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修了式の日に振り返ったこと

(大洪水事件の記事の続き)

教室中が水浸しになったあの出来事から、3ヶ月が過ぎた。
クラスで最後の学級会の終わりに「いい1年やったなあ」とみんなで笑った。いや、本当は、そんないいことばかりでなかった。泣いたり、喧嘩したり、揉めたり、お互いに心配かけたり・・・様々なことがあった1年間だった。

授業に活気がなかった最初の頃。レッテルを貼られて「どうせ俺たちは」と、投げやりだった時期。親も巻き込んで、様々なトラブルも発生した。正直、担任である私は、エネルギーをずいぶん消耗した。それでも子どもたちは、日々成長し、次第に明るい雰囲気になった。そして今、心から笑える時期が来た。
自分の仕事のひと区切りがついたという安堵感がある。

そして3月24日は、修了式。学級解体日でもある。
今度は何事もなく、無事に通知表を渡せた。そして1年間の最後のあいさつ。

「さようなら」

子どもたちは荷物を持って昇降口へ。私もそこまで見送る。そしていつものように思うのである。

「今年もようやく自分の使命が終わったな。あとはまた次の担任に託すのみ。もちろん課題はまだまだあるのだが、彼らの成長も含めて、バトンタッチするだけ。今年もまたドラマチックな子どもたちとの出会いのおかげで、なかなかゆったりできなかったなあ。でも充実していたよ。」

子どもの姿が見えなくなって、
「1年間お疲れさま。」
自分で自分に声をかけた。
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ここ数年間、担任をして思うのは、厳しさの中に愛情を持って軸のある関わりをしていけば、どんな学級でも、どこかで転換期が訪れるということ。花が開き始める瞬間がある。ぐんと急カーブで成長する「時」がある。それが、いつなのか、どういうことなのか、またそこでどう対応すると成果となるのか、それは振り返ってみないとわからない。だが、なんとなく感覚的にはつかめてきた。それが経験というものだろう。

もちろんうまくいったことばかりではないし、一進一退の繰り返しは当たり前。停滞もある。生活面に気をとられるあまり、授業をおろそかにしてしまうと、光明が消える。油断するとすぐに坂道を転げおちるのだ。だから、心で復唱する。

驕るべからず。謙虚さを忘れず。経験に溺れないように。
自分を見続けること。自分が学び続けること。
何のために仕事をしているか原点に帰るべし。

さあ、春休み。少しはゆっくりしたい・・・という気持ちとは裏腹に、春休みは事務整理という苦手な仕事が、山のように待っている、これまた教師の宿命か。

 (2016年3月24日記す)

*********************************
今回まで連続した3つの記事は、日刊中高メールマガジン(インターネット編集長梶原末廣さん)に私が投稿している「子どもたちのわくわくアート115号」に掲載した記事を分割して、掲載したものです。

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by saibikan | 2016-03-31 23:07 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

思い出のベストは大洪水事件

(前回の記事の続編である。)
子どもたちが言う「大洪水事件」とは・・・それは、もちろん、私も強く印象に残っている。以下にその日の日記を示す。

=======2015年12月25日==============

終業式後大掃除、あとは通知表を渡して帰すだけ・・・と教室に入って黒板前に通知表を置いたときにそれは起きた。

我が教室は、元は理科室で、室内には水道がある。その一番後ろの水道付近から「わ!」と歓声が起きた。顔を上げて見ると、後方にある一つの水道から、水が勢い良く横に飛び出していた。吹き出している数メートルの直線噴水。横には蛇口を手に、突っ立つ一人の子ども。

「水道が壊れました!」
「うわあ!!!」

教室中が騒然。あっという間に水浸し。
「止めろ!!」

誰からともなく出た言葉に近くの子供が必死で抑えるがかなりの水量。私が駆けつけ一緒に抑えるが、ものすごい水噴射。あっという間に手の隙間から体に水が!近くにいた数人も抑えるが隙間から容赦ない水噴射。

「雑巾、雑巾をよこせ!」
「バケツを持ってこい!」
「そこの書類を向こうに持っていけ!」
私の声よりも早く動く子どもたち。広い教室で水が向かう先には子供の机はないが、給食台と私の机、そしてノートや書類が・・・子どもたちは、それらを進んで動かし、近くのものをあっというまに持って行った。プリントやノートをどんどん運び出す。子供の机も前に集める。指示以上のことをやっている子供の姿が見える。

私は水道をおさえながら流しの下を見るが水止めのバルブはない。

「**先生を呼んでこい!」

その時、私のスーツはびしょ濡れ。数人男児の制服もびしょ濡れ。数枚の雑巾で抑えるもそう簡単にはいかない。再び水が八方噴射に。しかし離すわけにはいかない。バケツを当てて水をようやく跳ね返すが、勢いの良さはバケツにじわじわとヒビを入れ、水をまた四方に撒き散らす。

やがて主事の先生やビル管理人さん到着。ダンボールで水を止めて外れた蛇口をはめ込もうとするが、ものすごい勢いに無理を確認。数人の子供が傘を広げて噴水を受け止めてる。

「これは止められない!すぐに送水管を見つけて締めてください」

バルブの場所探しにお二人が行く間に、教室では子どもたちと水との戦い。ゴミ箱用の大きなポリバケツが目に入る。

「それだ!」

指さすと数人がすぐに中のビニルゴミを取り出して持ってきた。数人で一緒に大きなゴミ箱ポリバケツで対応。水がうまく流し台に落ち始めた。八方噴射を再び直線で受け止めるが、太い水噴射はすごい勢い。流れるより多くの水が出る為あっという間に水はたまる。やはり床にも水は行く。

床の上に洪水のように溜まる水。流し台の下はタイルで排水溝がある。すでに何人かが雑巾で水をとったり、デッキブラシで教室床の水をタイルの方へ押し流していた。

「水はこっちへ押し流せ」
「今度は水が排水溝から流れません!たまっています!」
「ごみがつまってるんだ。ふたを・・・」
そこまで言って
「いや待て!こっちを抑えろ。」

ポリバケツ抑えを子供数人に交代し、排水溝のふたは自分でとることにした。ふたをとったら水が一気に吸い込む勢いで子どもの手が瞬間的に吸い込まれるかも!ということが脳裏をよぎった。自分の手で金のカバーを取り、つまみを指でひっかけて勢い良くぬいた。ゴオーーと水が流れていき水たまりは少し解消。

しばらくしてようやく突然蛇口からの水が止まった。送水管が見つかったらしい。

「ああ。止まった。」
思わず
「よかったー」
の声。クラス中がほっとした。思わず拍手も。

びしょ濡れ状態だが笑顔で終わったのが幸いだった。この間、10~15分だっただろうか。こういうのは長く感じるものだ。
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そのあと数人は保健室の服に着替えさせ、自分も車に持っていた体育服に着替えて、残りの子どもたちが教室を整理。結局通知表渡しは3時間目終了後。スイスイと渡すしかなかった。

幸いだったのは通知表や大事な書類は無事だったこと。

それと突然の出来事に素早く動いた子どもの姿を見ることができた。感心した。しかもあの中で、右往左往せず、私の指示を聞いて動いたり自分たちで行動したり。こういうときは頼りになるやつらだな、と思った。

終わってみればいい経験だったかもしれない。自分も、今一度教室内(学校内)を見つめ直し、別の何かが起きたときどこを止めるか、どう動くか、子供をどう動かすか、考えなければと思った。

================================

これがクラスの思い出だと全員言うのである。よっぽど印象が強かったのだろう。(続く)

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by saibikan | 2016-03-31 22:36 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

1年間を振り返ってベスト3

修了式の数日前。私の担任する学級(4年1組)で最後の学級会を開いた。
議題は、「1年間を振り返っていろいろなベスト3を決めよう。」である。
学級のめあてに合わせて話し合った。「笑顔・メリハリ・チームワーク」
の3つが学級の合言葉。

1 笑顔(楽しかったこと)ベスト3

 (1)地域の人との百人一首
 (2)クラスみんなでお楽しみ会サッカー大会
 (3)地域合同フェスタのW釣りショップ出店やお土産作り
 (3)百人一首の後のお茶会 
            ((3)は同率3位のため2個)

2 メリハリ(けじめがついた)ベスト3
 (1)無言掃除ができるようになった
 (2)2分の1成人式でビシッとしたことと笑って劇をしたこと
 (3)5分前行動

3 チームワークが良かったことベスト3
 (1)教室大洪水事件で、クラスみんなで力を合わせて片付けをしたこと
 (2)2分の1成人式で、各チームやクラスみんなで劇の練習をして式を
    作り上げたこと
 (3)地区音楽会や学習発表会でのクラスみんなでの合奏・合唱
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そして
「1年間で一番心に残る思い出はなんでしたか?」
には、全員が

「12月25日、通知表をもらう直前、教室の水道の蛇口が取れて、水が噴射
して教室中水浸しになったけど全員で必死になって防いだ、大洪水事件」

と答えた。

大洪水事件・・・それは、もちろん、私も強く印象に残っている。次記事にその
日の日記を示す。(続く)

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by saibikan | 2016-03-31 06:08 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

「卒業式の歌」から思うこと

今年の卒業式の「呼びかけと歌」のところで歌われた歌。

未来への讃歌(卒業生)
大空が迎える朝(在校生)
ふるさと(卒業生) *嵐
旅立ちの日に(卒業生+職員)
栄光の架橋(卒業生)

担任の願いと子どもたちの思いで選曲がなされた。
そしてその過程とその後に、子どもの心を耕し、成長させる取り組みが行われた。
それは職員にも伝えられていた。

最初子どもの歌声を聞いた時は、正直「難しいな」と思った。
しかしそれから一ヶ月。本番では、素晴らしい歌声だった。
感動的。

特に難しいと言われた「栄光の架橋」は、
自分たちで毎日練習して来ただけあって見事だった。
4年生が「すごい」とつぶやいていた。

その分、卒業に向けてできなかったことがあっただろう。
だがそれを十分に補える、いや今年はこれで子どもを育てたのだな、
ということが伝わる歌声だった。素晴らしかった。

自分も昨年は卒業生担任だった。3年前も。
本校で2回6年担任だったが、今年ほどは歌声を高められなかったと思う。
だから今年の6年担任には敬意を表したい。

ただし自分が持った2つの学年は状況が違う。子どもの実態が違う。
あの時は、それなりにやれるだけやったことがある。
つまりそれぞれ、精一杯やるべきことをやって、満足はしている。

さて、来年度は、何年生を持つのだろう。
卒業生をこれまで10回も持った。
退職までにあと1回ぐらいはするだろうか。

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by saibikan | 2016-03-27 23:05 | 学校行事・その他学校 | Trackback | Comments(0)

自分たちで作る1/2成人式⑥

式当日は2月末の授業参観日。

自分たちで作る式である。
事前に役割分担を決めておいた。
プログラムに沿って紹介しよう。

・椅子並べ      (パイプ椅子を並べる十数人)
・司会        (会の進行2人)
1 はじめの言葉    (言葉を考えて言う2人)
2 校長先生の話    (出席とあいさつをお願いしに行く2人)
3 よびかけとスピーチ係(よびかけのセリフを言って全員スピーチに繋げる2人)
4 劇「私たちの成長   (げきの3つのチームのリーダー3人) 
    ①授業チーム②けんかチーム③掃除チーム 
5 スライドショー   (テレビ準備をする2人)
6 歌         (歌の合図をする2人)
7 手紙        (保護者からの手紙を並べて準備をする2人)
8 おわりの言葉    (言葉を考えていく2人)

みんなどれかの係をする。
だから2分の1成人式の時間は、私はほとんど保護者の前には出ず、後ろからビデオを撮っていた。
メインは4の劇である。これまで取り組んできた。
劇は、笑いあり、笑いあり、笑いあり。涙はない。
演じながら、子どもたちも自信がついたことだろう。
何度も演じながら、ああ自分たちは、前と変わってきたんだな、ということを自覚し始めた。
知らぬ間に声が大きくなり、表現力が増していた。
あの子が?とこれまで見せたことがない姿を見せる者も。
保護者もそのことに気づくとともに、
「自分たちのことをここまで客観的に見られるようになったのか」
という驚きと、それを喜ぶ温かい眼差しがあった。

他にもいろいろ心に残ることはあった。
例えば校長先生からの挨拶でお礼があった。
「今まで初めてですよ、こんな手作りの招待状をもらったのは。」
係になった子どもが自分たちで作ったのだ。素晴らしい。

司会には
「最初に自己紹介をするんだよ。そのとき名前だけでなくて、ちょっと楽しく言ってね。」
と言ったら
「いとこが○人もいる〜です」
「染物屋と宿屋の長女〜です」
と楽しい始まりだった。

いつもと違って、椅子並べもきちんとし、準備物も進んでやっていた。
テレビの準備も、その時の床に並ぶのも、なんともいい雰囲気で。
「自分たちで作る」感に溢れていた。

スライドだけは私が作った。そして流した。だから私が保護者の前に出たのはこのときだけ。
スライドを、というアイデアは、スタート時に子どもから出た。しかし、その後、彼らは劇を作り上げることにエネルギーを注ぐので精一杯。そこでスライドショーは私が作ることにした。スライドというアイデアを採用して中身は変えた。全員の幼少の頃の写真を集めておいたので音楽をバックに「スライドショー・私は誰?」を上映した。このときは子どもは親の前に座って同じ方向を向き、一緒に視聴した。これは、写真が出てくるとわかっていたので、子ども達はもちろん楽しみにしていた。可愛い写真や楽しい写真、意外な写真が大ウケで会場全体楽しんだ。

しかしスライドショーはそれだけでは終わらない。私が内緒で作った「2分の1成人式に取り組んだ18日間の成長」ムービーを見せると伝えた。子どもの中から思わず、「え?」・・・わずか5分程度だが、上手くいかない場面から次第にまとまっていく様子を撮影し、編集したものである。いわゆるメイキング映像である。子どもらは、笑いながら、思い出しながら、自分たちのやってきたことを振り返った。次第に、彼らの心に満足感や達成感、充実感が広がっていっていることがわかった。それは子どもたちの表情や目を見ていればわかる。小学校4年生なりの感動が表れていた。実はこれが私が一番ねらっていたことである。
「君たちは、この18日間で、これまでにないほど大きく成長した。最初は喧嘩して、もめて、できるか不安だっただろう?でもみんなの力で、このプロジェクトを自分たちでやり遂げたんだよ。これが君たちの1番の成長だ。おめでとう。」
それがわたしからの祝いの言葉だった。
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最後には保護者からの手紙。その場で渡してもらった。全員がご出席いただいていた。
来られない家庭があったときの対策は考えていたが、みなさんいらっしゃった。感謝。
そして、ここでは、親へのサプライズ。
子どもから親へ書いた手紙を渡して交換したのである。
静かな時間。黙って両者が読む。

ここは、さすがに涙があった。

この18日間の成長は、1年間の成長と同じくらい大きな伸びがあった。
10年間の一人一人の成長を祝うのはもちろんだが、「今、成長している」ということを実感させた取り組み。
チームチャレンジャー軍団(学級の名前)と、4年生の私という個人の成長。
密度から言えば、1年間よりも大きな成長だっただろう。

このとき、彼らと過ごすのもあと20日ほどになっていた。

もちろん、その後も、喧嘩や揉め事はある。掃除がうまくいかないことも。
授業で学習力がまだまだついてないな、と思うことも。
「言葉遣いが相変わらず悪い」と私から叱られることも。
だが、笑顔も毎日ある。

一歩一歩前に進んでいることは確かである。(終)

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by saibikan | 2016-03-20 18:17 | 総合的学習・生活科・地域 | Trackback | Comments(0)

カギかけ・カギボックス作品集2

作品集その2  図画工作4年板工作

色を塗らない作品もある。
木のそのまま感を出したいと。
板を切って両方使っている。
裏も倒れないように工夫していたが、写していなかった。
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逆にデコレーションがいろいろついて、カラフル。
組み立てと色ぬりもきちんとやった上でのこと。
色的にも形的にもよく考えてるなあ。
フックも自前である。
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立体的なカギかけボックスである。
頑丈に組み立てることに専念していた。
ボンドだけでしっかりと出来ている。
カギをなくさないようにするため、と本人。
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これは立体的なカギかけハウスだそう。
屋根を載せる時に角材と当たり四苦八苦。
最終的に縞模様の屋根がなんとか乗った。
入り口から写したつもりが写真なし、残念。
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これも角材と板の組み合わせを試行錯誤。
工夫に工夫を重ねて完成。
釘を活用した回転ドアはこの子だけ。
中には別のものを入れるらしい。
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by saibikan | 2016-03-20 13:41 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

15秒で語る幼少期エピソード

これも2分の1成人式でのメニューの一つだが、「自分たちで作る」というステータスの部分とは異なるのであえて、シリーズタイトルとは別にした。

自分の幼児期のことを振り返り、保護者が育ててくれたことへの感謝を持たせる意義がある。昨年まではこの部分がきっと大きい式だったはず。2分の1成人式のありようが色々取りざたされているのは、それぞれの子どもの育ちを配慮するところからも来ていると思われる。
私は「自分たちでつくる」「小学校時代の成長」「今のクラスの成長」をテーマに10歳としての心と力の育成に重点を置いている点から、前述の点はあまり重視はしていなかった。だが、これまでの流れも少しは取り入れることと、すべての子どもに同じ機会を与える意味から自分の幼児期のことを話すコーナーを作った。もちろんそれぞれの子どもの環境を考え、できる範囲で。
テーマ「生まれてから小学校に入るまでのことで、自分の思い出か保護者から聞いたエピソード」について、一つ、15秒程度話す。
長すぎても短すぎてもいけない。文の数からすると3つか4つが妥当。覚えて工夫して話す。

本番では、生まれた時のことや、川に流されて助かったこと、迷子になったことなど自分は覚えてないが、親が心配したことなどが多く語られた。
また、家族旅行をしたこと、おばあちゃんに可愛がってもらったなど心に残る思い出もあった。
全部で10分もかからないスピーディなスピーチタイム。

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by saibikan | 2016-03-20 08:05 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

カギかけ・カギボックス作品集1

完成した作品の紹介 1
4年図工の板工作 カギかけ・カギボックス

いたってシンプル。壁掛け型のカギかけ。
でも、切るのも色ぬりも頑張った!
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置き型のカギかけハウス。
家族で使うそうです。嬉しいだろうなあ。
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可愛い作品。
このデザインは猫ちゃんだったんだ!
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釘を使いっていいか?と聞いてきた。力強い感じ。
よく見るとキツネみたい。
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by saibikan | 2016-03-19 04:11 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

とにかく切る、構想して切る

板を使って、工夫して
〜楽しいカギかけ・カギボックス〜 

最初はとにかく角材を切る。切る、切る、切る。
ノコギリなんてあまり使ったことがない町っ子たち。
マンション住まいが多いから経験も少ないようだけど、
基本を教えてやり出せば、「木を切る」という行為自体が面白いらしい。
ノコギリの数が丁度クラスの半分。これもいい。
必ず二人で協力し始める。
「押さえて」
「切れないよ」
「ななめチックになってる」
「あと少しだ頑張れ!」
「切れた!」
拍手。
ただ角材を切るだけなのに、楽しそうである。
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板と角材を手にとって組み合わせてみる。
どんなものができるかな?
見本の写真を見る。
自分が作りたいものを構想する。
「ああこんな形の板が欲しいな。」
「切らなくちゃ。」
「線を引かないとまっすぐ切れない。」
「板がガタガタいう、持っててくれる?」
「こう組み合わせてみよう・・。」
切りながら考える楽しさも出てくる。
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by saibikan | 2016-03-19 03:47 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)

板を使って(カギかけ・カギBOX)

3学期に木工をすることは決まっていた。
主なめあてとして

ノコギリを中心に道具を楽しく安全に正しく扱うこと。
角材と板の組み合わせを工夫すること。

ということははっきりしていたが、題材を具体的にどのように設定するか、については、
明確ではなく、2学期から考え続けてきた。
造形遊び的に活動や表現重視か、生活に役立つ作品制作として構想や技能の重視か。
材料揃えをどうするか。
全体指導計画をどう作るか。

これまで経験した木工の学習を調べ、
今年の図画工作での彼らの姿を振り返り、
様々な教科書の題材を見比べながら、
題材内容を大まかに考えた。

     板を使って、工夫して
〜楽しいカギかけ・カギボックス〜

・構想を立てて、生活に役立つ、板と角材の組合せによる作品作りを行う。
・某教科書の作品例の一つである、「カギかけフック付きの木工作品」を基本とする。
 (カギ入れのボックス的なものでも良い、とした)
・接着剤使用による組み立てを基本とする。
 (作りながら、釘を使いたいと言った子どもには、それもよし、とした。)
・置いても、壁掛けでも良い。自分の家の状態に合わせることが大事だと話す。
・着色には、共同のアクリル系水彩絵の具を使う。
(自分で水彩絵の具を使うことも可。また色はつけないことも可)

・角材・板・フックなどと、教師がホームセンター等に行って、扱いやすそうなものを選び
 価格と相談して購入、提供する。
・事前の「角材切りや板切り」で、ノコギリの使い方を学ぶ。友達と協力して切りながら、
 どれぐらいの厚さや長さが扱いやすいか、自分なりに体感する。
・自分でも板材は持ってきても良いものとする。

1月から2月上旬までの実践。
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by saibikan | 2016-03-12 10:48 | 4年図工授業 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師Kanのblog。


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