魔法プロジェクト関西セミナー

本年度も魔法プロジェクトに参加している。
参加校の条件として夏休みにどこかのセミナーに必ず参加の義務あり。
どうにか今週の関西セミナーに参加できた。
会場は、神戸芸術センター。
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ところがだ。発表依頼があった。
しかし今年の実践はまだまだ出来ていない。
だから去年の内容を発表。
1度話しているとはいえ、やはり練習をしないと話せるわけはない。

しかも今度は20分も時間があるらしい。
去年の倍、中身は増やさず、膨らます。
ゆっくり話す。
エピソードを入れる。

終業式が終わってからわずか二日の練習。
家ではずっと振り返って思い出し、前の発表を見直し。
新幹線では再度イヤホンで去年の自分の台詞を聞きなおしながら
プレゼンもやや作り直し。
ホテルではほぼプレゼン練習。
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その合間に ポケモンGOをやってみる(教材研究である)。

本番は120名の参加者の前で。
まあまあの出来。
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それよりも今年の実践をどうにかせねば。
研究協力者がいるからこそ成り立っている。
自分はまだ何にもできとらん・・・

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# by saibikan | 2016-07-26 22:48 | 魔法プロジェクト(特別支援教育&ICT) | Trackback | Comments(0)

ゼロから学べる図画工作授業づくり

「ゼロから学べる図画工作の授業づくり」の本が本日、刊行された。岡山大学の大橋功先生の監修のもと、熊本と北海道の教師たちが協力して書き上げた本。私も執筆させてもらっている。

書き始めた時、若者向けに・・・という依頼で書き始めたが、出来上がって読み通してみると、決して、若者だけに役立つ内容ではないと気付いた。図画工作の授業をするすべての教師、学級づくりや子どもとの関わり方で悩んでいる担任、特別支援教育の視点で授業を考えている先生方、ベテランや中堅の先生方・・・多くの方に手に取って読んでもらっても、きっと役立つことが一つはあるだろうと思う。保護者の方も是非。

不備な点は多々あるかもしれないが、本書をどうぞよろしくお願いします。
(ポチッとしてくだされば嬉しいです。)



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# by saibikan | 2016-07-25 21:54 | | Trackback | Comments(0)

ねずみが苦手なだめ猫マウス

「新聞で先生の記事を見ました。大地震の後に子どもたちを元気づける授業をされている姿勢に感銘を受けました。」
というお便りとともに、ある絵本が10冊も届いた。
書名は「ねずみが苦手なだめ猫マウス」
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6月のことである。送り主は作者のお母様。
私とは全く面識のない方である。
本の主な内容は以下。

「ねずみが苦手」な猫・マウスと仲間たちの物語。仲間たちのスネーク、バード、スパイダー、コックローチとユニーク。変な名前ばかりの猫たちが、なぜそんな名前なのかは物語を読むと分かる。5匹のふしぎな冒険の楽しいお話。


実はこの絵本の文章を書いたのは、小学校5年生。現在高校生のかねしろさえさんが、5年前に小学校5年生の時の国語の授業で創作した物語。プロのイラストレーターが挿絵を描いて書店に並ぶ本となったそうである。
授業で生まれた作品が本になるなんてなんと素晴らしい。

教室に置いてみたら、ある子どもが手にとってパラパラとめくり
「これ面白い」
と読みふけっていた。

各学年に1冊ずつ配布して(支援学級にも)、図書室にも1冊提供した。
多くの子どもたちにこの物語が夢を与えてくれるだろう。

熊本の様子を心配してくださり、本校の子どもたちに向けて無償の提供。
ありがたいことである。
お礼を兼ねてここで紹介した。

心より感謝申しげたい。



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# by saibikan | 2016-07-14 03:42 | | Trackback | Comments(0)

アートカード絵合せ6年生編

今回は6年生でアートカードゲームを行った。
内容は昨年4年生で行った時と同じである(以下)

アートカードを使ったシンプルなゲーム。
「アートカード神経衰弱」(絵合せ)

西尾流のルールを基本に今日のスタイルを子供に示す。
・4人が机を向き合わせる。
・2人でチームを作る。
・2チームが、同じテーブルで対抗戦。
・1つのテーブルにカードを、20枚(10組)裏返して広げる。
・2人で相談しながらめくって絵が合えばもらえる。
・絵が合っても、交代でめくる。

黒板にカードを貼って、やりたい子供を募り1度モデルを示す。
その後各グループで。

ただの絵合せだが、子どもにとってとても楽しい活動。
それは子どもの姿を見ていればわかる。
(ちなみにこのカードは昨年度の教科書学習指導資料に残っていた全学年分を集めて、どのクラスでも使えるように保管しているもの。)
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初めて体験した子どもたちの感想である。

・面白かった。受けた。
・ほとんど負けてしまったけどアートはとても不思議なものがあってより面白くできたので楽しかったです。
・とても面白かったです。二人ペアでそろえることができたからです。
・私たちのチームは全部負けでした。けれど笑いながら楽しくできたので良かったです。記憶するのは難しかったけれどそろった時はうれしかったです。また今度する時には勝つようにがんばりたいです。
・友達と相談しながらカードをさがしたりめくったりして、とても楽しかったです。引き分けになったことが多かったのでもう一組カードを多くしてみればいいかなと思います。友達と協力しながらの方が一人ずつでやるよりとても楽しかったです。
・みんなで盛り上がってとても楽しかった。引き分けだったので勝てませんでした。でもアートカードゲームをやったことではんの人と少しは仲良くやれたと思います。次やるとしたらカードの数とやる人数を少し増やしたらもっと盛り上がると思います。
・ゲームも楽しかったけれどゲームのとちゅうで色々な絵を見れてとてもおもしろかったです。不思議な絵などがありおぼえきれない時もありました。とても楽しかったです。
・アートだったから似たような絵があったり絵をはっきり覚えられなかったところが難しかったです。でもみんなで協力して楽しくできたと思います。
・カードにある絵が個性的で覚えやすかったです。


クラス替えがあって仲間意識が高くない時、やってみればいい。みんなの仲が良くなる。
また、通常の他教科の授業で、話し合いをしても意見を言おうとしない雰囲気の学級や、まだまだ学び合いなどできない学級の実態がある時、アートカードゲームは互いの心の距離を近づけるのに効果的である。まずはこういうゲームで仲良くなり、友達と関わる楽しさを味わわせたい。感想を見ると、子どもたちはすでにそういう良さに気づいている。特に、二人一組というアイデアが功を奏したようだ。
そして全員がカードをめくる時絵をしっかり見ようとし、絵を記憶に焼き付けようとする。遊びながら絵を鑑賞している。そして絵を見ることの面白さに気づいている子どもがいたことが、何よりも嬉しい。


昨年の実践へのリンク ↓


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# by saibikan | 2016-07-10 10:36 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

わたしの元気マーク「くまラン」

子どもに負けじと、作成に挑戦したわたしの元気マーク。
自分で考えて提示したマークに友人らが意見をくれて
いつの間にやら、協働的に出来上がってきた。
最終的にはこれにした。
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このマークの意味

私自身を元気にしてくれるものはなんだろうと考えた時、一番に熊本城が思い浮かんだ。私たち熊本人のシンボル熊本城、その熊本城をゴールにした熊本城マラソンに毎年自分は出場している。ラストの石垣沿いの坂道で沿道の人々の応援でいつもいかに元気づけられることか。そう思い、熊本城と、自分がゴールする瞬間を重ね合わせた形のマークを考えた。


このマークの名称「くまラン」
どこかで聞いたような名称。「くまラン」「モ」じゃなく「ラ」です。




話し合いの中で変化してきたマーク画像の数々も以下に。
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# by saibikan | 2016-07-03 10:07 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

元気マークの完成


元気マークが完成した。
一人一人の思いが詰められた作品には味がある。
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2時は公開授業。
3時には終わらなかった子どもが完成させて、鑑賞と振り返り。
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# by saibikan | 2016-07-03 09:31 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

元気マークを考えよう

6年図工 元気マークを作ろう

何年生でも行える題材だが、マークデザインという要素に重点を置くならば、やはり高学年で扱うのが良いであろう。今回は6年生。そして、地震が起きた熊本ならではの授業として発案、実施したが、他の地域でも十分に実施可能である。
この図画工作のマークづくりの前に、学級活動で「元気リスト」という内容の学習をした。その中から自分がマークにしたいものを選んでデザインを考えることが第1時の目標。

活動の流れは
1 本時のめあてを持つ。 「自分を元気にしてくれるマークを考えよう」
2 マークの特徴について話し合う。
3 自分を元気にしてくれるものでマークにできそうなものを選ぶ。
4 アイデアをかき出す。
5 今日の勉強を振り返って感想を書く。

子どもの発想は面白い。
「これなんだろう?」
「ポップコーン」
「ポップコーンが好きなのか。」
「自分は映画が好きだから、そのとき食べるポップコーンで映画を表したんです。」
「なるほど!」
映画館といえばポップコーンか、その中にスクリーンがあり笑顔を入れている。
他の子どもにはないアイデアだな。色は今からかな。
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音楽、スポーツ、ゲーム、ペット・・・すでに色鉛筆で色のアイデアまで考えてマークの原画を書き込んでいる者も多くいた。




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# by saibikan | 2016-06-12 07:17 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「元気リスト」を書こう


6年学活 元気リストを書こう

地震による臨時休業の後に学校が再開し、約2週間後の事。悲しい時や疲れた時、ちょっと落ち込んでいる時、自分を元気にしてくれるものはなんだろう?そう教師が問いかけて、子どもが書く。そして友達と共有し、最後に感想。ただそれだけである。

「元気リスト」の出典は以下である。

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このあと図画工作の元気マークへ続く。

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# by saibikan | 2016-06-11 21:39 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

「わたしのくつ」の完成と鑑賞

 学校再開第2週の図工授業で着色をした。いつものように「水彩絵の具の使い方」の映像と実際の指導を簡単にしてあとは個々で色ぬりに。机間指導しながら、自分がいいとこみっけをして声をかけるだけ。教卓前に子どもが絵を持ってきてずらっと並んだり、私が筆を入れたりすることは一切なし。困ってる時は質問に答えるし、不安そうな子どもには声をかける。「終わった」のつぶやきに「頑張ったね。よくできてる。あ、ここをこうすればもっとよくなるよ。」と追加作業を促すこともある。もちろん完成するまでは終わらせないが、基本子どもが自分で満足して終了。

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 数日後、全員が出来上がった時に鑑賞の授業。全員自分の作品を机の上に置く。付箋紙を3枚机に貼る。そのあとは筆箱だけ持って全員起立。まずは隣と交代して席に座り、絵をしっかり鑑賞し、いいところを見つけて褒め言葉を書く。さらに席を離れて付箋紙が空いているところを見つけて書くという、いつものスタイル。終わったら自分のところへ戻って友達が書いてくれたコメントを読む。これだけだが、子どもは自分の絵に対する思いを深めていく。もちろん、絵の何を見るか、どう伝えるかの鑑賞指導は事前に必要である。


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# by saibikan | 2016-06-06 05:14 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

図工授業開き「くつをかこう」

図画工作の授業開きで、よく取り上げるのが
「自分のくつをかこう」
である。
これまで実施した学年は4〜6年である。
何年生でも可能だが、やはり6年生になると奥行き感を捉えられる子どもが増えるので
それなりにくつの形が整ってくる。
でも大事なのは、この時に「誰が上手に描けるか」を発見することではない。
次のようなことばが子どもの中で湧き出るように、授業をやっていきたい。

いろいろな線によって形はかけるんだ。
画用紙の上でくつが生き生きしてくる。
向きを変えてみるだけでいろいろ形になることに気づくなあ。
自分なりの表し方でいいんだね。
でも丁寧にかくこと、ぬることは大事だよ。
色は1色でもいろいろな色を出せるんだよ、作れるんだよ。
筆にとっての水は、色を濃くしたり薄くしたりできる魔法の水だ!
他の色と混ぜればもっとたくさんの色が作れて、自分色ができるね。
くつへの自分の思いを形や線に表して表すことが大切なんだ!!
そして、みんなの絵には、一人一人、いいところがある!!

今回の図画工作の授業開きは、これまでと違い、地震のために5月となった。
いろいろ考えたが、これまでよくやってきた「くつの絵を描こう」に決めた。
それをいつものように進めながらも「思い」という点を強く伝えるために、
私自身の話からスタートした。

5月12日(木)学校再開後三日目の授業。

自分の運動靴を持ってきて子どもの前に見せた。そして

「以前はスポーツジムで履いていました。自分が運動するときにぼくの健康を守ってくれたくつです。でも学校が変わって、この靴は外で履くことにしました。そんな時地震が起きました。地震が起きた時、この靴をすぐ履いて、家の中をジャリジャリ音を立てながら歩き回りました。そしていち早く家族を連れ出して避難所に行きました。その後数週間いつも履いていた靴です。つまり、この靴は、今度は。家族を助ける時に役立ち、地震でも素早く行動できたありがたい靴なのです。」

 という話をした。人が履く靴には、それぞれいろいろな場面で履いていて、思い出やドラマや詰まっているんだよね、と伝えたかった。日常使っていることだけでもお世話になっている靴だね、とも。そして、あなたの靴にはあなたの思い出がある。と。

そして子どもたちに自分の靴を見つめさせた。


いよいよ描く。「形をよく見て」スケッチペンで描く授業。

荒木先生の有名な「鉄の玉とシャボン玉」のただの二つ丸を黒板に描く導入で、強い線と弱い線で、ものは表現できること、カタツムリの線で描くことを伝えた。


その後は自分の靴を画用紙の上に置いて大きさも捉え、丁寧に描くようにしただけである。

私は子どもの間を歩いて回る。初めて私の授業に出会った子どもたち。

案の定

「失敗しました。」

「うまくかけません」

と、声が出る。


「なあんね、失敗なんかないとよ。違ったなと思えば別の線をかけばいい。」

「いらない線は、後で色でどうにでもなる。邪魔と思えばそのとき消せばいい。」

「上手に描かなくっていいんだよ。」

「大きすぎた?はみ出るのはダイナミックでいいさ。」

「小さい?丁寧にかけてるよ。空いてるところにもう1足かいてもいいよ。」

「どうしてももう一回描きたい?どこに?裏?ああ、じゃあ一回だけかいていいよ。」

私はそんな言葉で答えていく。それが私の仕事。でも時々、こちらから攻める。

「お。この線いいじゃん。」

「おお〜この曲がり具合がなんとも足にぴったり合ってる感。」

「そうそう、〜君のように底の部分は太い線で描くと力強いね!」

「〜さんはすごい!細い線で縫い目まで描いている。素晴らしい!」


そして次第に完成し始める。そして終わり間際に

「終わらなかったらどうするんですか?」

「家でかいてきていいですか?」

の声が出る。ここは

「いや、その日のうちに課題を終わることが先生流。出来上がるまで付き合います!」

と譲らない。それを聞いて遅い子どもはラストスパートで描き上げる。

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授業終了。多くは線描終了。

「頑張ったぞ。どれもこれもいい感じ。思いが伝わる絵だ。さあ来週は色ぬりだね。」

子どもたちも一生懸命に描いたからか、満足感を味わっていた。


しかし、数人線描が終わっていなかった。中には

「やっぱりかけない。」

と一度描いた絵を塗りつぶした子どもも。

「じゃあ約束通り先生がつきあおう。」

そう言って、数人、放課後に続きの図工授業。

かけない、と悩んだ子どもには、指で実物の靴の線をなぞったり、画用紙に始点と終点を考えさせたりしながら、とりあえず形は完成させた。




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# by saibikan | 2016-05-29 14:54 | 6年図工授業 | Trackback | Comments(0)

地震後の学校再開の初日はー

5月10日。3週間ぶりに学校が再開した。
教室でまず行ったのはミニゲーム。
最初は全員で、「ソーレ・パン」でクラス全体の心を一つに集中。
次は二人組で「タコとタヌキ」。
いずれも歓声。こんなゲームで喜ぶんだと実感。

今日のクラスのめあては「安全確認」と私が板書。
 
避難訓練を予定していたが雨がひどいため、中止。
その代わり校舎内を歩いて避難経路を確認。
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 教科の授業ーまず国語。
ハイテンションな反応、私語・つぶやきのざわざわ感。落ち着きなし。
学級に「落ち着きを取り戻そう」と声かけ。
でもあとで思えばこれは仕方がなかった。

休み時間はさらにざわつき感が高まった。
しかし、「授業開始30秒前に着席」はほとんどの子どもが覚えていてやがて守れるようになった。最初はチャイムで着席していた子どもも次第に減ってきた。
 
給食準備中はまた騒がしく、準備にとても時間がかかった。

まずは安心できる教室の雰囲気を作りながら、
学級内の様々なシステムやルールを、
もう1度最初から仕切り直す必要ありと感じた初日。



その日はそう思った。そう思って取り組んできたからこそ、子どもは学校生活のリズムは取り戻しつつある。だが3週間たった今、最初とは違う落ち着きのなさもある。

こんな時の学級や学校では、はまずは安心感なのだろう、と今振り返ってみて思う。

学校再開後の3週間もいろいろなことがあった。1週間サイクルでいろいろあった。やはり子どもの心の中は、通常とは違ったのだろう。

それを踏まえて明日からも進まねば。



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# by saibikan | 2016-05-29 13:59 | 学校行事・その他学校 | Trackback | Comments(0)

私たちは負けない 〜熊本人より〜

震度7を30時間内に2回経験するというのは、並大抵のことではない。
かなりの恐怖を伴う。そして膨大な不安感を植え付けられる。
益城の人たちの町や心の痛みは、それはもう言葉には表せられない。

南阿蘇の西原村は震度7と6。同様に、いかほど悲しく辛いかと思う。
私たちの住む熊本市はいずれも震度6だった。これもかなりの揺れだった。
それは私たちの郷土のシンボル「熊本城」の損壊からわかる。
以下、熊本市の職員が皆に伝えるために撮影して、ネットで発信した写真である。
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天守閣も小天守も被害を受けた。上空から見た熊本城は痛々しい。
しかしそれでも立っている。私たちは負けない。
熊本城に励まされている。

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# by saibikan | 2016-04-29 21:46 | 熊本地震 | Trackback | Comments(0)

4月16日の本震の瞬間

まさかもう1回大きな揺れが来るとは、予想していた人は少なかっただろう。
自分もあれ以上のことがある確率は低いとは思いつつも、また同じように揺れたら即避難せねばと思い、「すぐ逃げられる格好で寝たほうが方がいい。」「バッグに大事なものは詰めておく」「靴は近くに」と言ったが、家族は、本気で受け取らず(というか、もうあんな大きな地震はないだろうと予想していた)それを実行したものは少なかった。つまり私だけ。
私は懐中電灯を枕元に置き、玄関近くの息子の部屋(今は東京にいる)で、寝た。Gパンにシャツで。そして眠りが深くなった時それは起きた。

 4月16日午前1時25分

突然、突き上げるような衝撃があったかと思うとそのまま家中が大きく揺れた。激しかった。これまでに経験したことがない。
「これはすごい。」
ガタガタっと何かが落ちる音がした。一瞬命の危険を感じた。真っ暗なので何も見えない。だが尋常でない揺れがあることはわかった。再度何かが落ちて割れる音もした。ベッドの上で起き上がっておさまるのを待った。

すぐに電気をつけようと紐をひっぱったがつかない。停電か。懐中電灯で周囲を照らすと、本棚の上に乗せていた本やら古いラジオやらが床に激しく散らばっていた。上から落ちているらしい。靴を履いてバッグを背負い2階にいる家族の部屋へ向かった。食器が床に散らばっている。実は食器のほとんどは前の日に私が片付けていて、わずかに棚に残っていたものがすべて飛び出して割れていた。数的には少なくて済んだ。しかし棚の上の飾り物はほとんど落ちている。靴で歩くとジャリジャリ音がする。それぞれの部屋のドアを開けてすぐ叫んだ。
「家を出るぞ!早く準備しろ。」
しかし妻も息子も何も用意していなかった。
「だから言っただろう!」
だがそれ以上言っても仕方ない。隣の母の家のドアも叩いてすぐ準備するように言い、再び家族の部屋に言って妻が着替えるのを待った。息子は自分の懐中電灯を持って準備をしていた。ガタガタと小さな揺れがある中、待つ時間がとても長く感じた。妻は着替えながら
「通帳は?着替えは?」
いろいろなものを持って行こうとする妻に
「今はそんなものはなくてもいい。とにかく逃げる。」
再び大きな揺れが来たら、家が無事かわからない。
それぐらいのことを感じる地震だった。

準備ができたので外に出ようとした。
「ルフィ!ルフィを連れて行く」
妻が再び言う。私は
「後でいいだろう。自分たちのことを考えろ。」
と言ったが、彼女は愛犬ルフィのゲージから離れない。
「わかった。紐と首輪をはめて。」
そう言ってルフィを懐中電灯で照らして抱っこさせた。
息子と3人で外に出る。母は既に外で青ざめて待っていた。

「歩いて小学校まで行くぞ。」
暗い中、避難所に向かうことにした。
近所の数軒が車に乗って避難を始めた。それを見て
「車で行こう。」
と妻が言う。
「いや、こういうときは歩きだ。みんなが車で行くと身動き取れなくなる。」
幸い小学校は歩いて5分と近いので、それがいいと判断した。町中停電らしく真っ暗な中を、懐中電灯で照らしながら学校へ向かった。続々と人々が避難していた。小学校の入り口は車が連なって混雑していた。
「ほらね。」
運動場には暗い中、人が集まり始めていた。私たちは運動場のタイヤのところに荷物を置いて腰かけた。ようやく落ち着いた。次第に人が増えてきた。
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やがて体育館に明かりがついた。
外の方が安全とそのままの人もいたが、私は家族を連れて中に入った。体育館内は無事であったこととまだ寒さを感じる時間を考えると、その方が賢明と判断したからだ。そして壁際でドアに近い場所を選んで座った。
「こわかったねー」
「よかったーみんな無事で」
そう言い合った時は既にあの大きな揺れの瞬間から40分ほど過ぎていた。FBで友人たちとやり取りをして、何人かは無事だとわかりホッとした。車で避難している人、同じように避難所の体育館にいる人、外にいる人、部屋にいる人様々だったようだ。しかし一様に
「こわかった」
を連発していた。

被害が少ない我が家でもかなりの恐怖を感じた。被害の大きな場所であの瞬間を味わった人たちはもっと怖かっただろう。事実、同僚の職員の中には、家がひどい状態で未だに住めない人もいる。
そのような状況を経験した人たちは、職場でもバッグを肌身離さず持っていたり、揺れが来た時の驚きの敏感さが違っている。

この地震は、益城町・西原村で震度7。私たち熊本市で震度6強という強い地震だった。
震源は熊本地方深さ10km、M7.3。こちらの方が本震。

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# by saibikan | 2016-04-25 04:23 | 熊本地震 | Trackback | Comments(0)

4月15日の動き

大きな地震の後の自分の動きである。
この時は、これが本震と誰もが思っていた。
私たちの場所も震度6強で驚いた。
その後とった行動である。
4月15日に書いていたことをここに残す。
***************************
【4月15日・17:08】
昨夜、職場に家が近い関係から、すぐに駆けつけたら、次々と校区の方々が避難してこられました。車で来る方もおられたので、駐車場があっという間にいっぱいになりました。昼の学級懇談会で初めてお会いしたPTAの方々と協力して運動場へ車を誘導をしました。
真夜中を過ぎ、流れが多少落ち着いた頃、自分の携帯が切れていることに気づき、自分の母の様子を見に行かせてもらうことにしました。校長先生・教頭先生は、そのまま朝までおられました。私は自分の地域の学校の体育館へ行かせてもらうと、かなり多くの方が自主避難していました。母が毛布も何も持って行ってないというので我が家に帰って毛布を運びました。
というように色々やってて結局寝不足で疲れたままの今日、さすがに午後は眠気が襲い、早目に帰宅。そして我が家の前の電柱から道路に亀裂が入っていることに気づきました。
相変わらず、余震は続いています。これ、だんだん、今揺れてるのか揺れてないのかわからない気分になりますね。ずっと揺れてるような感じにも・・・余震がすでに140回ぐらいでしょうか?さすがに眠いので、ちょっと横になります。
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# by saibikan | 2016-04-24 22:43 | 熊本地震 | Trackback | Comments(0)

熊本地震の始まり4月14日

1週間前に突然揺れました。熊本地震の始まりです。
4月14日(木) 21時26分 熊本地方(益城町)最大震度7 地震の規模M6.5 震源の深さ11km
私の住む熊本市は震度5強ぐらいだろうということでした。

息子と二人でビールを飲んでいました。かなりの揺れで、机の下に潜るどころではありません。
二人でじっとするのが精一杯。ようやく治まって周囲を見ると、棚の上のものが落ちています。
食器棚は無事でした。
玄関の皿や飾っていた置物が落ちて割れていました。

同じ屋根の下に住む母の元を訪ねました。無事でした。
すぐに外にいる妻に電話しました。連絡がつきません。
しばらくテレビで状況を見て、息子は仕事場へ出かけました。
テレビ局が勤務先なので、忙しくなりそうでした

10時ごろようやく妻と連絡が取れました。無事でした。
スポーツジムの浴場にいて仲間と一緒に驚いて抱き合ったとか。
とにかく気をつけて帰るように言いました。
帰ってきて、顔を見ると一安心しました。

そして私はすぐに勤務先の学校へ向かいました。
避難する人が続々集まってきていました。
こんな大きな揺れは私も経験がありません。
益城町で震度7、驚くばかりでした。
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そのあとも数回揺れました。
私は勤務先の小学校で毛布を出すなどして手伝いました。
妻と母は二人で地元の小学校体育館へ避難していました。
明け方には、我が家の校区小学校へ戻り、家から毛布を持って行きました。

新聞を見ると、益城町で二人死亡。
かなり大きい地震だったんだと再確認しました。

これで終わると思ったのですが、そうではなかったのです。
忘れないようにFBに書き綴っています。
そのことを少しずつ、この場に記録とし整理して載せていきます。
少し落ち着いたので。

ちなみに私は熊本市在住です。
被災はしましたが、現在は家に戻り、ライフラインも復旧しています。
まだ水が出ないところや停電の場所に比べれば幸せです。
家は壁にひびが入った程度です。

しかしその後1週間地震は続いています。
学校の様子は、家よりもひどいです。
現在授業はできていません。
この場で報告できるような図工の授業もゼロです。

でも忘れないためにここに書き留めます。
FBに記録していたものを時々掲載していきます。
「子どものアート」とは少しコンセプトが違う内容になりますがお許しください。

また揺れました。震度1以上の地震の回数は700回を超えています。

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# by saibikan | 2016-04-20 22:55 | 日常・旅・まち・料理 | Trackback | Comments(0)


アートな授業作りに臨む日々。ICT活用や美術館活用、問題解決学習。思考力と心。基本アナログ。ADEでランナーでもあるさいびかんのblog。


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