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アップとルーズで伝える9 思考

「アップとルーズで伝える」の8時が意外と面白かったので
もう少し突っ込んで授業をしてみることにした。ただし最後の
まとめと漢字練習も必要なので半分ぐらいの時間しかない。
その時間でできる限りやってみよう。
4年生でどこまで考えられるかなあ〜とわくわくしながら・・・

第9時(最終)

まず前の時間の板書を見せて思い出させた。
「阿蘇山噴火の記事と写真」2社の比較の授業。
復習に5分程度

そこから、課題を示した。
「なぜ、S社は迫力のある噴火の記事なのに
熊本のK社はあまりたいしたことのない写真と記事なのか。」

そしてグループで約5分間協議。
子どもたちは、すでに前の時間に、記事の言葉や画像を根拠として
考えている。ここではまた発言の内容が重なるかもしれない。
しかしむしろ、ここでは経験や見聞きしたことからの理由を述べる
ことが多くなるだろう。
だから、本時の目標は、
「自分なりの理由をもって課題に対する考えを話すことができる。」
とした。
だが指導者の心の中には
「学級全体の中で、深く思考するような言葉が出ればいいな」
とつぶやきがあった。

全体協議
・S社は700mも上がったぞ〜とあわてていて、K社は700mだよ〜とノーテンキみたい。(△)
・全部の記者や新聞社が同じ写真ばっかり使ったら、伝えたいことが偏ったりするから(○)
・阿蘇は何回も噴火して不安を持たないように(◎)

3人目の子どもの言葉を取り上げて全体に聞き返す。
「不安を持つってどういうこと?」

「うわあ〜〜って」
「あぶねえなあ〜〜って」
「引っ越す」

また問う
「誰が不安を持つの?」

「住んでる人」
「新聞をもらった人(見た人)」
「外国」「全国」
「普通の人、市民」
「観光客」

さらに問う
「観光客が不安を持ったらどうなるでしょう」
「観光客が来なくなる!」

・・・・という内容で後数間続いた。
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板書のように進み、最後は全体のまとめに入った。
この単元を通して学んだことをノートに書いて振り返り、終了である。

本時の学習では、教師の発問に子どもが複数答えるという形であり、
子ども同士が意見を言い合う話し合いにはなっていない。
これが自分の学級の今の現実であり、これからさらに高めたいところだ。

しかし子どもたちはグループでは自分たちで話し合い、
それなりに全体でも意見を出すようになってきた。
1学期から比べると、成長したものである。
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by saibikan | 2015-12-29 17:06 | 国語授業 | Trackback | Comments(0)

すてきな住人8工夫して撮影

出来上がった住人をどこに置くか。
         どのように置くか。
         どちらから撮影するか。   
         どの距離で撮影するか。

住人と場所、あるいは背景と、形や色をどう組み合わせて撮影するかを
子どもなりに考えて考えて、試して試して撮影していた。

iPadを使っているので、撮影写真はそれぞれのiPadの中にしかない。
こちらにあるのは製作者が撮影をしている風景だけだ。
中身を見るのがむしろ楽しみ。

場所別に(近いもの同士を組み合わせて)3人で1台ずつ使用している。
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by saibikan | 2015-12-23 20:12 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

アップとルーズで伝える8噴火

12月8日早朝、FBで友人がある通信社の記事をシェアしていたのを見た。
駐車場の背景に、もくもくと大きく空に立ち上る噴煙の写真。
『阿蘇山が噴火、噴煙が700mまで上がった』の記事。
前日に阿蘇が噴火したという内容。
「ああまた噴火したんだ。知らなかった。けっこうすごいな。」
そう思って他社のニュース記事を見るが、それほど大きく取り上げていない。

玄関に行き、今度は地元の新聞をとって中を開いてみた。
「あれ?」
確かに阿蘇山噴火の写真も記事は載っているが、小さい記事。
遠く離れた場所からの噴火の写真。
「ごく小規模な噴火」と前置きした上で「噴煙が700mまで上がった」の記事。

それを比べてみているうち
「これだ!」
一つのニュースが、写真の比較だけで大きく異なる。
文章を読むと、伝えたい内容のニュアンスが異なってくることがわかる。

自分たちと同じ県内の阿蘇のニュースである。
過去に阿蘇が噴火したニュースは子どもたちも耳にし、
自分たちのところまで降灰もあったという経験がある。
社会科でも阿蘇山のことは簡単に学習している。
通潤橋見学に行った時も、資料館の方から過去の阿蘇の噴火のことは耳にした。

これを使おうと決め、すぐに教材作り、早速授業で行うことにした。
一つはオンライン新聞で、一つは紙媒体であるが、
それは同じニュース記事ということで自分の中で納得し、授業を行った。
具体的な授業の記録は手元にあるので、いずれどこかで伝えようと思う。
ここでは、あえて「板書の写真」によって伝えたい。

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by saibikan | 2015-12-23 10:31 | 国語授業 | Trackback | Comments(0)

すてきな住人7 住人勢揃い

すてきな住人が全員出来上がった。
住人たちの勢揃いの姿。
本来の場所でなく、オープンスペースでじっと待つ。

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by saibikan | 2015-12-20 20:41 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

アップとルーズで伝える7 切抜

第7時は
「身の回りの記事からアップやルーズの写真をさがそう」

事前に予告していたからか何人かの子どもは新聞や雑誌を持ってきていた。
さすが。この子どもたちの関心・意欲は二重丸である。
さて、私はもちろん各班に我が家の新聞を持ってきて与えた。
全員に記事探しをさせる。

しかしこの手の学習は、思い通りにいかないことがわかっている。
新聞記事から写真を探して切り取るという作業は、実は子どもの集中力が散乱するのだ。
なぜなら新聞には、ありとあらゆる情報が一瞬にして目に見える。
好きなスポーツ記事、4コマ漫画、広告、事件、事故・・・
読みふけったり、好きな記事写真を切り取ったりして、
なかなかねらいにいかないことが多いのは経験済みである。
だから、無理にこの時間で焦点化した課題で思考することはしなかった。

とにかく指示は「アップとルーズの写真を探して切り取れ」である。

案の定、わいわい言いながら新聞を広げる。
「あ、羽生ゆずるだ!」
「その記事欲しい!」
と叫ぶ。
食べ物がアップの写真があると
「うまそ〜〜」
と笑顔。
野球が好きな子どもは野球の記事ばかりだ。
まあ、それでいい。
ただし4コマ漫画を一生懸命切り取っている子どもには
「今は何をする時間だっけ?」

やはり切り取るだけであっという間に時間が過ぎる。
30分間ほど切ったらそこから幾つか選んで班ごとに
クリアファイルに入れさせた。

そして気付いたことを問う。
「なんだか新聞はアップばかりだよ。」
「んーー?これはアップだっけルーズだっけ?」
「ルーズが少ない!」
「タイトルの書き方がいろいろあった。」
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さて、記事写真のアップとルーズについて深く思考させるには
やはり共通の教材が必要だ。子どもたちが探している記事の中から
それに見合うものはないかと見ていたが、なかなかそれはなさそうだ。
やはり何か探さねばなるまい。

数年前に前田康裕氏が、NIEの取り組みで、スポーツ紙の2社の写真を使って
「野村監督引退記事と写真の比較」
をされたことを思い出す。素晴らしい実践。
しかしその記事は当然今は使えない。
新聞記事は数年後に追試できるものではない。
話題は過ぎ去り、今の子どもには関係のないものになっている。

それを超える実践はできないだろうが
今でこそできるものはないのだろうか?

ここで壁にぶち当たった。
深く思考させる「何か」が欲しい。
私の悩みが始まった。




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by saibikan | 2015-12-20 08:39 | 国語授業 | Trackback | Comments(0)

すてきな住人6 作品との対話

すてきな住人が次々と完成し始めた。もしくは完成間近。
すると子どもたちの住人を見る目が変わり始めた。
最初は単なる紙粘土を見ていた感じから
やがて作品を見ているように。
そして住人に語りかけるような表情になってきている。
(この場で見せられないのは残念だが)
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by saibikan | 2015-12-19 13:51 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

アップとルーズで伝える6 対比

4年国語 「アップとルーズで伝える」を対比の視点で考えると
子どもたちにもなんとなく新しいものがみえてきたようだ。

「対比」とは何?から入って、「アップとルーズで対比されている段落はどこ?」
という課題を提示して考えを出させる。
一人で考え、グループで出し合い、全体で話し合うというパターン。

その中で1と2が対比、それを3がまとめていると気づく。
そして4と5も対比していることに気づき、6はそのまとめだな、
というところに落ち着く。(ここは文章構成であれだけ分かれて
いたのだが、対比という視点で見るとそうかあ〜・・と反応が)
しかも123 と456 をかたまりでくくると、これまた
似たような構成が並んでいると気づいた。

そこで出てきたのは
「じゃあ7と8はなんなんだ?」
ってことになり
「もう一回読んでみたいね。」
と、最後の2段落の読解を深める授業へと進んだ。

最初はみんな
「つまり、7と8が全体のまとめなんだ」
といった子どもの意見に納得したように見えたが
ちょっと納得してない表情の子どももいた。

「7に何が書いてあるか、もう一回詳しく読もう。そして最も大事だと思う文章を拾い出して。」
と問いかけ、でてきた意見を板書した。

・伝えたい内容に合わせてどちらかの写真を選ぶ
・紙面の広さによって組み合わせる
・いろいろな角度や距離から多くの写真を撮っている
・その中から目的にいちばん合ったものを選ぶ

すべて、「対比するアップとルーズ」のことをまとめて伝えているとわかってくる。
特に「伝えたい内容に合わせて」「目的に応じて」がポイントとなることも。
ここは、この説明文の肝である。重要なこと。

そしてある子どもが言った。
「ああ、なんとなくわかった。7は写真のことだ。」
「え?なに?前は違うの?」
「1から6まではサッカーのことだ。テレビで動いているカメラ。7は新聞の写真のこと。」
「6までは、放送ね。」
「そう、テレビと新聞。放送と写真。」
「ああ、映像なんだね。映像と写真の対比だね。」

1〜6は、テレビでのアップとルーズで問いかけをして、事例を示しながら一応の結論を出している。
7は、たった1段落で新聞の写真のアップとルーズについて述べている。
8が本当の全体のまとめ。テレビも新聞も、と書いてある。そして筆者が言いたいこと。

前時の話し合いともつながって、とりあえず6時間目が終了。
今回は、子ども達も、納得した感で授業を終えた。
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by saibikan | 2015-12-19 10:10 | 国語授業 | Trackback | Comments(0)

すてきな住人5 紙粘土で製作

各自のアイデアを形にしていく。
のび〜る紙粘土に絵の具を直接練りこんで、色付き粘土をつくる。

自分が使う色の分だけ分けること。
色を混ぜない白の粘土も確保しておくこと。
粘土をしっかり練って伸ばすこと。
くっつける時は、傷を入れて離れにくくする。
後で色を塗ってもOK。

そういう注意だけを最初にしたら、あとは粘土を渡して
「つくれ〜〜」
せっかく書いたアイデア図も参考に。
さて、どのような立体作品になるのか?

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by saibikan | 2015-12-18 19:44 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

アップとルーズで伝える5構成

文章全体の構成を考える授業。
4年前に研究発表会で公開してやった内容に似ている。
あの時はよくわかからずやって失敗しちゃったよなあ。
今回2回目やっていると、やはり事前の読解が必要だと、よくわかる。
これだけ読解しても分かれるのだから。

ホワイトボードで、班の意見を話し合ってまとめた。
次に黒板に提示して比較し、全体で話し合った。
やはり「このように」がポイントとなった。

ここでは結論は出なかったが、それぞれが根拠や理由をもって
自分の意見を主張できるようになってきたのはうれしい。
ボードの並び方が変則なのは、ひと班だけが、考えを変えたからである。

そして、「アップとルーズで伝える」は、単純な説明文のようで、
6・7・8があることで、やや複雑さを含む構成になっていることを
子どもたちの話し合いによって確かめられた。
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by saibikan | 2015-12-17 20:43 | 国語授業 | Trackback | Comments(0)

すてきな住人4 発想と構想

3時間目 場所が決まったので住人を考えた。
全員が自分で選んだ場所に対し、それぞれの住人を発想。
どんな心を持っているかまで書いた。
中には、すでに置き方まで構想している子どももいた。
作ることへの期待はこの時点で100%。

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by saibikan | 2015-12-17 06:40 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師Kanのblog。


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