カテゴリ:6年図工授業( 167 )

アートカード絵合せ6年生編

今回は6年生でアートカードゲームを行った。
内容は昨年4年生で行った時と同じである(以下)

アートカードを使ったシンプルなゲーム。
「アートカード神経衰弱」(絵合せ)

西尾流のルールを基本に今日のスタイルを子供に示す。
・4人が机を向き合わせる。
・2人でチームを作る。
・2チームが、同じテーブルで対抗戦。
・1つのテーブルにカードを、20枚(10組)裏返して広げる。
・2人で相談しながらめくって絵が合えばもらえる。
・絵が合っても、交代でめくる。

黒板にカードを貼って、やりたい子供を募り1度モデルを示す。
その後各グループで。

ただの絵合せだが、子どもにとってとても楽しい活動。
それは子どもの姿を見ていればわかる。
(ちなみにこのカードは昨年度の教科書学習指導資料に残っていた全学年分を集めて、どのクラスでも使えるように保管しているもの。)
c0052304_10132570.png
初めて体験した子どもたちの感想である。

・面白かった。受けた。
・ほとんど負けてしまったけどアートはとても不思議なものがあってより面白くできたので楽しかったです。
・とても面白かったです。二人ペアでそろえることができたからです。
・私たちのチームは全部負けでした。けれど笑いながら楽しくできたので良かったです。記憶するのは難しかったけれどそろった時はうれしかったです。また今度する時には勝つようにがんばりたいです。
・友達と相談しながらカードをさがしたりめくったりして、とても楽しかったです。引き分けになったことが多かったのでもう一組カードを多くしてみればいいかなと思います。友達と協力しながらの方が一人ずつでやるよりとても楽しかったです。
・みんなで盛り上がってとても楽しかった。引き分けだったので勝てませんでした。でもアートカードゲームをやったことではんの人と少しは仲良くやれたと思います。次やるとしたらカードの数とやる人数を少し増やしたらもっと盛り上がると思います。
・ゲームも楽しかったけれどゲームのとちゅうで色々な絵を見れてとてもおもしろかったです。不思議な絵などがありおぼえきれない時もありました。とても楽しかったです。
・アートだったから似たような絵があったり絵をはっきり覚えられなかったところが難しかったです。でもみんなで協力して楽しくできたと思います。
・カードにある絵が個性的で覚えやすかったです。


クラス替えがあって仲間意識が高くない時、やってみればいい。みんなの仲が良くなる。
また、通常の他教科の授業で、話し合いをしても意見を言おうとしない雰囲気の学級や、まだまだ学び合いなどできない学級の実態がある時、アートカードゲームは互いの心の距離を近づけるのに効果的である。まずはこういうゲームで仲良くなり、友達と関わる楽しさを味わわせたい。感想を見ると、子どもたちはすでにそういう良さに気づいている。特に、二人一組というアイデアが功を奏したようだ。
そして全員がカードをめくる時絵をしっかり見ようとし、絵を記憶に焼き付けようとする。遊びながら絵を鑑賞している。そして絵を見ることの面白さに気づいている子どもがいたことが、何よりも嬉しい。


昨年の実践へのリンク ↓


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by saibikan | 2016-07-10 10:36 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

わたしの元気マーク「くまラン」

子どもに負けじと、作成に挑戦したわたしの元気マーク。
自分で考えて提示したマークに友人らが意見をくれて
いつの間にやら、協働的に出来上がってきた。
最終的にはこれにした。
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このマークの意味

私自身を元気にしてくれるものはなんだろうと考えた時、一番に熊本城が思い浮かんだ。私たち熊本人のシンボル熊本城、その熊本城をゴールにした熊本城マラソンに毎年自分は出場している。ラストの石垣沿いの坂道で沿道の人々の応援でいつもいかに元気づけられることか。そう思い、熊本城と、自分がゴールする瞬間を重ね合わせた形のマークを考えた。


このマークの名称「くまラン」
どこかで聞いたような名称。「くまラン」「モ」じゃなく「ラ」です。




話し合いの中で変化してきたマーク画像の数々も以下に。
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by saibikan | 2016-07-03 10:07 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

元気マークの完成


元気マークが完成した。
一人一人の思いが詰められた作品には味がある。
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2時は公開授業。
3時には終わらなかった子どもが完成させて、鑑賞と振り返り。
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by saibikan | 2016-07-03 09:31 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

元気マークを考えよう

6年図工 元気マークを作ろう

何年生でも行える題材だが、マークデザインという要素に重点を置くならば、やはり高学年で扱うのが良いであろう。今回は6年生。そして、地震が起きた熊本ならではの授業として発案、実施したが、他の地域でも十分に実施可能である。
この図画工作のマークづくりの前に、学級活動で「元気リスト」という内容の学習をした。その中から自分がマークにしたいものを選んでデザインを考えることが第1時の目標。

活動の流れは
1 本時のめあてを持つ。 「自分を元気にしてくれるマークを考えよう」
2 マークの特徴について話し合う。
3 自分を元気にしてくれるものでマークにできそうなものを選ぶ。
4 アイデアをかき出す。
5 今日の勉強を振り返って感想を書く。

子どもの発想は面白い。
「これなんだろう?」
「ポップコーン」
「ポップコーンが好きなのか。」
「自分は映画が好きだから、そのとき食べるポップコーンで映画を表したんです。」
「なるほど!」
映画館といえばポップコーンか、その中にスクリーンがあり笑顔を入れている。
他の子どもにはないアイデアだな。色は今からかな。
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音楽、スポーツ、ゲーム、ペット・・・すでに色鉛筆で色のアイデアまで考えてマークの原画を書き込んでいる者も多くいた。




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by saibikan | 2016-06-12 07:17 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「元気リスト」を書こう


6年学活 元気リストを書こう

地震による臨時休業の後に学校が再開し、約2週間後の事。悲しい時や疲れた時、ちょっと落ち込んでいる時、自分を元気にしてくれるものはなんだろう?そう教師が問いかけて、子どもが書く。そして友達と共有し、最後に感想。ただそれだけである。

「元気リスト」の出典は以下である。

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このあと図画工作の元気マークへ続く。

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by saibikan | 2016-06-11 21:39 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「わたしのくつ」の完成と鑑賞

 学校再開第2週の図工授業で着色をした。いつものように「水彩絵の具の使い方」の映像と実際の指導を簡単にしてあとは個々で色ぬりに。机間指導しながら、自分がいいとこみっけをして声をかけるだけ。教卓前に子どもが絵を持ってきてずらっと並んだり、私が筆を入れたりすることは一切なし。困ってる時は質問に答えるし、不安そうな子どもには声をかける。「終わった」のつぶやきに「頑張ったね。よくできてる。あ、ここをこうすればもっとよくなるよ。」と追加作業を促すこともある。もちろん完成するまでは終わらせないが、基本子どもが自分で満足して終了。

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 数日後、全員が出来上がった時に鑑賞の授業。全員自分の作品を机の上に置く。付箋紙を3枚机に貼る。そのあとは筆箱だけ持って全員起立。まずは隣と交代して席に座り、絵をしっかり鑑賞し、いいところを見つけて褒め言葉を書く。さらに席を離れて付箋紙が空いているところを見つけて書くという、いつものスタイル。終わったら自分のところへ戻って友達が書いてくれたコメントを読む。これだけだが、子どもは自分の絵に対する思いを深めていく。もちろん、絵の何を見るか、どう伝えるかの鑑賞指導は事前に必要である。


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by saibikan | 2016-06-06 05:14 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

図工授業開き「くつをかこう」

図画工作の授業開きで、よく取り上げるのが
「自分のくつをかこう」
である。
これまで実施した学年は4〜6年である。
何年生でも可能だが、やはり6年生になると奥行き感を捉えられる子どもが増えるので
それなりにくつの形が整ってくる。
でも大事なのは、この時に「誰が上手に描けるか」を発見することではない。
次のようなことばが子どもの中で湧き出るように、授業をやっていきたい。

いろいろな線によって形はかけるんだ。
画用紙の上でくつが生き生きしてくる。
向きを変えてみるだけでいろいろ形になることに気づくなあ。
自分なりの表し方でいいんだね。
でも丁寧にかくこと、ぬることは大事だよ。
色は1色でもいろいろな色を出せるんだよ、作れるんだよ。
筆にとっての水は、色を濃くしたり薄くしたりできる魔法の水だ!
他の色と混ぜればもっとたくさんの色が作れて、自分色ができるね。
くつへの自分の思いを形や線に表して表すことが大切なんだ!!
そして、みんなの絵には、一人一人、いいところがある!!

今回の図画工作の授業開きは、これまでと違い、地震のために5月となった。
いろいろ考えたが、これまでよくやってきた「くつの絵を描こう」に決めた。
それをいつものように進めながらも「思い」という点を強く伝えるために、
私自身の話からスタートした。

5月12日(木)学校再開後三日目の授業。

自分の運動靴を持ってきて子どもの前に見せた。そして

「以前はスポーツジムで履いていました。自分が運動するときにぼくの健康を守ってくれたくつです。でも学校が変わって、この靴は外で履くことにしました。そんな時地震が起きました。地震が起きた時、この靴をすぐ履いて、家の中をジャリジャリ音を立てながら歩き回りました。そしていち早く家族を連れ出して避難所に行きました。その後数週間いつも履いていた靴です。つまり、この靴は、今度は。家族を助ける時に役立ち、地震でも素早く行動できたありがたい靴なのです。」

 という話をした。人が履く靴には、それぞれいろいろな場面で履いていて、思い出やドラマや詰まっているんだよね、と伝えたかった。日常使っていることだけでもお世話になっている靴だね、とも。そして、あなたの靴にはあなたの思い出がある。と。

そして子どもたちに自分の靴を見つめさせた。


いよいよ描く。「形をよく見て」スケッチペンで描く授業。

荒木先生の有名な「鉄の玉とシャボン玉」のただの二つ丸を黒板に描く導入で、強い線と弱い線で、ものは表現できること、カタツムリの線で描くことを伝えた。


その後は自分の靴を画用紙の上に置いて大きさも捉え、丁寧に描くようにしただけである。

私は子どもの間を歩いて回る。初めて私の授業に出会った子どもたち。

案の定

「失敗しました。」

「うまくかけません」

と、声が出る。


「なあんね、失敗なんかないとよ。違ったなと思えば別の線をかけばいい。」

「いらない線は、後で色でどうにでもなる。邪魔と思えばそのとき消せばいい。」

「上手に描かなくっていいんだよ。」

「大きすぎた?はみ出るのはダイナミックでいいさ。」

「小さい?丁寧にかけてるよ。空いてるところにもう1足かいてもいいよ。」

「どうしてももう一回描きたい?どこに?裏?ああ、じゃあ一回だけかいていいよ。」

私はそんな言葉で答えていく。それが私の仕事。でも時々、こちらから攻める。

「お。この線いいじゃん。」

「おお〜この曲がり具合がなんとも足にぴったり合ってる感。」

「そうそう、〜君のように底の部分は太い線で描くと力強いね!」

「〜さんはすごい!細い線で縫い目まで描いている。素晴らしい!」


そして次第に完成し始める。そして終わり間際に

「終わらなかったらどうするんですか?」

「家でかいてきていいですか?」

の声が出る。ここは

「いや、その日のうちに課題を終わることが先生流。出来上がるまで付き合います!」

と譲らない。それを聞いて遅い子どもはラストスパートで描き上げる。

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授業終了。多くは線描終了。

「頑張ったぞ。どれもこれもいい感じ。思いが伝わる絵だ。さあ来週は色ぬりだね。」

子どもたちも一生懸命に描いたからか、満足感を味わっていた。


しかし、数人線描が終わっていなかった。中には

「やっぱりかけない。」

と一度描いた絵を塗りつぶした子どもも。

「じゃあ約束通り先生がつきあおう。」

そう言って、数人、放課後に続きの図工授業。

かけない、と悩んだ子どもには、指で実物の靴の線をなぞったり、画用紙に始点と終点を考えさせたりしながら、とりあえず形は完成させた。




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by saibikan | 2016-05-29 14:54 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

全校アート完成までの道のり

 日刊中高メールマガジンの連載「子どもたちのわくわくアート」107号に掲載された記事をもとに改善した記事である。

◆140周年記念全校アート

 勤務校は、今年が創立140年目である。創立記念日には、記念式典が行われ、
児童の発表や作品掲示などが行われる。それに合わせて、140周年を祝う全
校アートも制作することになった。ただし、全校アートといっても、ほぼ6年
生の手による企画、制作である。全校児童には、なんらかの形で少しでも関わ
ってもらっての壁画(展示できる大きな絵画)の制作。6年生の卒業記念的な
意味合いも含んでいる。

 6年を中心にした絵画制作に、他の学年もほんのすこし手伝ってもらって・・・
というやり方は、これまで自分が6年担任時に数回実施した手法である。今回
は4年担任にもかかわらず、依頼、相談を受け、自分の経験を生かせるならば、
と承諾した。6年担任と相談し、交換授業を行うなどの工夫をして6年生の子
どもたちとともに制作した。

先日、作品が完成したので、記録としてまとめた。その概要と一部分をここで
紹介したい。

1導入と構想
 9月末。6年生が全員集まった教室で、写真を提示して私は話し始めた。
「体育館のここに、140周年記念の全校アートを展示します。大きさは縦
2m×横4mです。6年のアイデアを生かして描いて欲しいのです。全校にも出
来る範囲で協力してもらえるように。」
 「学校の140周年を祝う絵を多くの人に見てもらうこと、6年が力を合わ
せてプロジェクトをやりとげることが大切です。私はその手伝いができれば、
うれしいです。」

 そのあとはすぐに全員のアイデアを生かす場へと移る。担任ではないので今
回はある程度手際よく引っ張る必要があった。だから
「学校のシンボルであるエノキを描こう。全校のみんなには、工夫して葉っぱ
を1枚描いてもらいましょう。」
ということだけは私から提案した。エノキの他に何を描くか、どこに描くか、
ということは子供たちの考えをその場で出してもらった。
 そして、エノキの他に、校舎、虹、人を入れて、色のついた葉っぱで140
の形を描こうということになった。

 次の時間から、以下のような手順で制作した。学級ごとに交代での作成であ
る。場所はオープンスペースという廊下途中にある広い部屋である。

2 下書き
(1)エノキを大きな紙にざっと下書き。
(2)全校児童に描いてもらう葉の形を6年生全員で描く。コピーして、後々、
   下級生に色つけをしてもらうものとするため。また自分の葉としても色を
   つける。
(3)「自分を一人一人描く。」今の自分はどんな人間なのか、イメージマップ
   を用いて自分を振り返る。B4の紙に描く。

3 転写、制作~主に大木
(1)エノキに色を塗る。
(2)自分の葉に色をつけて切り取る。大きなキャンバスへの貼り付け開始。
(3)「今の自分」を大きな紙に転写。

4 制作~主に人間と葉
(1)地面の芝を塗る。
(2)一人一人の「自分」への着彩。
(3)葉っぱの依頼(実行委員)。全校から集めた葉っぱを枝に貼る。
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5 制作~校舎と虹・背景へ
(1)校舎と虹を描き始める。(実行委員)
(2)背景の空を塗る。(交代で)

6完成、そして展示
低学年が描いた葉の中にあった紅葉を選び出し、140の文字を作った。はっき
りとは見えづらいが、かくし文字のように並べてはり、完成した。「できた!」
の声があがった。思わず拍手も。

次の日完成した絵を壁に貼った。横を通る低学年が「できてる!」「すげえ」と
思わず声を上げていた。そして「あ、僕の葉っぱがある!」とうれしそうに話す
姿も。

夕方になり、作品は実行委員会の手で体育館へ。入り口の上のテラスの手すりか
ら展示された。140周年記念をお祝いするためである。
学校の創立記念日は10月23日。その日に140周年記念式典が行われる。全
校アート「140周年を祝うエノキと私たち」の絵は、にぎやかな表情で、お祝
いの瞬間を温かく見守った。

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by saibikan | 2015-10-25 18:18 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

140周年記念全校アート完成


全校アートが完成。とりあえず写真を。
今日が創立記念日。
完成写真と書き始めの時のもの。
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by saibikan | 2015-10-23 05:59 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「ゲルニカ」を授業するために

もう十数年以上前になるのだろうか。
図工・美術教育研究会に属してはいたものの、勉強不足で、
まだまだ学ぶべきことが多かった中堅教師、いや図工人としては若手だった(?)自分。
名画の鑑賞授業をしようと思ったが、やり方がよくわからない。
「鑑賞なら、前田先生が詳しいよ。」
と仲間から聞き、前田康裕氏を尋ねて行った。

今でこそ同じ情報研仲間として親しく一緒に活動をさせていただいている前田氏だが、
当時の前田氏は、鑑賞教育の第一人者。若いころから、岩本さんとして本を出版したり、
雑誌に投稿されたりしており、私は遠く足下にも及ばない存在だった。

前田氏は私にこの本を見せて、いろいろと教えてくださった。
私は聞いただけでは十分に理解ができておらず、
「うーん、この本をちょっと借りていいですか?」
とお願いした。すると
「どうぞ、持って行ってください。それは差し上げますから。」
とおっしゃった。
「そんなーいくらなんでも・・・」
とびっくりしたが
「他にもまだ持っていますから大丈夫です。役立ててください。」
と答えが返って来た。
「本当ですか!ありがとうございます!」
なんともありがたい、と頭を下げて帰った。

帰ってから読んでみて、あらためて優れた実践書だと何度も思った。
でも自分が授業をするとなると、こんなにできるのかと悩んだ。
そして「ゲルニカ」を教室で授業した。うまくいかなかった。
何が書いてあるかを追究するだけでいっぱいいっぱいで終わった。

この本では4時間扱いになっていて、それを2時間でやってみたので
本に書いてあるような感想がでないのは当然だが、それにしても
自分の力のなさを感じた。
その後6年生で何度か授業をしたが、やはり不十分だった。

そうこうしているうち再び年月が過ぎた。
せっかく本を借りておきながら,お返しも御礼も何もしていなかった。
とんでもない恩知らずである。申し訳ない。
もう一度ゲルニカの授業をして結果を残すこと、伝えること,それが恩返しかも。
そう思って久しぶりにこの本を開いて、今年はゲルニカを
今の目の前の子供達の実態に応じて、自分のやり方で、授業をしてみることにした。
そして記録に残す。これまでブログ等でゲルニカ実践は述べていない。
日常の授業でやったことをまとめたい。
近いうち報告する。

思い出したことがある。
ゲルニカの授業については、数年前に研究会で、チームで取り組んだことがある。
他校のある先生が「ゲルニカ」の授業をするため、みんなで話し合い、
大きな教具を作り、授業の流れや発問を考えた。
数十人が参観した公開授業であった。
チームで取り組めば、それなりにいい授業ができるのだと思った。
その時の記録をしっかりとっておけばよかったが、手元にはない。

その後、私も何度か6年生に対して、教具の絵を借りたり、その時の
指導案を元にやってみた。ある程度はできたが、「ゲルニカ」を
1〜2時間で深いところまで行くのは難しいな〜と思った。
でも、短時間でのゲルニカの授業は、なんとか試していきたい。
自分なりのこれまでの積み重ねを生かした子ども主体の授業をこれからも追究できればいいな。

そしてこの本の中身を読んでいたら、福山憲市氏が4年生で追試をして同様の結果が出たと
述べてあった。当時から、すごい人たちはすごいのだな。
当時は全くつながりのなかった福山先生とも、今は交流がある。
しかもこういうつながりか、と何やら縁を感じた。

私は自分のペースでしか授業ができない。
ただ取り柄は,年を取ってもあきらめずチャレンジしていくところだ。
自分なりの授業スタイルはできつつある。
だがもっと磨かねば。
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by saibikan | 2015-03-15 04:05 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本アナログ。ADEでランナーでもあるさいびかんのblog。


by saibikan

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