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新学期2日目の朝の指導「挨拶」

新学年の新学期の2日目。子どもより早く教室に来て窓を開けた。そして教室のドアの後ろの鍵をしめて前を開けた。その後板書。

1 教室入り口で、立ち止まってあいさつをしよう。
2 窓が開いているか確かめよう。
3 ランドセルの中の教科書・ノートは、すべて机の中に入れよう。
4 ランドセルは後ろの自分の場所に置こう。
5 手さげ袋は教室横の番号が書いてあるフックにかけよう。
6 提出プリントは前に出そう。
 *すべて終わったら外に遊びに行こう。
 *8時15分には着席してください。全員で朝の挨拶をします。
  (朝の活動の始まりは8時20分)

そして私は教卓の前で子どもを待つ。児童昇降口の開錠は7時30分と決まっている。その時間が過ぎてしばらくすると第1号がやって来た。
「おはようございまーす!」
駆け込んでくる。そりゃそうだ、早く来る子どもは元気がいい。外で遊びたいのだ。

「おはよう!よく来た。1番目だね。名前は?」
と言ってまずは1番目に来たことを褒める。
そしてもう1度廊下に出てもらう。
「立ち止まって先生とあいさつをしましょう。名前も言ってね」
と私は黒板前に立って、子どもと向かい合い、
「おはようございます。」
と深々と頭を下げた。子どもはびっくりしたように
「あ。お、おはようございます。〇〇です。」
と礼をして教室に入る。
「黒板を見てね。」
と声をかける。しばらくじっと見て、教室を眺め
「窓は開いてます。」
と言うので
「今日は先生が開けました。明日から、もし開いてなければ開けてね。」

とお願いする。


その後続々とやって来る子ども達に同じ指導をしていく。名前も確かめて誰が来たかを私はメモしていく。
外に遊びに行こうとする子どもが、後ろのドアを開けようとするのを静止。
「全員が登校するまで後ろのドアは開けないでね。」
そう言って前のドアから出させる。時々、外に遊びにいく子どもが
「立ち止まって挨拶するんだよ。」
と登校して来た友達に声をかけて遊びにいく。中には教室内に残って、入り口の様子を観察している者もいる。

8時の時点で約3分の2が登校。全員は来ていないが、私は職員室に戻った。
「これから来る人にも教室の入り方を教えてね。」
と教室に残っている人に伝えて。
職員室に戻った理由は、
「同僚の先生たち、特に同学年の教師に挨拶をするため」
である。私はこの日は早く出勤した(教頭先生と同じぐらい)。早く来た先生たちとは挨拶したが、同学年の先生たちはまだ来ていなかった。その時間なら来てるはず、と言うことで職員室に戻って、挨拶をし、会話をし、打ち合わせをした。

そして8時10分に再度教室へ。なんと、ほとんどすわってるじゃないか。びっくり!


「うわあ。早い!もうみんな戻って来たの?しかも座っている。約束の時間まで後5分もあるのに。素晴らしい!」

と褒めまくった。そして朝ごはん食べて来た?とか、昨日はなんを食べた?とかたわいもない話をしていると、教室の中に笑いが起こる。
やがて8時15分。まだ二つの座席は空白。
「まだ来てない人もいるんだね。誰だっけ」
と私が問うと
「〇〇くんと〇〇くん」
「あの二人いつも遅いんだよ」
「よく遅刻する」
と教えてくれた。するとちょうど、そのうちの一人が、教室後ろから入ろうとしたが空いてないので前から入って来た。びっくりしたような顔をして戸惑っているので
「おはようございます。立ち止まって挨拶しよう」
と同じように指導し、
「よく来たね。待ってたよ。」
と、頭に手をやり、声をかけた。


その後すぐ最後の一人が、廊下に姿を見せた。中を見て急ぎ足で入り口の前に来たものの・・・ランドセルを背負って、引き出しを抱えたまま、室内に入れずモジモジしていた。
「あいさつだよ。立ち止まって。」
やや強い口調のクラスメートの言葉にじわっと涙ぐんだ。
私は
「泣かんちゃええ」
と方言で声をかけると、
「よう来た。間に合っとる。心配せんで教室入ろう。」
と肩を両手で叩いてハグし、
「でも、挨拶はしような。」
と目の前で気をつけをして
「おはようございます。」
と声をかけた。蚊の鳴くような声で
「おはようございます」
がかえって来たので、
「よし。全員揃った。いいぞ。今日も欠席なし!」
とみんなの方を向かって叫んだ。そして、振り返ると小さな声で
「明日は今日より3分早くおいで。」
と声をかけ、後ろのドアの鍵をかけるように頼んだ。

「全員立って。おはようございます!」
「おはようございます!」
元気っぱいの挨拶で2日目もスタート。その前に、朝のひと時の中でも、小さなドラマはあった。

**********************************************

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今でも朝、私が教室にいると、立ち止まって「おはようございます」と挨拶をする子どもたちです。

私がいなくても、教室に向かってできる子どもたちもいます。

学校は子供達の笑顔と元気な挨拶があってこそ、生き生きとする場所。

それを実感している毎日です。

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by saibikan | 2017-04-30 03:48 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

14日間 授業ができた喜び

4月も終わろうとしています。授業日数は14日。嬉しい事です。
昨年の4月は、5日しか授業ができませんでしたから。
1年前の4月、地震後の学校は、避難所運営に四苦八苦の毎日でした。
私も時々当番として、泊まりに行っていたのを思い出します。
しかし、学校から行政に運営の主導権が移り、
遠方から来てくださった方々、自衛隊の方々のおかげで
次第に落ち着いていく避難所でした。
それでも揺れは毎日のようにあっていました。
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今年は、子どもたちも学校で落ち着いて学習しています。
今、4月の学校の様子を振り返っています。





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by saibikan | 2017-04-30 03:34 | 熊本地震 | Trackback | Comments(0)

わずかな時間の掃除指導(学級開き3)

学級開きも、教室移動と「自己紹介」「聴くこと」の話で30分が過ぎた。ここまでくると話をよく聴いているので、残り10分間、掃除指導を入れた。

「全員、自分の机・椅子、近くの床を綺麗になるよう拭いてください。終わったら教室の中でまだ拭いてないところを拭きますよ。」


私が3つのバケツに水を汲んで、置き、雑巾の絞り方を手で示す。

そして10人ずつ分かれて雑巾を濡らして絞らせた。

それぞれが自分の机の周囲を一生懸命拭いていた。
「おお、頑張るなあ。」
「先生もう終わりましたよ。あっちを拭いていいですか?」
「いいとも、自分のところ以外を進んで掃除しようとする君は立派だ。」
「私はこっちを拭きます。」
子供達が次第に真ん中から周囲へと移動して床を拭いている。
「素晴らしい、素晴らしい」


しかしよく見ると、床の目に沿ってない子供がほとんど。机があるからそうなるのだろう。

「お!〇〇さんは床の拭き方がわかっている!」
と叫ぶと、みんなが一気に注目。
「こんな風に床の板の目に沿って拭ける人が本当の掃除上手だ!」
するとみんなの拭き方が変わった。

床の目を意識して拭き始めた。


最後は雑巾の掛け方の方法を伝え、その場で一人一人指導。

いつものように、自分の番号のところに二つ折りをして、名前が見えるように。

そして洗濯バサミで止める。

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毎年の雑巾写真を横に掲示。


さらに、そのままになっていたバケツを

「誰かバケツを片付けてくれる?」
と言うと、さっと動いてバケツの水を捨てて片付ける数人の子ども。
「素晴らしい!進んでやれるし、素早く動く。4年生はさすがだ。」


教室での初めての1時間で、いろいろできました。
素直でとても可愛いです。自分の思いをぶつけてくる最上級生もそれなりにやりがいがありましたが、こういう素直な子供達をどこまで伸ばせきれるか、楽しみです。


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by saibikan | 2017-04-18 04:51 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

聴く=耳+目と心(学級開き2)

新学年初日学級開き 

自己紹介の続き


「それにしてもみんなはちゃんと先生の話をよく聞いているね。素晴らしい。さすが4年生。」
というと、またにっこり。
「聞くって大事なんだよね。人の話をしっかり聞くことで、いろいろなことがわかる。話す方も聞いてくれることでしかり話そうという気持ちになる。今の君たちの聞く態度を見て、先生も嬉しい。」
続けて
「ところで『きく』という漢字を知ってるかな?」
と尋ねた。
「知ってる。門構えに耳」
と何人かいうので
「おおーよく説明できるんだね。」
と言いながら
「聞く」
と板書した。
「なぜ、こんな字なのかな?」
「耳で聞くから」
「さすが!そうなんだよね。耳で話を聞くからこんな字。でもね、『きく』って他の漢字もあるんだ。」
「へえ」
「4年生でには難しいけど、みんながとてもよく聞いているから特別に教えよう。普通は教えないんだけどね。特別だ。」
そう言って
「聴く」
と書いた。


「4年生にはぜひ、このような聴く力をつけてほしいな?」

と言うと一瞬キョトン。ここはこちらで引っ張ろう、と
「耳だけでなく、耳 + 目、心で」
心が隠れていること、目が横になっていることがわかって、なるほどとうなずく。

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「耳+目と心で聞けるようになると、自然と姿勢も良くなるんだ。」と言うとピッと体をまっすぐにする子どもたち。何と素直な子どもたちだろう。何だか本当に話すのが心から楽しくなった。

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by saibikan | 2017-04-17 04:33 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

4年学級開きは今年も折句で(学級開き1)

今年は桜の花が咲いている中、始業式の日を迎えた。

今回は4年生の担任になった。素直で可愛い役30人の担任。

支援学級から交流できている二人を合わせて30人。

去年より10人少なく教室が広く感じた。

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始業式後、旧教室で移動を待つのに十数分。ようやく新しい教室に移動すると、素早く自分でいい席に座ろうとする子どもたちが数人。ああ、よくある風景だと思いながら、全員廊下に名簿順に並ばせた。その後、番号順に座らせていく。そしてランドセルは後ろへ、ボックスは廊下へ。他のものは机の中へ。

そして挨拶。
「担任の西尾です。よろしくお願いします。」

その後いきなり、今年もまた教室で「ソーレパン」をやってみた。してみせるとすぐわかったよう。
「ソーレ言うたび拍手が増えてる。」
言った子供に
「さすが!よくわかったね。みんなもやってみよう。」
目を見て笑顔で一生懸命にやってる。それでも1回の拍手を30人で合わせるのは難しい。そんな子供達。でも一生懸命さが伝わる。わずか2回が最高記録。
「はじめてなのに、2回も揃った。すごい。4年生だから、4月のうちに4回できれば素晴らしい。」
そんな言葉に、失敗した子供がほっとした顔をする。これはさらっと言ったほうがいいな、と思って自己紹介へ。学級の実態を見て、無理な時はしつこくしないことも大切。


担任紹介は折句。去年、就任式で僕がやったことを何人か覚えていたので、今回は「4年生バージョンで」と前置きして始めた。最初から黒板に名前を書き、文字を一つずつさしながら話していく。


ニコニコ笑顔の先生も
しかる時には、えんま様
思いでいっぱい作りましょう
楽しくみんなと話して笑って
まじめに授業で力をつけて
厳しく優しく育てます


聞いていた子ども達が「うまいなあ」とつぶやく。(サンキュー!)
「そうか、ありがとう。嬉しいよ。先生も頑張って考えた甲斐があった。」
と言うと、にっこり笑顔が帰ってきた。だからこちらも
「人から褒めてもらうと嬉しいもんだ。」
と笑顔で返した。

「みんなも同じように自分の名前で考えてね。」
と付け加えると
「え!?」
と一瞬顔が引きつる。
「お家の人と一緒に考えてごらん。楽しいもんだよ。」
と言って、今回は特に宿題ということではなく、ここでさらっと終わった。まあ、タネを蒔いた程度である。のちに芽がでる。

*****************************


 ★随分前に、「しおたに まき」という名前で折句を作って学級開きをした、という同じような内容の記事を投稿したことがあります。実はその名前の中にも、読者に対する謎かけがありました。分かる人にはわかるでしょう。

*今年は学級通信をよく書いています。このブログも、やや学級づくりのカテゴリーが多くなりそうです。


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by saibikan | 2017-04-16 04:10 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

担任が決まってする事 2017年度版

担任が決まってすること2017年度版 作成者:西尾環 にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

このシリーズもまめてやがて10年近くなる。担任が決まってから、始業式までに担任がしておかなくてはならないことを思いつくまま書き出したものである。毎年4月になると、前年度の内容を見直し、改善を続けている。私は、1年前に職場が変わり、今の学校なりの必要なこと、不要なことが見えてきたので、さらに改善、整理した。昨年度は、すぐに大地震があり、また違った面から年度始めの項目も加わっている。本年度はチェック用の枠も項目の頭に入れた。

《学年集団・学級担任での準備と共通理解》
□1 学年主任を中心に挨拶と自己紹介(当たり前のことだが、チームとしてやっていくので互いのことを知ることは必要。特に主任は、教育の基本姿勢を伝えるべきである。また雑談の中で、それぞれの考え方や良さを心に留めておこう。)

□2 担任学級児童確認(クラス替えがあっている時は、カードを整理しながら男女の人数比や名前を確認する。学校によっては一覧に綺麗にしているところもある。現任校は、前年度末に前担任がクラス分けをデータとして残し、さらに教務主任がそれを今年度用に作り変えているのでありがたい。スムーズにいく。教頭先生や給食室とも担任レベルでも人数確認を取っておいたほうが良い。)

□3 児童情報収集(持ち上がりなど前担任が近くにいれば直接聞く。また支援学級等との交流児童がいれば支援学級担任との基本姿勢ぐらいはやっておいたほうが良い。さらに通級教室へ通っている児童がいれば相手校と1度は連絡して電話ででも話す計画を立てておくべきである。これも最近は、児童写真を含め前年度からの引き継ぎがなされる学校が多いので、中身の濃い収集が可能。本校で年度末に管理職がすべての担任と対話をして児童の情報収集をされているところが素晴らしい。)

□4 児童ゴム印分け(長く使っているのは目詰まりしているかも。布テープや爪楊枝でゴミをとらないと、文字がつぶれてみえない。そして並べながら、氏名を読み上げたり、試し押しをしながら、名前をぶつぶつ言う。意外とこういうことで、少しずつ事前に名前が頭に入ってくる。)

□5 教材決め(テストやドリル等。ノートも。複数学級なら、これを学年で話し合いながら決める。選ぶ基準は、「子どもの実態に合っているか」「学力が身につくものであるか」「低学力の児童にあった配慮がなされているか」「評価や採点がしやすいか」「テストの前や後のフォローがある内容か」などなど。どれを重視するかで、何となくそれぞれの先生の教育観や学年主任の考えが分かる。)

□6 補助教材の届/承認願いの提出。(使用届と承認願いは種類が違う。使用届は学年によって制限額が異なる。社会副読本などは承認願いになる。これはすぐに出すこと。)

□7 社会科見学旅行の大まかな案と予約。(日程を決め、見学先に予約を入れる。前に行ったから、という考えだけでなく、新しい学習内容、教科書を見て、それに沿ったものにすることが必要。人気のある場所は早く押えるべき。またこの日のこの時間から予約スタート、という場所もあるので事前調べは重要。貸切バスを利用する場合は旅行会社へも連絡。熊本県の場合、地震の影響で以前とは見学できない場所もあるので要注意=通潤橋は上には登れない、熊本城は見学不能など。)

□8 名簿作成(まずは氏名だけの一般の学級名簿。場合によっては各教科の評価用も作成。最近はデータ化されているので、前年度の名簿をもとにできる。エクセルやナンバーズで作っておくと良い。交流学級児童がいる場合は、名簿にどう入れるか、学校ごとに違うので、共通理解を図っておく。後に、住所や生年月日も入った名簿を作成。教務主任が作ってくださる本校は、ここがとてもスムーズでありがたい。ただし、データは一つずれると、すべて誤りになるので、担任で確認することを忘れてはならない。)

□9 出席簿、健康観察簿氏名印打ち(学校によってスタイルが違うので教務主任や養護教諭の指示を確認する。特に出席簿は公簿であるので要注意。休業日の書き方など例を熟読すること。学級閉鎖の場合どうなるのか?事前に知っておくとためになる。ちなみに学級閉鎖は出席停止扱いである)

□10  導要録分け保健関係書類確認(要録にはとりあえず、個人情報があるので確認。前担任がいない時などは、指導要録に書かれていることがある程度の情報源となる。もちろん前年度の担任がいれば、時折必要事項は聞いておく。様々な角度から。保健関係書類では視力などを確認していくと良い)

□11 教室を見て掃除(現場に行けば、机椅子の数や棚の配置、掲示板、フックなど、またその教室独自の道具のある・なしが分かり、なんとなく学級経営のイメージがわく。すっきりした教室でその後の準備をしたい。)

□12  学級経営案のイメージ化(校長の方針を元に、自分の方針や目標を持つ。もちろん子どもの実態からスタートすることも忘れない。きちんと書かなくてもメモ程度は必要。学校で経営案のスタイルが分かっていれば、それに当てはめて書くこともできる。)

□13 教室の教師用机の道具を揃える(はさみ、のり、テープ、・・・教室にあるものと、事務室からもらえるもの、自分で持ってくるもの、の区別をしておく。自分のものは名前を書いておかないと後でわからなくなる。私の場合、付箋紙、クリップ、定規、スタンプなども必須。)

《教室設営》

□14 かばん棚・靴箱に名札(シールやテプラを使用。中にはビニルテープに名前を書いてカッター板で切り貼る場合もあるが、靴箱のビニルテープはやがて砂がたまって剥げる場合がある。番号のみ、あるいは貼らない学校もある。名前があると、最初から迷う子どもは少ない。また整理できていない子どもが誰か、すぐわかる。始業式の放課後一斉にする学校もある。)

□15 黒板貼付け磁石名簿づくり(授業や学級活動その他で色々使える。3セットあればさらによし。テプラとラミネーターと磁石があることが理想。私は児童机用と、授業用と、学級活動用の3種類作ることが多い)

□16 教室黒板常時掲示用磁石シール作成(その日の時間割の123456とか、教科のカードとか、他に必要なもの。これは案外それぞれの先生が持ち歩いているものだ。学校によってはすでに常備されていたり、他の掲示板があったりする。)
 
□17 ぞうきんがけやフックの確認(すぐに使えるように。番号シールをつける。ぞうきん用には洗濯バサミと予備のぞうきんを準備。)

□18 ホワイトボード準備(私の場合、これが重要。かなり活用する。中ぐらいのものが学校内にあるかどうか、使えるかどうか。なければディスカウントショップ、100円ショップなどで購入。あるいは白い紙をラミネートして手作りホワイトボードという手もある。少なくとも4人に1個は欲しい。)

□19 掲示板及び背面掲示板の活用計画(ざっとアイデアをノートに書き留めておく。特別支援教育の視点からいうと、黒板周囲にあまりベタベタ貼るのは好ましくない。必要分だけにするか、カーテンで授業中は隠せるようにするか。私は黒板の上には学級目標一つ程度しか貼らない。)

□20 日直の仕事表(毎日行うことを画用紙に書いておく。私は二人制。)

□21 給食当番表づくり(学校の実態で必要人数が違うので確認を。始業式当日はない場合もあるが意識づけのため初日から伝える。エプロンやマスクを忘れた時、どうするのか対応を最初から考え、対策も示しておく。給食時間の過ごし方も同時に考える。)

□22 掃除当番表づくり(掃除場所と道具を見ることが重要。広さと人数が合わない場合もある。学校のものだけでなく個人でもお掃除グッズを準備。トイレ掃除を徹底してがんばらせたい。どのような掃除方法にするか、現場を見て考える。)

□23 係活動案(子どもが来てから、子どもと話し合って、でもよいが、学年の実態に合わせてどういう係が必要かの想定はしておく。あるいは過ごしながら、こういう係が必要だと子どもと話しながら随時決めてしまう場合もある。)

《学級開きのために》

□24 学級開きの日の出会いのシナリオを考える。(子どもとの出会いの第1印象は重要。いろいろな方法がある。明るい笑顔で挨拶をして抱負や願いを述べることは忘れてはならない。そのほかに工夫してみる。私がこれまで行ったケースの例。
 ・事前に児童の氏名を覚えてしまい、顔を見ながら健康観察をした。
 ・折句自己紹介で楽しく名前を伝え、自分のも考えさせた。
 ・花束を持ってクラスの誕生日だと言ってクラスにプレゼントし飾った。
 ・集中力を高める拍手ゲームや無言1分ゲームなどでスタートした。
 ・子ども同士の関わり合いが生まれるエンカウンターなどでスタートした。
ただし子どもに受けようというのでなく、このような学級目標があるから・・と考える。)

□25 学年の教師で学年通信の名前決め。(学年で楽しく話し合う。意外と面白い)

□26 学年通信・学級通信第1号を書く。(保護者へのあいさつと第1週の時間割決定。)

《学習のために》
□27 教科書を読む。(年間の学習の見通しを)
□28 学年の年間指導計画を読む。(ここまでいくには結構道のりは遠いがー)
□29 研究について調べる。(最初から授業に生かす)
□30 時間割作成と年間の教育カレンダー作成。(最低、まずは時間割だけでも。)
□31 家庭学習をどうするか決める。(支援の必要な児童は、パターン化されたものが良いことを考えておくべきである。だから私の場合、基本的にプリントを1枚と自学帳、音読と決めている。プリントは、印刷可の練習プリント=国語・算数を学校で購入してもらう。できなければ個人購入。手作りできればそれがベストだが、なかなか時間的余裕はない。家庭学習帳は、最初の一冊だけ共同購入であとは個人で追加していく。)

《その他》
□32 学年集会を開く計画。1年生を迎える会の出し物の案。(学年教師で話し合い。)
□33 家庭訪問計画(地図で子どもの家を確認。あるいは校区を歩く。早めに立て始めるが、学校で共通理解しておくことが大事である。早い者勝ちのようにならないよう。)
□34 諸費集めの計画、集金袋準備。(生活保護や準要家庭の確認も忘れない。)
□35 地震が起きた時の対応の仕方、避難経路 (訓練を待たずに自分で考えよ。火災避難や不審者対策も)


 とりあえず書き並べている。他者にも役立つようにという思いで書いているが、あくまで私自身に役立つことを大前提に書いているものなので、絶対的なものではない。これを参考に、先生方が、自分の学校の慣習やルールにのっとって、自分なりに準備していただければ幸いである。それは、各学級の子どもが気持ち良く新しい学校生活をスタートすることにつながる。  以上
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by saibikan | 2017-04-04 22:03 | 学級づくり | Trackback | Comments(2)


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