運動会ソーラン節2017指導5

《指導過程5 隊形作りと外での演技》

隊形がある程度決まってきたら、体育館内でその並びや動きで一旦練習し、運動場での活動に移る。


土の上で踊る体感。声が広がる感覚。そして開放感。

素足になって「気持ちいい。」

それとともに動きを活発化させる指導者の声が鳴り響く。運動会練習時になると、運動場で気合を入れるため当然教師の声も大きくなる。私自身もそう。怒ってるように聞こえるかもしれないが、叱ってるのでもなく、子どもたちの気持ちを鼓舞させるためである。

大声を出す時は地声。マイクは使わない。

逆に運動場でマイクを使う時は静かに話す時、伝える時。

基本的にマイクはあまり使わない。

大切なことは集めて近くで顔を見て話す。

その方が伝わる。

運動会3日前。ソーラン2017は、ある程度仕上がった。

c0052304_05513933.png


[PR]
# by saibikan | 2017-05-30 05:52 | ソーラン節 | Trackback | Comments(0)

運動会ソーラン節2017指導4

《指導課過程4 リーダー選抜とレベルアップ(6〜7時間目ごろ)》
映像や教師の見本を取り去った時、踊りの質を高めていくために行うこと。
1 ソーランリーダーを決める。
  ソーラン節リーダーは、1番前で踊れることを伝える。互いに踊りを見合う中で踊りのうまい人を推薦したり、教師がピックアップしながら、リーダーを決定する。今回は各クラス4名の計12人。そしてリーダーを先頭に全体の隊形作り。すると学年全体の動きがガラッと変わった。
2 自分たちの映像視聴
  体育館でみんなが踊っているところを撮影。各教室でテレビで視聴。するとリーダーの動きのすごさが前から見られたり、後ろで腰高のために突っ立ている自分がわかったり、細かい動きが確認できたり、各個人の意識が変わり、次の練習へのめあてが持てた。
3 踊り鑑賞
  列ごと、学級ごとなど、いくつかのグループに分けて踊ってもらい必ず鑑賞者をつける。踊り終了後に良かったところを伝えてもらう。伝えられた子は嬉しそうだった。
4 リズムで細かいところの指導
  この辺りの指導までで、踊り方に関して私が怒鳴ることはほとんどない。ここまででも全体的にうまくできない点は前から見てわかるので、その部分を取り上げて、「トントントン、ドドン、ドドン、はっ!」とか「「飛んで構えて右左」など覚えやすいリズム言葉を注入しながら、動きを仕上げていく。
c0052304_05372187.jpg

[PR]
# by saibikan | 2017-05-30 05:39 | ソーラン節 | Trackback | Comments(0)

運動会ソーラン節2017指導3

《指導過程3 動きの習得(3時間目以降)》

続きの動きの部分を少しずつやって、映像に合わせて踊っていくだけ。
腰落とし、指先や腕に力を入れることはもちろん常に。
ただし子供が覚えやすくリズム言葉を時々入れて指導する。
1・2・3・4・・・の数を数える場所もだが、
トントントン・・・など。
少しずつ進んでいく。

どんな動きか?
それは、ネット上で探せば、指導用の映像はいろいろあるので自分がやりやすいものを見つけると良いだろう。
ただし僕の「おじさんソーラン」は公開してないので悪しからず。

ちなみに以前、自分の動画投稿サイトに映像を乗っけて、URLを知っているものだけ見られる限定公開として各家庭に教えたことがある。これは家でスマホやタブレットを見ながら練習できると好評であった。練習時間短縮になる。もちろんその時は、期間限定とし、終了したら消してしまうことを忘れない。

さて、今回子ども達に動きを教えながら言っていたことがある。それは
「基本は揃える。力強さが揃う美しさがあるからね。」
「でもその中で思い切って自分を表現するんだよ。だから角度とか多少違ってもいい。全力で表現して。」
である。
ずっと踊り続けは疲れるので時々、半分ずつとか、クラスごととか分けて踊らせ、互いに動きを見る時間も作る。

一通り流れと動きを覚えたら、やがて、映像を取り外す。
そしてしばらくしたら、僕も踊らず見るだけ。
見本がなくなると一旦動きが鈍る。
でもそこでまた、一工夫するのである。
c0052304_05215478.png

[PR]
# by saibikan | 2017-05-30 05:22 | ソーラン節 | Trackback | Comments(0)

運動会ソーラン節2017指導2

《指導過程2 見通しと基本動作(2時間目)》

1 小学生向け南中ソーランを映像視聴
①同じ学校の先輩の映像があればそれが最も良い。(なければどこかの小学校の映像を借りる)
②なければ指導者が動きを小学生用にアレンジて踊って見せている映像。(ネット上にも指導用はあるが、やはり自校の該当学年児童に合わせて作った方が良い。)

今回は①がなかったので②。…僕が2年前に前任校で作った映像を、4年生の子ども達には「おじさんが踊るソーラン節」と紹介。

「この前見たソーランのビデオは、動きが激しかったでしょう。今日は小学生用の、おじさんがもう少しゆっくり踊っているソーラン節のビデオを見ましょう」
そう言ってスイッチオン。
現れた画面に思わず笑う。
そりゃそう、でてくるのは僕だから。

曲が流れて真剣な顔でソーランを踊るおじさんを見ながら、子供たちの表情は笑ってるけど、次第に目がクギ付けになっていく。笑いの質が変わっていく。なんだか嬉しい。一生懸命に踊っている気持ちをわかってくれてるらしい。最後のシーンで疲れて倒れこむ姿に思わず、再度爆笑。
終わって不思議と子供から出るのは
「どこで撮ったの?」「いつ撮ったの?」
って言葉。あるいは
「最後は倒れて終わりですか?」
いやそれは、くたびれてそうなっただけで・・・
「先生頑張ったね。上手だね」
という言葉は残念ながらないが、それで良い。

2 最初の動きを一つ一つ学ぶ
⑴腰落としから基本的な構え。
⑵手で波を表す動き。
⑶網をまきあげる仕草と「ソイヤサー」の掛け声。
⑷飛び上がって再び基本的な構え。
⑸網(つな)を引く動作と「どっこいしょどっこいしょ」
⑹網を投げながら「ソーランソーラン」
最初の時間はここまで。無理にたくさんしない。
流れと細かい動きを説明して、して見せて、させてみる。
動きがかっこいいい人をどんどん褒める。

3 「曲入りおじさんソーラン映像」に合わせてやってみる。

(1)~(6)のところだけ、曲入り映像を見ながら子供達は踊る。ステージ上には、パソコン(タブレットでも可)・プロジェクター・スクリーン・スピーカー・マイク。映し出された映像の横で、実際に僕も踊る。左右反対に踊っているので子供には「鏡」というのだが、それでも左右逆に踊る子供もいるので、実物の僕は、時々後ろ向きになって踊ってみせる。
指導するときになると、先輩たちが踊っている映像でなく、一人がカメラに向かって画面一杯で踊っているこのような映像が効果的だ。もちろん完璧に踊れるならば、体一つでいいのだが、僕がいなくても同学年の先生方が指導するにはこのような映像が良い。ちなみに前任校では、昨年度は僕の映像を活用して全校で踊ったと聞いた。
c0052304_05002459.jpg
4 一通り流す。
指導してなくても映像が流れていると、この日にやってないところも、見て踊ろうとする子どもが大半。その姿を見てると面白い。ついていけないけど、なんとかやってみようと必死。
最後は真似して倒れ、ひっくり返るこども続出。
「そこは真似しなくていいの」
と同学年の先生が怒り気味に言うが、僕は笑って済ます。
「今日のところはラストは倒れていいよ」

5 振り返り
「きつかったけど楽しかった」「面白い」「次が楽しみ」
とりあえず2時間で意欲は沸き起こった。


[PR]
# by saibikan | 2017-05-30 05:01 | ソーラン節 | Trackback | Comments(0)

運動会ソーラン節2017指導1

運動会表現「ソーラン節」の成功に向けて
今回の該当学年は4年生である。
《指導過程 導入(1時間目)》

1 映像視聴
(1)昔のニシン漁の映像
・海に出る船の様子、網を投げたり巻いたりして漁をする船乗りたち。大量に水揚げされる魚。(1960年頃のエンジンの船で漁に出る映像しかないので、昔はこれが手漕ぎだったと話す)
(2)櫓を漕ぐ船の映像
・一人で手で漕ぐ

2 ソーラン節の動きの中で漁と重なる基本的な動きをしながら、イメージ化
・船を漕ぐところ
・網を投げるところ
・網を引くところ
・魚を取って喜んでいるところ
(体育なのでここに時間を取る)
「水の上を進むには、しっかり漕がなきゃ!どうする?」
「腰に手をつけて。水をしっかりこぐ」
「漁師さんになったつもりで力強く腰を落として網を引こう。ほら綱引きのように」
「あ、いいなあ、腰が低いよ。これは力が入る」
「なんか掛け声をかけてみようか」
「よいしょ。よいしょ」
「お、○○くんいね。」などと言いながら。
とにかく型がどうとか、順番がどうとか、でなくて基本動作をやりながら十分に楽しむ。

3 実際に運動会で踊る「ソーラン節」の視聴
・今回は「南中ソーラン」を踊る若者の激しい動き。
この踊りを見せたら「難しそー」「こんなの踊れないよー」の悲鳴に近い声。しかしこれがのちに達成感や満足感ヘと変わっていく。そのためには怒りまくって、させるだけの指導ではだめである。
「はは、だいじょうぶだよ。これはプロに近いにいちゃんたちだから。今まで小学生も踊れてるから。さ、次から踊りの練習に入るよ。」

4 本時の振り返り
「今日良かったところは?」「学んだことは?」
と感想を言って1時間目終了。

*ちなみに写真は、昨年の6年生が描いた大漁旗である。
 せっかくなので、今回の運動会でも、この旗を活用することにした。
c0052304_04343849.jpg

[PR]
# by saibikan | 2017-05-30 04:35 | ソーラン節 | Trackback | Comments(0)

「わからない」が言える子どもに

これは、私の知るある学校でのある教員の思いを聞いて記事にしている。

掛け算の九九ができない子どもがいる。授業中、頭の中で一生懸命考えているのは表情から読み取れる。質問をすると、困ったような表情をする。なんと言えば良いのか悩んでいるのだろう。あるいはどう言えばいいのか、わからないのだろう。つまり、うまく言えない。
だが近くにいる教師は「あの子は覚えようとしない」「言おうとしない」と言う。「言わない」とも言う。違う。「言えない」のだ。「覚えられない」のだ。
そのちょっとした捉え方の違いが、のちに大きなひずみを生み出していくことに、その同僚は気づいていない。変わるべきは子どもでなく教師であるのに。

そう、私も同じような思いを持ったことがある。今思えば、本当に子ども側に立っていなかったと猛省している。新規採用の時からの色々な子どもの顔が浮かぶ。すまないなという気持ちがかなりある。だから目の前のクラスの子どもには、わからないときは「わからない」と言おうと言っている。

そして今日もまた「先生わからない」という声が出た。「ちゃんと聞けよ」とは言わない。昔は言ってたなあ。
「よく言ったね。じゃあ。教えてあげよう。さてさて、今どこまでわかったかな」
が彼へのお返し。もちろん簡単には全てをすぐには理解できない。でもちょっとずつ、だ。考えようという気持ちがあるんだから。思いを伝えたのだから。変わるべきはこちらである。
c0052304_22465707.jpg


[PR]
# by saibikan | 2017-05-24 22:47 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

伝統ある八千代座を訪ねる

GWなので、学校外の話題に触れよう。
5月3日にぶらっと足を運んで見学したのは県北の山鹿にある芝居小屋「八千代座」。
国指定重要文化財である。明治43年に建設された。この日は講演が何もなかったので、升席などに座って案内人さんの話を聞くことができた。実際に場所を動きながら、小1時間。これが結構面白かった。
c0052304_04570166.jpg
舞台や花道の話。これまで舞台で演じてきた坂東玉三郎や市川海老蔵の名前が出る。天井には華麗なシャンデリア。昔はガス灯だったらしい。カーブした管がガス管だったとか。それに火をつける話とか、その周囲の天井にある昔のスポンサーの派手な広告の話も。座って聞いている枡席=このひと枡に昔は8人がぎゅうぎゅう詰めだったようだ。と、「あなたが座っているそこは『るろうに剣心』のロケで佐藤健や武井咲が座った場所」だという。へー。
さらに舞台に上がり、手動で緞帳などを動かしていることを知る。舞台天井は大きなツナの網目があり、小道具係が歩いて花吹雪などを降らせる。回り舞台やせり上がって来るところ。さらには舞台裏から下に潜って奈落の底。どうやって舞台を動かしているかがわかった。
c0052304_05051191.jpg

c0052304_05085759.jpg
c0052304_05060447.jpg



c0052304_05045754.jpg
c0052304_05101218.jpg

こんな八千代座も開業以来賑わったが、昭和には映画館となり、テレビの普及で客足は激減、閉館。人がいなくなったこやは荒れ果て・・・しかしその八千代座を復活させるべき地元民が立ち上がり復興活動を。国の重要文化財指定を受けて平成の大修理を行い。平成13年から現代の芝居小屋として復活を成し遂げた。このことは、地元県の小学校4年生の「わたしたちの熊本」という副読本に教材として載っている。
c0052304_05064230.jpg
c0052304_05063599.jpg
最後は結局、学校の話になってしまったが、それを抜きにしても、観光として行ってみるのも面白い。僕ももう1度案内人の話を聞いてみたいと思った。そしてさらにもう1度は、ぜひここで歌舞伎なり演劇なりをみたいものである。

この日は、若いお二人が結婚式の前撮りに訪れていた。
そうそう、友人がメンバーである「ざ・からいも」さんもここで1度演奏したと言っていた。「そりゃ、すごいことやん」ーここに来ると心からそう思った。
c0052304_05074407.jpg


[PR]
# by saibikan | 2017-05-07 04:59 | 日常・旅・まち・料理 | Trackback | Comments(0)

国語辞典の付箋紙活用モデル

 例年のように「国語辞典を授業でガンガン使います。家にある人は持って来てください。付箋紙も使うから持っている人は持ってきて」とお願いした。国語辞典を持っていた子はクラスの約半分だった。
そのうちの一人が持ってきた国語辞典を見て唖然!(写真のごとく)低学年のとき、「国語辞典の引き方」のような講座を受けて、家庭でずっと付箋紙を挟み続けたという。
「まだ2000枚しか貼ってません」
という、この4年生。当然みんなもびっくり。僕もびっくり。初めて見たよ、ここまでやっている子ども。しかも自分で。いい見本(モデル)ができたなあ。でもこの子は、学校用と家庭用と分けたほうがいいのかも。
 
 国語の物語の最初の授業時に、国語辞典を活用。半分の子どもには図書室の辞典を貸した。懇談会では「できれば自分の国語辞典を持たせてもらえればありがたい。」と保護者にも話をした。その時すでにこの辞典が教室に置いてあったので、親御さんたちもびっくり。
c0052304_10184857.jpg



[PR]
# by saibikan | 2017-05-06 10:19 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

学級目標づくり


学級目標をどう作るかーまだまだ学級会を自分たちでやれる力はない。前年度の経験次第だが、クラス替えもあっているので、担任が司会で進めた。こんな話し合いの方法があるよ、というのを体験させるため。だからいくつかの手法を織り交ぜて進行した。

1 考えの視覚化・共有化
 どんなクラスならいいか、どんなクラスにしたいか、一人一人の願いを考えさせた。それを隣の人と言い合う。そして、それを合体させたもの、あるいはまとまらないなら別々の2つの意見でよいとしたものを、ホワイトボードに書かせた、2人で1板。そして黒板に貼った。

2 対話を通して意見の選択・主張

 「どれがいいと思う?近くの4人で話し合ってごらん」と5分ほど話し合いの時間を取った。なぜそれがいいかも4人で言い合う。その後、全体に問う。

「みんなの前で意見を言える人はどうぞ。」挙手して主体的に「〜がいい。理由は・・・」と発言した子供たちが選んだボードに磁石をつけた。手を上げて自分の意見を主体的に発言したことを褒めた。

3 全員の意見の集約・整理

 「全員の考えを取り入れる時は、こんな方法がある。似たような意見をまとめていくんだ。どれが似てる?」と問い、から出て来たつぶやきや発言を元に、ボードを動かす。すると「『元気』が多い」と気づいた。「明るい」「きびきび」も似たような言葉だということになった。「仲良し」「仲間外しをしない」「助ける」は近い言葉として似ていると意見が出たので寄せた。そしてもう一つ「勉強を頑張る」を一つの柱とすることにした。この時「学校の3つの目標」や「学年の目標」にもぴったりであることに目を向けさせ、多くの意見が出た時の話し合いでは拠り所となるものがあると良いと知らせた。

4 まとめた意見の単純化

 「意見をまとめるほど言葉が長くなる。そこで、全部の意味が入るような言葉を選んだり作ったりするんだよ。」とシンプル化をはかった。「元気に遊ぶ」「きびきび動く」「けじめをつける」の仲間は「きびきび動く」に。「仲良し」「ケンカをしない」「仲間外しをしない」「助けられる」の時は、あえてこちらから「『〜しない』より『〜しよう』の方がいいよ。しかも4年生らしい言葉を」と前置きすると「仲良し」か「助ける」となった。ここで僕が「助けるは一方的だなあ。お互いに助けるっていうような言葉はないだろうか」というと「助け合う」が出て多くが賛同。それに決まり。最後は僕の方から「勉強をがんばるもあるので、それも一つの柱として入れてね。」と助言。「勉強もガンガンやろう!」と。
・きびきび動く(きびきび)
・助け合う  (ホカホカ)
・勉強をがんばる(がんがん)
「この3つを目標に過ごせば、きっと太陽のように明るく楽しい学級になるよ。」で締めくくった。

5 決定事項の実行化・評価・般化

 「よし、みんなで話し合って決まったぞ。素晴らしい!拍手。」パチパチ笑顔。「でもね、絵に描いた餅ではいけないんだ。」と例えに4年生はキョトン。やはりこの例えは君たちには難しいな、と一人苦笑いして「決まっただけではダメだよね。実行しなきゃ。そして楽しく明るい学級にならなくちゃ」と言い換え、とりあえず意識させることに・・・。

 まずは教師が上の3つの言葉をこの瞬間から多用する。「授業の始まり終わりにはきびきびと」「きびきび掃除」「給食準備もきびきび」「着替えもきびきび」「遊ぶときは遊ぼうや」・・「係や当番も助け合ってるからホカホカ気分だね」「勉強でも助け合おうか」・・・「自学をがんがんやろうね」「音読もがんがんやろうね。」(すでにやり始めているという実態がある)・・・そしてできたら褒める。


 次に決まったことを紙に書いて教室のどこかに貼る。常に意識化のため。場合によっては評価し、シールを貼って。達成度が目に見えるようにする。工夫ある良いものを考え中。


 「最後に子ども(たち)自身で、目標が達成できた時喜び合う、できていなければ反省するというシステムづくりや、他の活動へ行かされる学級を目指していく。会社づくり(文化的創造的係活動)も、これがあってこそ生きてくる。

次回からもっと子どもに委ねた話し合いにしていこう。
c0052304_10085410.jpg



[PR]
# by saibikan | 2017-05-04 23:09 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

新学期2日目の朝の指導「挨拶」

新学年の新学期の2日目。子どもより早く教室に来て窓を開けた。そして教室のドアの後ろの鍵をしめて前を開けた。その後板書。

1 教室入り口で、立ち止まってあいさつをしよう。
2 窓が開いているか確かめよう。
3 ランドセルの中の教科書・ノートは、すべて机の中に入れよう。
4 ランドセルは後ろの自分の場所に置こう。
5 手さげ袋は教室横の番号が書いてあるフックにかけよう。
6 提出プリントは前に出そう。
 *すべて終わったら外に遊びに行こう。
 *8時15分には着席してください。全員で朝の挨拶をします。
  (朝の活動の始まりは8時20分)

そして私は教卓の前で子どもを待つ。児童昇降口の開錠は7時30分と決まっている。その時間が過ぎてしばらくすると第1号がやって来た。
「おはようございまーす!」
駆け込んでくる。そりゃそうだ、早く来る子どもは元気がいい。外で遊びたいのだ。

「おはよう!よく来た。1番目だね。名前は?」
と言ってまずは1番目に来たことを褒める。
そしてもう1度廊下に出てもらう。
「立ち止まって先生とあいさつをしましょう。名前も言ってね」
と私は黒板前に立って、子どもと向かい合い、
「おはようございます。」
と深々と頭を下げた。子どもはびっくりしたように
「あ。お、おはようございます。〇〇です。」
と礼をして教室に入る。
「黒板を見てね。」
と声をかける。しばらくじっと見て、教室を眺め
「窓は開いてます。」
と言うので
「今日は先生が開けました。明日から、もし開いてなければ開けてね。」

とお願いする。


その後続々とやって来る子ども達に同じ指導をしていく。名前も確かめて誰が来たかを私はメモしていく。
外に遊びに行こうとする子どもが、後ろのドアを開けようとするのを静止。
「全員が登校するまで後ろのドアは開けないでね。」
そう言って前のドアから出させる。時々、外に遊びにいく子どもが
「立ち止まって挨拶するんだよ。」
と登校して来た友達に声をかけて遊びにいく。中には教室内に残って、入り口の様子を観察している者もいる。

8時の時点で約3分の2が登校。全員は来ていないが、私は職員室に戻った。
「これから来る人にも教室の入り方を教えてね。」
と教室に残っている人に伝えて。
職員室に戻った理由は、
「同僚の先生たち、特に同学年の教師に挨拶をするため」
である。私はこの日は早く出勤した(教頭先生と同じぐらい)。早く来た先生たちとは挨拶したが、同学年の先生たちはまだ来ていなかった。その時間なら来てるはず、と言うことで職員室に戻って、挨拶をし、会話をし、打ち合わせをした。

そして8時10分に再度教室へ。なんと、ほとんどすわってるじゃないか。びっくり!


「うわあ。早い!もうみんな戻って来たの?しかも座っている。約束の時間まで後5分もあるのに。素晴らしい!」

と褒めまくった。そして朝ごはん食べて来た?とか、昨日はなんを食べた?とかたわいもない話をしていると、教室の中に笑いが起こる。
やがて8時15分。まだ二つの座席は空白。
「まだ来てない人もいるんだね。誰だっけ」
と私が問うと
「〇〇くんと〇〇くん」
「あの二人いつも遅いんだよ」
「よく遅刻する」
と教えてくれた。するとちょうど、そのうちの一人が、教室後ろから入ろうとしたが空いてないので前から入って来た。びっくりしたような顔をして戸惑っているので
「おはようございます。立ち止まって挨拶しよう」
と同じように指導し、
「よく来たね。待ってたよ。」
と、頭に手をやり、声をかけた。


その後すぐ最後の一人が、廊下に姿を見せた。中を見て急ぎ足で入り口の前に来たものの・・・ランドセルを背負って、引き出しを抱えたまま、室内に入れずモジモジしていた。
「あいさつだよ。立ち止まって。」
やや強い口調のクラスメートの言葉にじわっと涙ぐんだ。
私は
「泣かんちゃええ」
と方言で声をかけると、
「よう来た。間に合っとる。心配せんで教室入ろう。」
と肩を両手で叩いてハグし、
「でも、挨拶はしような。」
と目の前で気をつけをして
「おはようございます。」
と声をかけた。蚊の鳴くような声で
「おはようございます」
がかえって来たので、
「よし。全員揃った。いいぞ。今日も欠席なし!」
とみんなの方を向かって叫んだ。そして、振り返ると小さな声で
「明日は今日より3分早くおいで。」
と声をかけ、後ろのドアの鍵をかけるように頼んだ。

「全員立って。おはようございます!」
「おはようございます!」
元気っぱいの挨拶で2日目もスタート。その前に、朝のひと時の中でも、小さなドラマはあった。

**********************************************

c0052304_03341525.jpg

今でも朝、私が教室にいると、立ち止まって「おはようございます」と挨拶をする子どもたちです。

私がいなくても、教室に向かってできる子どもたちもいます。

学校は子供達の笑顔と元気な挨拶があってこそ、生き生きとする場所。

それを実感している毎日です。

           にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ ぽちしていただけると嬉しいです


[PR]
# by saibikan | 2017-04-30 03:48 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

14日間 授業ができた喜び

4月も終わろうとしています。授業日数は14日。嬉しい事です。
昨年の4月は、5日しか授業ができませんでしたから。
1年前の4月、地震後の学校は、避難所運営に四苦八苦の毎日でした。
私も時々当番として、泊まりに行っていたのを思い出します。
しかし、学校から行政に運営の主導権が移り、
遠方から来てくださった方々、自衛隊の方々のおかげで
次第に落ち着いていく避難所でした。
それでも揺れは毎日のようにあっていました。
c0052304_03260169.jpg
今年は、子どもたちも学校で落ち着いて学習しています。
今、4月の学校の様子を振り返っています。





[PR]
# by saibikan | 2017-04-30 03:34 | 熊本地震 | Trackback | Comments(0)

わずかな時間の掃除指導(学級開き3)

学級開きも、教室移動と「自己紹介」「聴くこと」の話で30分が過ぎた。ここまでくると話をよく聴いているので、残り10分間、掃除指導を入れた。

「全員、自分の机・椅子、近くの床を綺麗になるよう拭いてください。終わったら教室の中でまだ拭いてないところを拭きますよ。」


私が3つのバケツに水を汲んで、置き、雑巾の絞り方を手で示す。

そして10人ずつ分かれて雑巾を濡らして絞らせた。

それぞれが自分の机の周囲を一生懸命拭いていた。
「おお、頑張るなあ。」
「先生もう終わりましたよ。あっちを拭いていいですか?」
「いいとも、自分のところ以外を進んで掃除しようとする君は立派だ。」
「私はこっちを拭きます。」
子供達が次第に真ん中から周囲へと移動して床を拭いている。
「素晴らしい、素晴らしい」


しかしよく見ると、床の目に沿ってない子供がほとんど。机があるからそうなるのだろう。

「お!〇〇さんは床の拭き方がわかっている!」
と叫ぶと、みんなが一気に注目。
「こんな風に床の板の目に沿って拭ける人が本当の掃除上手だ!」
するとみんなの拭き方が変わった。

床の目を意識して拭き始めた。


最後は雑巾の掛け方の方法を伝え、その場で一人一人指導。

いつものように、自分の番号のところに二つ折りをして、名前が見えるように。

そして洗濯バサミで止める。

c0052304_04493898.jpg
毎年の雑巾写真を横に掲示。


さらに、そのままになっていたバケツを

「誰かバケツを片付けてくれる?」
と言うと、さっと動いてバケツの水を捨てて片付ける数人の子ども。
「素晴らしい!進んでやれるし、素早く動く。4年生はさすがだ。」


教室での初めての1時間で、いろいろできました。
素直でとても可愛いです。自分の思いをぶつけてくる最上級生もそれなりにやりがいがありましたが、こういう素直な子供達をどこまで伸ばせきれるか、楽しみです。


にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ ぽちしていただけると嬉しいです


[PR]
# by saibikan | 2017-04-18 04:51 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

聴く=耳+目と心(学級開き2)

新学年初日学級開き 

自己紹介の続き


「それにしてもみんなはちゃんと先生の話をよく聞いているね。素晴らしい。さすが4年生。」
というと、またにっこり。
「聞くって大事なんだよね。人の話をしっかり聞くことで、いろいろなことがわかる。話す方も聞いてくれることでしかり話そうという気持ちになる。今の君たちの聞く態度を見て、先生も嬉しい。」
続けて
「ところで『きく』という漢字を知ってるかな?」
と尋ねた。
「知ってる。門構えに耳」
と何人かいうので
「おおーよく説明できるんだね。」
と言いながら
「聞く」
と板書した。
「なぜ、こんな字なのかな?」
「耳で聞くから」
「さすが!そうなんだよね。耳で話を聞くからこんな字。でもね、『きく』って他の漢字もあるんだ。」
「へえ」
「4年生でには難しいけど、みんながとてもよく聞いているから特別に教えよう。普通は教えないんだけどね。特別だ。」
そう言って
「聴く」
と書いた。


「4年生にはぜひ、このような聴く力をつけてほしいな?」

と言うと一瞬キョトン。ここはこちらで引っ張ろう、と
「耳だけでなく、耳 + 目、心で」
心が隠れていること、目が横になっていることがわかって、なるほどとうなずく。

c0052304_04263015.jpg

「耳+目と心で聞けるようになると、自然と姿勢も良くなるんだ。」と言うとピッと体をまっすぐにする子どもたち。何と素直な子どもたちだろう。何だか本当に話すのが心から楽しくなった。

にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ ぽちしていただけると嬉しいです


[PR]
# by saibikan | 2017-04-17 04:33 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

4年学級開きは今年も折句で(学級開き1)

今年は桜の花が咲いている中、始業式の日を迎えた。

今回は4年生の担任になった。素直で可愛い役30人の担任。

支援学級から交流できている二人を合わせて30人。

去年より10人少なく教室が広く感じた。

c0052304_04085318.jpg

にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ ぽちしていただけると嬉しいです


始業式後、旧教室で移動を待つのに十数分。ようやく新しい教室に移動すると、素早く自分でいい席に座ろうとする子どもたちが数人。ああ、よくある風景だと思いながら、全員廊下に名簿順に並ばせた。その後、番号順に座らせていく。そしてランドセルは後ろへ、ボックスは廊下へ。他のものは机の中へ。

そして挨拶。
「担任の西尾です。よろしくお願いします。」

その後いきなり、今年もまた教室で「ソーレパン」をやってみた。してみせるとすぐわかったよう。
「ソーレ言うたび拍手が増えてる。」
言った子供に
「さすが!よくわかったね。みんなもやってみよう。」
目を見て笑顔で一生懸命にやってる。それでも1回の拍手を30人で合わせるのは難しい。そんな子供達。でも一生懸命さが伝わる。わずか2回が最高記録。
「はじめてなのに、2回も揃った。すごい。4年生だから、4月のうちに4回できれば素晴らしい。」
そんな言葉に、失敗した子供がほっとした顔をする。これはさらっと言ったほうがいいな、と思って自己紹介へ。学級の実態を見て、無理な時はしつこくしないことも大切。


担任紹介は折句。去年、就任式で僕がやったことを何人か覚えていたので、今回は「4年生バージョンで」と前置きして始めた。最初から黒板に名前を書き、文字を一つずつさしながら話していく。


ニコニコ笑顔の先生も
しかる時には、えんま様
思いでいっぱい作りましょう
楽しくみんなと話して笑って
まじめに授業で力をつけて
厳しく優しく育てます


聞いていた子ども達が「うまいなあ」とつぶやく。(サンキュー!)
「そうか、ありがとう。嬉しいよ。先生も頑張って考えた甲斐があった。」
と言うと、にっこり笑顔が帰ってきた。だからこちらも
「人から褒めてもらうと嬉しいもんだ。」
と笑顔で返した。

「みんなも同じように自分の名前で考えてね。」
と付け加えると
「え!?」
と一瞬顔が引きつる。
「お家の人と一緒に考えてごらん。楽しいもんだよ。」
と言って、今回は特に宿題ということではなく、ここでさらっと終わった。まあ、タネを蒔いた程度である。のちに芽がでる。

*****************************


 ★随分前に、「しおたに まき」という名前で折句を作って学級開きをした、という同じような内容の記事を投稿したことがあります。実はその名前の中にも、読者に対する謎かけがありました。分かる人にはわかるでしょう。

*今年は学級通信をよく書いています。このブログも、やや学級づくりのカテゴリーが多くなりそうです。


[PR]
# by saibikan | 2017-04-16 04:10 | 学級づくり | Trackback | Comments(0)

担任が決まってする事 2017年度版

担任が決まってすること2017年度版 作成者:西尾環 にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

このシリーズもまめてやがて10年近くなる。担任が決まってから、始業式までに担任がしておかなくてはならないことを思いつくまま書き出したものである。毎年4月になると、前年度の内容を見直し、改善を続けている。私は、1年前に職場が変わり、今の学校なりの必要なこと、不要なことが見えてきたので、さらに改善、整理した。昨年度は、すぐに大地震があり、また違った面から年度始めの項目も加わっている。本年度はチェック用の枠も項目の頭に入れた。

《学年集団・学級担任での準備と共通理解》
□1 学年主任を中心に挨拶と自己紹介(当たり前のことだが、チームとしてやっていくので互いのことを知ることは必要。特に主任は、教育の基本姿勢を伝えるべきである。また雑談の中で、それぞれの考え方や良さを心に留めておこう。)

□2 担任学級児童確認(クラス替えがあっている時は、カードを整理しながら男女の人数比や名前を確認する。学校によっては一覧に綺麗にしているところもある。現任校は、前年度末に前担任がクラス分けをデータとして残し、さらに教務主任がそれを今年度用に作り変えているのでありがたい。スムーズにいく。教頭先生や給食室とも担任レベルでも人数確認を取っておいたほうが良い。)

□3 児童情報収集(持ち上がりなど前担任が近くにいれば直接聞く。また支援学級等との交流児童がいれば支援学級担任との基本姿勢ぐらいはやっておいたほうが良い。さらに通級教室へ通っている児童がいれば相手校と1度は連絡して電話ででも話す計画を立てておくべきである。これも最近は、児童写真を含め前年度からの引き継ぎがなされる学校が多いので、中身の濃い収集が可能。本校で年度末に管理職がすべての担任と対話をして児童の情報収集をされているところが素晴らしい。)

□4 児童ゴム印分け(長く使っているのは目詰まりしているかも。布テープや爪楊枝でゴミをとらないと、文字がつぶれてみえない。そして並べながら、氏名を読み上げたり、試し押しをしながら、名前をぶつぶつ言う。意外とこういうことで、少しずつ事前に名前が頭に入ってくる。)

□5 教材決め(テストやドリル等。ノートも。複数学級なら、これを学年で話し合いながら決める。選ぶ基準は、「子どもの実態に合っているか」「学力が身につくものであるか」「低学力の児童にあった配慮がなされているか」「評価や採点がしやすいか」「テストの前や後のフォローがある内容か」などなど。どれを重視するかで、何となくそれぞれの先生の教育観や学年主任の考えが分かる。)

□6 補助教材の届/承認願いの提出。(使用届と承認願いは種類が違う。使用届は学年によって制限額が異なる。社会副読本などは承認願いになる。これはすぐに出すこと。)

□7 社会科見学旅行の大まかな案と予約。(日程を決め、見学先に予約を入れる。前に行ったから、という考えだけでなく、新しい学習内容、教科書を見て、それに沿ったものにすることが必要。人気のある場所は早く押えるべき。またこの日のこの時間から予約スタート、という場所もあるので事前調べは重要。貸切バスを利用する場合は旅行会社へも連絡。熊本県の場合、地震の影響で以前とは見学できない場所もあるので要注意=通潤橋は上には登れない、熊本城は見学不能など。)

□8 名簿作成(まずは氏名だけの一般の学級名簿。場合によっては各教科の評価用も作成。最近はデータ化されているので、前年度の名簿をもとにできる。エクセルやナンバーズで作っておくと良い。交流学級児童がいる場合は、名簿にどう入れるか、学校ごとに違うので、共通理解を図っておく。後に、住所や生年月日も入った名簿を作成。教務主任が作ってくださる本校は、ここがとてもスムーズでありがたい。ただし、データは一つずれると、すべて誤りになるので、担任で確認することを忘れてはならない。)

□9 出席簿、健康観察簿氏名印打ち(学校によってスタイルが違うので教務主任や養護教諭の指示を確認する。特に出席簿は公簿であるので要注意。休業日の書き方など例を熟読すること。学級閉鎖の場合どうなるのか?事前に知っておくとためになる。ちなみに学級閉鎖は出席停止扱いである)

□10  導要録分け保健関係書類確認(要録にはとりあえず、個人情報があるので確認。前担任がいない時などは、指導要録に書かれていることがある程度の情報源となる。もちろん前年度の担任がいれば、時折必要事項は聞いておく。様々な角度から。保健関係書類では視力などを確認していくと良い)

□11 教室を見て掃除(現場に行けば、机椅子の数や棚の配置、掲示板、フックなど、またその教室独自の道具のある・なしが分かり、なんとなく学級経営のイメージがわく。すっきりした教室でその後の準備をしたい。)

□12  学級経営案のイメージ化(校長の方針を元に、自分の方針や目標を持つ。もちろん子どもの実態からスタートすることも忘れない。きちんと書かなくてもメモ程度は必要。学校で経営案のスタイルが分かっていれば、それに当てはめて書くこともできる。)

□13 教室の教師用机の道具を揃える(はさみ、のり、テープ、・・・教室にあるものと、事務室からもらえるもの、自分で持ってくるもの、の区別をしておく。自分のものは名前を書いておかないと後でわからなくなる。私の場合、付箋紙、クリップ、定規、スタンプなども必須。)

《教室設営》

□14 かばん棚・靴箱に名札(シールやテプラを使用。中にはビニルテープに名前を書いてカッター板で切り貼る場合もあるが、靴箱のビニルテープはやがて砂がたまって剥げる場合がある。番号のみ、あるいは貼らない学校もある。名前があると、最初から迷う子どもは少ない。また整理できていない子どもが誰か、すぐわかる。始業式の放課後一斉にする学校もある。)

□15 黒板貼付け磁石名簿づくり(授業や学級活動その他で色々使える。3セットあればさらによし。テプラとラミネーターと磁石があることが理想。私は児童机用と、授業用と、学級活動用の3種類作ることが多い)

□16 教室黒板常時掲示用磁石シール作成(その日の時間割の123456とか、教科のカードとか、他に必要なもの。これは案外それぞれの先生が持ち歩いているものだ。学校によってはすでに常備されていたり、他の掲示板があったりする。)
 
□17 ぞうきんがけやフックの確認(すぐに使えるように。番号シールをつける。ぞうきん用には洗濯バサミと予備のぞうきんを準備。)

□18 ホワイトボード準備(私の場合、これが重要。かなり活用する。中ぐらいのものが学校内にあるかどうか、使えるかどうか。なければディスカウントショップ、100円ショップなどで購入。あるいは白い紙をラミネートして手作りホワイトボードという手もある。少なくとも4人に1個は欲しい。)

□19 掲示板及び背面掲示板の活用計画(ざっとアイデアをノートに書き留めておく。特別支援教育の視点からいうと、黒板周囲にあまりベタベタ貼るのは好ましくない。必要分だけにするか、カーテンで授業中は隠せるようにするか。私は黒板の上には学級目標一つ程度しか貼らない。)

□20 日直の仕事表(毎日行うことを画用紙に書いておく。私は二人制。)

□21 給食当番表づくり(学校の実態で必要人数が違うので確認を。始業式当日はない場合もあるが意識づけのため初日から伝える。エプロンやマスクを忘れた時、どうするのか対応を最初から考え、対策も示しておく。給食時間の過ごし方も同時に考える。)

□22 掃除当番表づくり(掃除場所と道具を見ることが重要。広さと人数が合わない場合もある。学校のものだけでなく個人でもお掃除グッズを準備。トイレ掃除を徹底してがんばらせたい。どのような掃除方法にするか、現場を見て考える。)

□23 係活動案(子どもが来てから、子どもと話し合って、でもよいが、学年の実態に合わせてどういう係が必要かの想定はしておく。あるいは過ごしながら、こういう係が必要だと子どもと話しながら随時決めてしまう場合もある。)

《学級開きのために》

□24 学級開きの日の出会いのシナリオを考える。(子どもとの出会いの第1印象は重要。いろいろな方法がある。明るい笑顔で挨拶をして抱負や願いを述べることは忘れてはならない。そのほかに工夫してみる。私がこれまで行ったケースの例。
 ・事前に児童の氏名を覚えてしまい、顔を見ながら健康観察をした。
 ・折句自己紹介で楽しく名前を伝え、自分のも考えさせた。
 ・花束を持ってクラスの誕生日だと言ってクラスにプレゼントし飾った。
 ・集中力を高める拍手ゲームや無言1分ゲームなどでスタートした。
 ・子ども同士の関わり合いが生まれるエンカウンターなどでスタートした。
ただし子どもに受けようというのでなく、このような学級目標があるから・・と考える。)

□25 学年の教師で学年通信の名前決め。(学年で楽しく話し合う。意外と面白い)

□26 学年通信・学級通信第1号を書く。(保護者へのあいさつと第1週の時間割決定。)

《学習のために》
□27 教科書を読む。(年間の学習の見通しを)
□28 学年の年間指導計画を読む。(ここまでいくには結構道のりは遠いがー)
□29 研究について調べる。(最初から授業に生かす)
□30 時間割作成と年間の教育カレンダー作成。(最低、まずは時間割だけでも。)
□31 家庭学習をどうするか決める。(支援の必要な児童は、パターン化されたものが良いことを考えておくべきである。だから私の場合、基本的にプリントを1枚と自学帳、音読と決めている。プリントは、印刷可の練習プリント=国語・算数を学校で購入してもらう。できなければ個人購入。手作りできればそれがベストだが、なかなか時間的余裕はない。家庭学習帳は、最初の一冊だけ共同購入であとは個人で追加していく。)

《その他》
□32 学年集会を開く計画。1年生を迎える会の出し物の案。(学年教師で話し合い。)
□33 家庭訪問計画(地図で子どもの家を確認。あるいは校区を歩く。早めに立て始めるが、学校で共通理解しておくことが大事である。早い者勝ちのようにならないよう。)
□34 諸費集めの計画、集金袋準備。(生活保護や準要家庭の確認も忘れない。)
□35 地震が起きた時の対応の仕方、避難経路 (訓練を待たずに自分で考えよ。火災避難や不審者対策も)


 とりあえず書き並べている。他者にも役立つようにという思いで書いているが、あくまで私自身に役立つことを大前提に書いているものなので、絶対的なものではない。これを参考に、先生方が、自分の学校の慣習やルールにのっとって、自分なりに準備していただければ幸いである。それは、各学級の子どもが気持ち良く新しい学校生活をスタートすることにつながる。  以上
にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

c0052304_22021563.jpg


[PR]
# by saibikan | 2017-04-04 22:03 | 学級づくり | Trackback | Comments(2)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本はアナログ。ADE・ランナー・小学校教師さいびKanのblog。


by saibikan

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリ

全体
キッズゲルニカ制作編
キッズゲルニカ発信編
アートマイルプロジェクト
6年海外交流ArtMile図工・総合
5年図工美術家連携プロジェクト
5年総合BOBURAドリームP
6年図工授業
5年図工授業
4年図工授業
1.2年図工授業
3年図工授業
ソーラン節
魔法プロジェクト(特別支援教育&ICT)
図工総合関連(竹ちゃん学習)
図工国語関連(やまなし)
図工サークル
図工室経営・図工美術論
図工美術全国大会/InSEA
図工美術熊本県大会2014
版画会・県市図美研・図工研発
造形展・子美術展・児美教室
美術作品・美術館・地域美術
学級づくり
総合的学習・生活科・地域
国語授業
社会授業
算数授業
理科授業
体育授業
道徳授業
外国語授業
音楽・ミュージック
自然・科学
動物(Lee/Chiro/Rufi)
スポーツ
学校行事・その他学校
情報教育(マイタウンマップ)
情報教育(ICT/情報研/JAET))
Future未来問題解決プログラム
情報(社会・news/blog/HP)
情報(番組・メディア・映画)
Macintosh
日常・旅・まち・料理
校内研究
プロフィール
我が家のアート
学習指導要領・教育施策
変わりゆく駅周辺
教師

環境エコ
I love N.Y.
教務の仕事
霧プロ
ゆげっこ同窓会
Family
小説
理科授業
熊本地震
未分類

LINK(excite以外)

ブログパーツ

お気に入りブログ

おおはしわあるど=ブログ=
図工だいすき子ども美術展
美術な目
■ 創生地 ■ そろそろ...
美術と自然と教育と
図工準備室
Hawaiian Br...
れれれさるの『学級日誌』
写真は口ほどにモノを言う 
図工室から ―図画工作の現場―
ぱれっとぺーじ
はーと&はーと 
尻別川の畔より/K9 F...
falmouth
図画工作・美術教育の大切...
“色といろいろ日記”
うつわのココロよ。
Heavenly Blue
つくること みること か...
のんびり徒然なるまま
smilecircle
街を美術館にしよう! ま...
図工大好き橋本ゼミin函館

最新の記事

校内研究で提案授業をすること
at 2017-08-16 23:13
みんなで新聞を作ろう5推敲
at 2017-07-16 09:50
みんなで新聞を作ろう4思考ツール
at 2017-07-15 23:13
みんなで新聞を作ろう3構想の対話
at 2017-07-14 20:40
みんなで新聞を作ろう2計画
at 2017-07-12 22:55

最新のコメント

毛皮のコウディーさん、コ..
by saibikan at 22:14
彩美館のブログ主様初めま..
by 毛皮のコウディー at 16:37
カギコメ様 了解です。..
by saibikan at 21:11
カギコメ様 コメントあ..
by saibikan at 21:09
Y様 こちらこそ、..
by saibikan at 17:18
「全員でゴール」たしかに..
by saibikan at 08:15
新年度、私も同じところか..
by ゆい at 08:56
西尾さんにここまで丁寧に..
by 村上 at 17:30
いじめを受けたことがある..
by saibikan at 14:02
どういたしまして。うれし..
by saibikan at 04:31

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2003年 06月

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

教育・学校
先生

画像一覧