写生大会前の表現スキルとして描くのに良いから。
   プラス
夏休み終わりに目にしたあるできごとが、心を打ったから。

以下は、日刊中高メールマガジン(梶原編集長)に先日掲載させていただいた記事をもとに書いています。

*******************************

 8月に台風15号が熊本を直撃した。25日の明け方強風が吹き荒れたが、家の中にいた私は、「ずいぶん前に熊本に大きな災害をもたらした時ほどではないな。」とたかをくくっていた。確かに我が家には何も被害はなかった。

 だが、一夜明けてみると、市内のあちらこちらで倒木や家屋損壊の被害が明らかになった。そんな中、熊本市内のO小学校の樹齢推定140年の大木「おおえのき」(大榎)が倒れている画像をインターネットを通じて目にした。すさまじい強風が吹いたのだろうと想像できた。
 O小学校には、これまで数回仕事で訪れたことがある。学校の運動場にたくましくそびえ立っていた大木の存在は、無意識に記憶に残っている。学校のシンボル的存在の木だということは、訪問者にも一目瞭然だった。それが今回、根元から裂け、痛々しい姿を横たえていたのである。

 しかし私が驚いたのはそれだけではなかった。台風が去った後、その学校の倒れた木を次々と地域の方々や卒業生が訪れ、過去を懐かしみ、「おおえのき」に寂しげに別れを告げられている姿だった。ニュース等でその映像が流れると、いかにその木が、人々に愛されていたかを感じた。多くの人が、木の前に作られた記帳所で悲しみと感謝の言葉を記していた。

 数日後、知人の娘さん(O小学校児童)が、台風の3日後に学校に行き、倒れた「おおえのき」の前で記帳し、帰ってから木の絵を描いたということを聞いた。その絵を写真で見せてもらった。「おおえのき」が、明るく優しい色で元気良く立っていた。現実には倒れてしまった木が、彼女の心の中では今なおどっしりと立っている。そしてそれが形と色によって表現されている。これが絵の良さなのだ。

 ふと、自分の学校のことを思った。私の勤務する小学校にもあれほど大きくはないが、エノキが存在する。我が校は、狭い敷地だけに他に大きな樹木らしきものはなく、自校でもシンボルとなっている。今回の台風では、無事に立ち続けた。こちらは樹齢30年ほどか?実はよく知らない。エノキのことをそう考えたことがなかった。

 わが校の子ども達もどれだけ自分の学校の木のことを知っているだろう。気にかけているだろう。当たり前のようにそこに存在する木。しかし良く考えてみると、シーソーも砂場も、校庭の空間に広がるエノキの枝葉の眼下にある。低学年の頃から、エノキの陰で遊んできたのだ。ジャングルジムや滑り台に登ると、エノキの勢いづいた緑葉に触れることができる。暑い日に汗びっしょりになった時は、その木陰で休んでいるはずである。それほど大木ではなくても、我が校の子ども達に憩いの場を提供し、上から温かく見守っている木なのだ。

 ところで、我が校では2学期には写生大会が予定されている。4年生は校区にあるK神社へ出かけ、大きな画用紙に、心に残る風景を描くる計画を立てていた。2本の大楠の大木があり、広い境内のある場所だ。だが、校外で写生をした経験がない子ども達である。しかも長時間、一つの活動を行い続けることが難しく、常に手立てが必要という実態もある。そこで写生大会の前週までに、図画工作で2時間ほど、形や色のとらえ方や色のつくり方やぬり方について、今一度学習を進めるつもりでいた。いわゆる絵画表現のスキル的な時間として。

 そのスキルを高める時間を、「私たちの学校のエノキを描こう」というショート題材として取り組むことにした。今回、台風による他校の「おおえのき」にまつわる一連の出来事や取り組みを見たことがきっかけになった。その時間は、単に、形や色の表現の基礎(表現のスキル)を学ぶだけでなく、自分たちにとって大切なものを心を込めて描くという情操面の基礎(心情面のスキル)も養いたいと思い、設定したものだ。

 スキル的な学習であるがゆえ、短時間で効率良く進めたかった。しかし、道徳教育的な観点を含んでおり、総合的な学習の時間とも関連していく内容と考えると、2時間では無理と考え3時間扱いで行うことにした。
 2学期が始まって1週間後、台風で倒れた「おおえのき」の写真を提示するところから、授業は始まった。(続く)

*********************************



[PR]
by saibikan | 2015-09-29 05:52 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ10交流

コロコロガーレもラストの鑑賞の時間。
「鑑賞」と言っても迷路ゲームだから「遊ぶ」ことがまず1番。
前半は、友達と交換しながらとにかくゲームで遊ぶ。
後半は、遊びながら学習シートに友達の迷路の面白さや良さを書き込む。
最後には、コロコロガーレを学習しての振り返りをシェアしたかったが
交流しながら遊びに夢中な姿が続いてたので、「ま、いっか」

Mさんが、うれしそうに私や同級生にして見せたのを、簡単な映像に。



[PR]
by saibikan | 2015-07-03 04:55 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ9完成

制作5時間で、コロコロガーレが9割は完成。
どうしても時間何に終わらない子どもは出てくるが。想定内。
「次の鑑賞まで作っておけばいいよ。」
に、笑顔で
「はい!」
と答え、休み時間に作っていた。
出来上がった子どもたちは、横にいて一緒に作ったり、出来上がったもので遊んだり。
実は鑑賞も始まっている。

今ではもうほとんど出来上がった。
来週の鑑賞と振り返りで終了。
c0052304_06483414.jpg

[PR]
by saibikan | 2015-06-26 06:49 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ8対話

2時間制作後、子供は休み時間も作る。
こちらから作れとは言わなくても。
「作っていいですか?」
「おお、どんどん作れ」
コロコロを持ってきて数人集まり、話しながら作っている。
休み時間だから自由な会話もあっているが、
耳をすますと、それぞれの課題に沿った対話も行っている。

A「ここがうまくいかないんだよね。」
B「どれ、貸してん。あーここがいけないよ。」
A「どうすればいいかな。」
B「そうだなあ・・そこはね、〜だから、こうすればいいかもー」
C「いやいや、・・・したらいい。ぼくは、こうしたらうまくいったよ。ほら」
AB「すげえ!」

そんな対話も行われながら自主的制作も続いた。
だから、次の週には出来上がりそうな見通しもついた。
c0052304_07000591.png




[PR]
by saibikan | 2015-06-23 06:30 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ7思考

製作者に近づいて対話をすると、みんな自分の考えを話してくれる。
考えてる。自ら考えている。だから話せる。ものがあると話せる。
それが図工のいいところだ。
まだまだ制作は始まったばかりだけど、みんな楽しそうなのだ。

c0052304_03472558.jpg



[PR]
by saibikan | 2015-06-22 03:48 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ6創造

コロコロガーレ制作開始のシーンである。
発想・構想から創造的技能の活用へ。
それぞれの材料、それぞれの動き、それぞれのスタート。面白い。
ここでは8人分だが、32人いれば32通り。
c0052304_06151288.jpg

このあっと、「思考しながら創造」を繰り返し、2時間があっという間に過ぎる。


[PR]
by saibikan | 2015-06-21 06:39 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

手作りコロコロガーレ5制作

コロコロガーレの制作が始まった。
まずは2時間。
すでに自分でたくさん箱や厚紙を持ってきている子どもがいる。
そういう子ども達は、
「どうやって作るんですか?この説明図はわからない。」
などとは言わない。そりゃあそうだ。彼らの頭の中に設計図があるから。
今回はセットものではないから。
見た目のデザインでなく、仕組みに思考は動いている。

とはいえ、そういう子ども達だけではない。
一生懸命作ろうという意欲があり、図もなんとか書いたが
実はどう作るかよくわかっていない子どもがいる。
また、材料集めは行わず、何も持ってきていない子どももいる。
「工作用紙だけでいい。」
そういうが、どうしたらいいのかわからないような表情。

このような子どもたちもいるので、一気に作るとはいかない。
もちろん「早く作らせてー」とうずうずしている子どももいるが
ある程度の手順と、諸注意はまず全体でしなくてはならない。
日々教材研究の時間があまりないので、授業の設計図は私の頭の中。
準備は特になく、提示用の図もない(あれば早いのに・・・反省しながら)
雑な板書で一斉指導。
それから一気に制作スタート。


その後は
 自分でガンガン作る子ども
 材料を見てながめている子ども
 自分の設計図をみてつぶやいている子ども
 友達と相談している子ども
 じっとしている子ども
いろいろな姿が見える。
その子ども達の姿を一望して、どう動くか決めて自分の個別指導もスタートする。

c0052304_06494106.jpg
*雑然とした机の上だが、この子どもの表情は笑顔。手は自分でどんどん動いている。

  

[PR]
by saibikan | 2015-06-20 06:50 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師Kanのblog。


by saibikan

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
キッズゲルニカ制作編
キッズゲルニカ発信編
アートマイルプロジェクト
6年海外交流ArtMile図工・総合
5年図工美術家連携プロジェクト
5年総合BOBURAドリームP
6年図工授業
5年図工授業
4年図工授業
1.2年図工授業
3年図工授業
ソーラン節
魔法プロジェクト(特別支援教育&ICT)
図工総合関連(竹ちゃん学習)
図工国語関連(やまなし)
図工サークル
図工室経営・図工美術論
図工美術全国大会/InSEA
図工美術熊本県大会2014
版画会・県市図美研・図工研発
造形展・子美術展・児美教室
美術作品・美術館・地域美術
学級づくり
総合的学習・生活科・地域
国語授業
社会授業
算数授業
理科授業
体育授業
道徳授業
外国語授業
音楽・ミュージック
自然・科学
動物(Lee/Chiro/Rufi)
スポーツ
学校行事・その他学校
情報教育(マイタウンマップ)
情報教育(ICT/情報研/JAET))
Future未来問題解決プログラム
情報(社会・news/blog/HP)
情報(番組・メディア・映画)
Macintosh
日常・旅・まち・料理
校内研究
プロフィール
我が家のアート
学習指導要領・教育施策
変わりゆく駅周辺
教師

環境エコ
I love N.Y.
教務の仕事
霧プロ
ゆげっこ同窓会
Family
小説
理科授業
熊本地震
未分類

LINK(excite以外)

ブログパーツ

お気に入りブログ

おおはしわあるど=ブログ=
図工だいすき子ども美術展
美術な目
■ 創生地 ■ そろそろ...
美術と自然と教育と
図工準備室
Hawaiian Br...
れれれさるの『学級日誌』
写真は口ほどにモノを言う 
図工室から ―図画工作の現場―
ぱれっとぺーじ
はーと&はーと 
尻別川の畔より/K9 F...
falmouth
図画工作・美術教育の大切...
“色といろいろ日記”
うつわのココロよ。
Heavenly Blue
つくること みること か...
のんびり徒然なるまま
smilecircle
街を美術館にしよう! ま...
図工大好き橋本ゼミin函館

最新の記事

音を感じて5「モスクワの広場」
at 2017-11-16 06:53
音を感じて4「漣」の鑑賞
at 2017-11-14 05:40
「情報モラルの授業」のバイブル
at 2017-11-12 20:15
音を感じて3「華々」の鑑賞
at 2017-11-12 06:59
音を感じて2 華々
at 2017-11-11 06:44

最新のコメント

毛皮のコウディーさん、コ..
by saibikan at 22:14
彩美館のブログ主様初めま..
by 毛皮のコウディー at 16:37
カギコメ様 了解です。..
by saibikan at 21:11
カギコメ様 コメントあ..
by saibikan at 21:09
Y様 こちらこそ、..
by saibikan at 17:18
「全員でゴール」たしかに..
by saibikan at 08:15
新年度、私も同じところか..
by ゆい at 08:56
西尾さんにここまで丁寧に..
by 村上 at 17:30
いじめを受けたことがある..
by saibikan at 14:02
どういたしまして。うれし..
by saibikan at 04:31

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2003年 06月

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

教育・学校
先生

画像一覧