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カテゴリ:学級づくり・学年経営( 194 )

新学期に子供を迎える電子黒板

2学期がスタート。
これまでは黒板に、チョークで文字と絵を描いて子供たちを出迎えていた。
今回は、教室に大きな電子黒板(65型)が常駐されていることから、それを活用することにした。
それも電子黒板に直接書かず、タブレット(iPad)のアプリ(metamoji note)を活用して映し出した。

いいところは、
・チョークをたくさん使わなくていい。
・色が反転しないのでそこを考えなくていい。
・黒板をその後すぐに使える。
・家で絵をゆっくり描ける。
・写真をそのまま活用できる。
・書き直しが簡単。

そして、お迎えの絵を何にしようかな、と考えた。
一昨年は、ワンピースのルフィ。去年はちびまる子ちゃん、
今年は夏休みに見に行った「スパイダーマン」にした。
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子どもが登校する直前の教室

by saibikan | 2019-08-27 06:15 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

お楽しみ会で何を育てるか

学期終わりのお楽しみ会を、当たり前のようにやる担任、したくないが子どもが言うから仕方なくすると言う担任、授業そっちのけで自分が夢中になって子ども以上に張り切ってる担任、様々。もちろんそんなことは教育課程にないと全くしない担任もいる。どれでもいい。大事なのは「なぜ?」と言う意識を持ってるかどうか。


「1学期のお楽しみ会を1時間、学年でやろうか」

と提案。担任軍団で話し合ってから子供達に投げかけた。目的はもちろん、子どもたちの企画力と実行力と自主性を培うため。そして学年のチームワーク力を高めるため、子供も教師集団も。


各学級から二人ずつ実行委員が出て話し合ったのが終業式の1週間前。

「けいどろか?ドッジボールかな?」

と予想していたが、話し合いから帰ってきた実行委員女児が口にした言葉は

「先生!超面白いアイデアが出ました!・・・体育館でお化け屋敷ですよ〜〜みんなにはまだ内緒にしておいてください」
「ちょ、ちょっと待て、授業では他に時間は使わないよ、準備もできるの?90人いるんだよ」
「できます!」
と言い切る実行委員。


さすがに話し合いの場にいた学年の特別活動担当の担任に僕は、
「大丈夫ですかね?話し合いはどうでした?」
と尋ねると、
「同じように私も心配したんですけどね。『こうやってこうすればできるし、面白い。絶対大丈夫です。任せてください』と押し切られちゃって」
との答え。なら、しゃあないか、と僕も苦笑い。
「失敗すれば、またそこから学ぶものもある」
と担任軍団は、任せることにした。ただ、
「あまりにもグロになるようなことがあったら指導しなくちゃいかんね」
ということも確認して。


僕らがしたことは、当日の5時間目とその前の昼休みの体育館使用を確保することだけだった。他は子供達で動いた。もちろんやってることを見守りながら、要望があれば聞いてできることは手伝いというスタンスで。


お化け役の募集、制作係の募集、肝試しグループ作り・・毎日実行委員を中心に計画をし、呼びかけ、なんとなく進んでいることはわかった。こういう大げさなイベントがあると子供が落ち着かなくなるので、僕の方は、授業は授業で、とけじめをつけた。時々、段ボールなどの道具を持ってきて何やらやってる。ガムテープやスズランテープはないですか?と言われた時は貸し出した。マイクの使用も説明があったので許可した。でもどういう感じになるのかは、正直僕はイメージがつかめず、やや不安はあった。


そして昼休みの後半に体育館へ入った時、ああこうやってやるのか、とようやくイメージが湧いた。それぞれの場所でせっせと準備をしていた子供達を見てああこれならできそうかな、と。そして5時間目になったら続々と近くの場所に集まって、実行委員の指示でイベント開始。

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その後1時間で、無事に終了。とても楽しかった、というみんなの声。90人を動かして自分たちで見事にやり遂げた実行委員の姿に、本当に感心した。準備の人、脅かす人、参加者側、みんなが一つになってやっている姿に脱帽。これはもう、高校生になって文化祭などさせたら、素晴らしいものができるだろうな、と思ったぐらい。


次の日は終業式。無事に1学期が終了した。



by saibikan | 2019-07-20 22:38 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

ライバルでありチーム

ある学校の出来事3

この学校の種目名は「応援合戦」ではない「応援競演」
得点種目ではない。
それでも各団の応援団は練習に熱心。

【練習の第1ステージ】
どのように練習を進めていくか、練習場所の順番など
団長同士が打ち合わせて話を進めていく。
太鼓も場所に合わせて持ち回っている。
応援歌も事前に情報を交換していた。

担当職員がすることは、練習できる日、練習場所の確保、
全体練習がいつあるか何をするかなどを団長に伝えること。
演舞をする際のちょっとしたコツやは教えるが、
基本、子供だけでやっている。計画も立てている。
担当者は近くで見守るのみ。

【練習の第2ステージ】
演舞のパターンはある程度色ごとに、伝統的に決まっている。
だからそれをそのままやるところから練習は始まる。
自分の団へのエール、相手へのエール、団独自の337拍子。

まずはその練習が進んでいく。いかにも基本。
そこからきちんとやることができていた。
担当者は遠くで見守るのみ。

だが、しばらくすると中だるみが見える。揉め事も起きる。
担当に泣きついてくることがある。言うこと聞かない下級生がいると。
担当はそれを聴きながら、
「まずは自分たちはきちんとやってるか?6年生が良い後ろ姿を見せないと絶対についてこない。団長だけに任せてはいけない」
と6年生に、はっぱをかけた。

揉め事を経て、6年生がまず成長する。
すると、次第に引き締まった演舞ができるようになってきた。

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【練習の第3ステージ】
演舞の中では、応援団と団全員が一体化した応援シーンもある。
団長による自団を鼓舞させる言葉と団全員の掛け声が一体になり、
お〜〜〜とともに気合で組体操的フィニッシュ!

そして団のラストは、応援歌を全員で歌い応援団が踊る。
それらはわずかな全体練習の中で完成させなければならない。
面白いのは、応援歌を全くCDなど使わないこと。
どの団も生オケで応援団が歌いメロディまで下級生に教える。
これらの、団と一体化する応援に向けての応援団の練習が中心になってくる。

ところが、そのころは、団によって差が出ている。
ある団は応援歌が早く出来上がり、朝自習にすでに歌っている。
ところが遅れている団は、同じ手拍子練習だけが続く。
「うちの団の歌は何?」
下級生に言われて、ようやく焦り始める。

他の団がボンボンを作っていると、
「自分たちも早く作ろう」
「歌が先だよ」
意見の違いが起こり、まとまりが崩れる。
団長批判、副団長批判も出てくる。

そんな様子を見て、各団の担当者(実質6年担任軍団)は、
それまでの活動を振り返らせ、励ましを送る。
時には叱咤する担当者も。
「何のためやっている?」
「目当てはなんだった?」
原点に帰らせる。

しばらくするとどの団も雰囲気が変わってきた。
特に5年生の気合の入り方。

【練習の第4ステージ】
本番が近づくと、次第に仕上げに入った。
赤団は、オーディションで落ちた副団長が旗振り役と同時に
何度かに1回は演舞を前や後ろから見て合図していた。
「まっすぐ」「団長の手に合わせて」「〜ちゃんの演技がいい」
ある団は、体育館で個人チェックをしていた。しかも、真剣な中に笑顔もある。
みんなが本番前の練習を楽しんでいた。

担当者は本番二日前に言った。
「今日ぐらいは放課後練習を休むといい。みんな疲れてるから。本番に向けてエネルギーをとっておきな」
団長たちは、うーんという顔をして、
「教室で最終打ち合わせだけはします」
と答えた。

この学校の応援競演の良いところは、各団の演舞の後に全団合同で行う演舞があること。三人の団長と三色の応援団全員による「学校エール」と「27拍子」、そして全校児童による手拍子で、運動場が一体化する。そのための練習も、応援団は毎日やっていた。素晴らしい。

相手の団に勝つための合戦ではない。
自分の団と学校を盛り上げるための応援競演。
いや「応援共演」でもある。
ライバルでありチーム。
それがこの学校の応援団。


by saibikan | 2019-06-02 09:28 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

運動会に向けた作文発表

ある学校の出来事2

全校朝会で2〜3学級ずつ、クラスが交代で作文発表をする。今回は、担当が6年花組。
「誰か発表してみたい者はいないか?中身はなんでもいい。」
と担任が言うが特に手が上がらない。
そんな中、Aさんが、どうしようかな?と迷ってる様子がうかがえた。
「Aさん、どう?発表してみる?」
担任の言葉に一瞬、躊躇した様子も見えたが、数秒間、宙に視線を向けた後
「やります」
と答えた。

6年生では国語でちょうど「随筆を書こう」の学習をしていた。自分の今の思いを徒然なままに書き進める。その学習が、そのまま生かされる。

数日後、体育館で全校児童の前でAさんは花組代表で発表をした。タイトルは「運動会に向けて」。彼女の随筆(作文)の読み始めは、以下。
「私は6年生になったら応援団長をやりたいとずっと思ってきました。
 だから、先生が『応援団長になりたい人?』って言われたらすぐに手をあげました。
 ・・・・」
その後は、続けてこんなことを話し始めた。
 応援団長にあと二人が立候補したこと、
 みんなで話し合って、面接やオーディションをすることになったこと、
 それに向けて言葉やエールを年度も練習をしたこと、
 そしてオーディション本番が行われたこと・・・。
彼女の話はクライマックスに入っていく。
「そしていよいよオーディションの結果発表です。私たち3人は廊下から教室に入りました。そして先生が『黒板を見ていいよ』と言いました。私は振り向いてすぐ『うそ〜〜』と思いました。書いてあったのは私の名前じゃありませんでした。
とっても悔しかったです。」
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それまでニコニコして聞いていた下級生たちが、この言葉を耳にして、急に真剣な顔立ちになって、皆シーンと聞いていた。その後もAさんは、残念な思い、ここまで頑張ったのに、という悔しい思いを述べ続けた。しかし終盤には
「でも私は応援団の副団長になりました。気持ちを切り替えて、これからは団長を助けて赤組の勝利を目指したいです。」
というような言葉で締めくくった。会場からの大きな拍手に、Aさんは少し恥ずかしそうな表情を見せた。

全校朝会終了後、6年担任軍団は6年生だけ残してミニ学年集会。6年担任の一人が前に立って話す。
「Aさん、立派な発表でした。」
思わず学年全部から拍手。
「みなさん聞いての通り、Aさんは団長になれませんでした。でもその気持ちを今日、しっかり話してくれました。選ばれた団長さんは、このような気持ちの人がいる中で、団長になったということを忘れないでほしいと思います。どのクラスもきっと複数の人が立候補して団長を決めたはずです。なりたかったという人の思いの上に団長さんは決まったのです。それを忘れずにいましょう。
いよいよ1ヶ月後は運動会。これからはそれぞれのクラスで、団長選びではライバルだった人も、同じ団の1員として、頑張ってくれることを期待します。」

そのあと
「さて、これからいよいよ運動会に向けての取り組みが始まります。
 それぞれの学級で団長さんが決まりましたね。団長さん出てください」
と3人の団長を前に出させた。そして自己紹介。
緊張した面持ちで3人が6年生の前で気持ちを発表。
まだまだ緊張した感じで、堂々した態度も足らなかったが、やる気だけは伝わったよう。

担任の一人が言う。
「ファミリーであり、チームであり、ライバル。それがこの学年だったね。
 今日からしばらくは、クラスごとにライバルになります。しかし運動会を
 同じ6年チームとしてみんなで成功させましょう。」
「はい!」

これが4月末のある朝の出来事。



by saibikan | 2019-05-26 18:10 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

応援団長オーディション

ある学校の出来事。

応援団長にずっとなりたいと言っていたAさんがいた。
リーダー性があり人柄もよく、いつも主体的に動く。
公平な判断ができ弱者にも優しい。周囲の信頼も厚い。
強いて言えば声がやや細い。
クラスの中で誰も他に立候補する者がいなければ、
Aさんがすることに誰も異存はなかっただろう。

ところが団長にあと二人が立候補した。
BさんとCさん。どちらもやる気満々。
二人とも声が大きく、明るい性格。
どちらかといえばおっちょこちょいタイプの二人。
ただし、運動好きなBさん。勉強や係を頑張るCさん。
そしてどうやって決めるかってことになった。

単純にじゃんけんじゃダメだよ、と担任はいう。
クラスのみんなは、推薦とか?総選挙!と。
そして担任に呼ばれた団長候補3人は、こう言った。
①心意気をみんなの前で言ってよく言えた人。判断するのは先生とかみんな・・・
②オーディションをする。フレーフレーなど、クラスのみんなの前で演技して選んでもらう。
③面接をしてもらう。先生が面接官。
「じゃあ、3人の意見を全部取り入れてやりましょう。」

3日後。まずは面接。
なぜ応援団をやるのか、どんなことをしたいのか。
担任から
「面接は全員合格。誰が団長になってもいいよ。あとはオーディション。」
「もし団長になれなくても、団員には先生が推薦する。できれば副団長として」
その言葉に3人とも頷く。

学級全員の前でオーディション。
あいさつ、心意気、演舞。
それぞれに良さがある。
方法は、候補3人本人たちの望み通り、退席してもらう。
全員が投票用紙によかった人の名前と理由を書く。
担任が紙を集めてを確認し、最も多かった人の名前を黒板に書いた。

3人が呼ばれて廊下から入室。
後ろを一斉に振り向く。
ガッツポーズをしたのはBさん。
拍手が起きた。
クラスのみんなが選んだのはBさんだった。

全員に票が入った。
BさんとAさんは、わずか1票差。
それは本人たちに伝えた。
それぞれに「票を入れた人は、なぜあなたを選んだか」の理由も。
Aさんは特に残念そうな表情を見せた。

しかし「二人を副団長にしたらどうかと思う」
の担任の提案に全員が賛同。
再度大きな拍手が起こった。

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by saibikan | 2019-05-24 05:59 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

第2回学年集会で目標設定

始業式翌日の第1時は次のようなことをよくやる。
・学級での係決め
・1学期の目標書き
・国語の授業開き

しかし最近は、まずは学年集会を行う。理由は
・子供にも教師にも、学年としての仲間意識と、学年集団で活動する良さを味わわせる。
・子供たちに、みんなあなたたちの担任という安心感を持たせる。
・全員で意見を言い合い、目標を作る良さを感じ取らせる。
・協働的な学習の授業スタイルの良さを教師集団にも子供にも体験させる。
・偏ったクラス意識を取っ払う。

中学年の頃はゲームなどを中心にしながら、合言葉的目標を作り上げた。
今回は6年生。90人で話し合いを行う。当然全員の意見を集約するのは難しい。
最初の段階なので教師が司会をする。
いずれは学年集会を子供でできるようにするのが希望。

始業式の日にミニ学年集会を行ったので、この日は一応「第2回」とした。
テーマは
「私たちはどんなリーダーになるべきか。そのために何をしようか」
その場で4人グループを作って話し合う。あとは挙手をしてどんどん発表。
時折、それについて尋ねあったり、考えさせたりしながら書いていった。

どのような意見が出たかは板書の中でご想像を。
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電子黒板を使って思考ツール的にまとめた。
電子黒板のいいところは画面の縮小・拡大ができるところ。
意見が広がればそれを縮めてさらに外に書く。
宇宙空間的な感じ。宇宙にクラゲがいる?いや、クラゲの頭の中に世界がある?

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by saibikan | 2019-04-22 04:16 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

学級開き2019

始業式の日。大掃除が終わって教科書やプリントを配布(この中で、「はい、どうぞ」を繰り返す)。そして学級開きイベントへ。

最近は、校内でも自己紹介折句を使う人が増えてきた。就任式でもやってる方数名。
自分は持ち上がり学年だから、それは使うまい。
さて、何をやろうかな?と前日考えた。以下を準備。
①集中&協力ゲーム「そーれ、パン!」
②じゃんけんゲーム「あっち向いてホイ!」
③クイズタイムショック「さいびかん先生をもっと知ろう」

①②は、道具はなにもいらない。短時間ですぐできる。誰でもよくやっていること。
The 学級開きネタ集(明治図書)の中で、僕も担当した数ページの中で書いているネタでもある。
③は、8問ほど準備。ほぼ4択問題。ラストだけ回答多数あり問題。keynoteで作成したスライドで。こんな感じ↓
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この問題、実は個人的な私生活の点からスタートするが、最後にはこんな質問をする。
「KAN先生は、みんなにどんな6年生になってほしいと願っている?」
次々と答える子供たちに僕は「正解」を連発・・・そして
「答えが一つでないこともある」
「答えは君たちの胸の中にすでにある」

実施して 
①は、クラスみんなで揃ったパンは3回。
   何回であっても「初めてなのによくできた」と声かけ
②は、2回目から相手を探して、と言ったらみんな立ち歩いて賑やかに。
   「男女関係なく楽しくやってて笑顔が良かった」
③は、集中してテレビに食いつく。
   「たくさん答えてくれてありがとう」

by saibikan | 2019-04-21 11:55 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

平成31年度は6年担任と研究主任

平成31年度がスタートした。(始業式は4月9日)
今年度は6年担任。またまた研究主任。
学級の児童は3分の1を引き続いて。
しかし、これまでと同じく学年の子供達を担任チームで受け持ちという意識は変わらない。
他の学級担任にもそれを伝えた。
だから、教室移動をした後に軽く担任挨拶をした直後、広い部屋に集まりミニ学年集会。
担任軍団の紹介と挨拶、一人一人の思いを児童全員に述べた。
新しい担任二人は、始業式の様子の6年生の姿の良さを大いに述べてくださった。
元担としても嬉しい限り。

「令和元年」という新しい時代に最上級生となった君たち。
君たちは力がある。
やる気に溢れている。
伝統を大事にしつつ、君たちなりの新しいことをやろう。
自分たちのアイデアで、自分たちの力で、自分たちの手で。
私たちの学校に、新しい風を吹かせてほしい。

校内研究も新しいことに取り組む。それはまた後ほど。

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by saibikan | 2019-04-21 10:01 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

担任が決まってする事 2019年度版

担任が決まってすること2019年度版 作成者:西尾環

このシリーズも始めて10年以上になる。担任が決まってから、始業式までに担任がしておかなくてはならないことを思いつくまま書き出したものである。毎年4月になると、前年度の内容を見直し、改善を続けている。

最初は自分のために、やがて人のために、このブログに書き留めておくようになった。最近は、自分の職場で欲しいという声が上がり、ここ数年職員に配布している。あくまで参考。ただし1年生に限っては昨年、「小学校教育技術」で同様の内容を書いたので、1年担任には、そちらの方も知らせることにしている。

私は、3年前に職場が変わり、今の学校なりの必要なこと、不要なことが見えてきたので、さらに改善、整理した。1年目は、すぐに大地震があり、また違った面から年度始めの項目も加わっている。チェック用の枠も項目の頭に入れた。

そして昨年からの大きな変化は校務支援システムとICT機器(タブレットや電子黒板)の導入である。本市では、1年前から校務支援システムがスタートした。かなりの部分で、個人でなく学校のシステム上で簡単にできるところが出てきた。それは学年はじめの煩雑な作業を、より簡単にしてくれる。また、タブレットなどICT機器が市一斉に導入されたことで(本校はすでに9月に先行導入)この項目もかなり変化してくる。

ただ、それは限られた地域の中でのことなので、この場では今までと同じように述べておく。現任校で校務支援システムで簡略化されいる部分や、ICT関連部分んは、青(下線)で示す。

*校務支援システムとは、校務にICTを活用し、煩雑な作業を簡略化したり、データを共有化したりするシステムのことである。市単位で導入されており、慣れてくると、時間を短縮できる。働き方改革にもつながる。

《学年集団・学級担任での準備と共通理解》

1 学年主任を中心に挨拶と自己紹介(当たり前のことだが、チームとしてやっていくので互いのことを知ることは必要。特に主任は、教育の基本姿勢を伝えるべきである。また雑談の中で、それぞれの考え方や良さを心に留めておこう。)

2 担任学級児童確認(クラス替えがあっている時は、カードを整理しながら男女の人数比や名前を確認する。学校によっては一覧に綺麗にしているところもある。教頭先生や給食室とも担任レベルでも人数確認を取っておいたほうが良い。校務支援システムを活用すると、前年度末に前担任がクラス分けをした際、データとして残しているので特に紙ベースはなくても良い。

3 児童情報収集(持ち上がりなど前担任が近くにいれば直接聞く。また支援学級等との交流児童がいれば、支援学級担任との基本姿勢の共通理解を行う。通級教室へ通っている児童がいれば相手校と1度は連絡して電話ででも話す計画を立てておくべきである。年度末に管理職がすべての担任と対話をして児童の情報収集をされているところは素晴らしい。データとして残っている場合は、それを確認したり生理直したりする。最近は児童写真を含め前年度からの引き継ぎがなされる学校が多いので、中身の濃い収集が可能。

 *2・3については、情報を記入すると自動で振り分けてクラスを作るアプリもあるとも聞く。AIが発達すれば、それは当然起こりうる。

4 児童ゴム印分け(長く使っているのは目詰まりしているかも。布テープや爪楊枝でゴミをとらないと、文字がつぶれてみえない。そして並べながら、氏名を読み上げたり、試し押しをしたりしながら、名前をぶつぶつ言う。意外とこういうことで、少しずつ事前に名前が頭に入ってくる。この作業が不要な学校もあるかもしれない

5 教材決め(テストやドリル等。ノートも。複数学級なら、これを学年で話し合いながら決める。選ぶ基準は、「子どもの実態に合っているか」「学力が身につくものであるか」「低学力の児童にあった配慮がなされているか」「評価や採点がしやすいか」「テストの前や後のフォローがある内容か」などなど。どれを重視するかで、何となくそれぞれの先生の教育観や学年主任の考えが分かる。ただし、あれもやりたいこれもやりたいと、無駄に購入しないこと。

6 補助教材の届/承認願いの提出。(使用届と承認願いは種類が違う。使用届は学年によって制限額が異なる。社会副読本などは承認願いになる。これはすぐに出すこと。)

7 社会科見学旅行・修学旅行の大まかな案と予約。(日程を決め、見学先に予約を入れる。前に行ったから、という考えだけでなく、新しい学習内容、教科書を見て、それに沿ったものにすることが必要。人気のある場所は早く押えるべき。またこの日のこの時間から予約スタート、という場所もあるので事前調べは重要。貸切バスを利用する場合は旅行会社へも連絡。修学旅行などは前学年で押さえてあることが多いので引き継ぎを。)

8 名簿作成(まずは氏名だけの一般の学級名簿。場合によっては各教科の評価用も。交流学級児童がいる場合は、名簿にどう入れるか、学校ごとに違うので、共通理解を図っておく。後に、住所や生年月日も入った名簿を作成。校務支援システムでは、事前のクラス分けをもとに、並び替えるだけですぐにできる。ただし、データは一つずれると、すべて誤りになるので、担任で確認することを忘れてはならない。)

9 出席簿、健康観察簿氏名印打ち(学校によってスタイルが違うので教務主任や養護教諭の指示を確認する。特に出席簿は公簿であるので要注意。休業日の書き方など例を熟読すること。学級閉鎖の場合どうなるのか?事前に知っておくとためになる。ちなみに学級閉鎖は出席停止扱いである。校務支援システムでデータ化されたのでこの作業は不要

□10  導要録分け保健関係書類確認(要録にはとりあえず、個人情報があるので確認。前担任が転退任した時は、指導要録に書かれていることが情報源となる。もちろん前年度の担任がいれば、時折必要事項は聞いておく。様々な角度から。保健関係書類では視力などを確認していくと良い。紙媒体を分けることは校務支援システムでは不要のところもある。

□11 教室を見て掃除(現場に行けば、机椅子の数や棚の配置、掲示板、フックなど、またその教室独自の道具のある・なしが分かり、なんとなく学級経営のイメージがわく。すっきりした教室でその後の準備をしたい。)

□12  学級経営案のイメージ化(校長の方針を元に、自分の方針や目標を持つ。もちろん子どもの実態からスタートすることも忘れない。きちんと書かなくてもメモ程度は必要。学校で経営案のスタイルが分かっていれば、それに当てはめて書くこともできる。)

□13 教室の教師用机の道具を揃える(はさみ、のり、テープ、・・・教室にあるものと、事務室からもらえるもの、自分で持ってくるもの、の区別をしておく。自分のものは名前を書いておかないと後でわからなくなる。私の場合、付箋紙、クリップ、定規、スタンプなども必須。)

《教室設営》

□14 かばん棚・靴箱に名札(シールやテプラを使用。中にはビニルテープに名前を書いてカッター板で切り貼る場合もあるが、靴箱のビニルテープはやがて砂がたまって剥げる場合がある。番号のみ、あるいは貼らない学校もある。名前があると、最初から迷う子どもは少ない。また整理できていない子どもが誰か、すぐわかる。始業式の放課後一斉にする学校もある。)

□15 黒板貼付け磁石名簿(ネームプレート)づくり授業や学級活動その他で色々使える。3セットあればさらによし。テプラとラミネーターと磁石があることが理想。私は児童机用と、授業用と、学級活動用の3種類作ることが多い)

□16 教室黒板常時掲示用磁石シール作成(その日の時間割の123456とか、教科のカードとか、他に必要なもの。これは案外それぞれの先生が持ち歩いているものだ。学校によってはすでに常備されていたり、他の掲示板があったりする。)

 

□17 ぞうきんがけやフックの確認(すぐに使えるように。番号シールをつける。ぞうきん用には洗濯バサミと予備のぞうきんを準備。私は、よく並んでいる写真を、近くに貼っておく。)

□18 ホワイトボード準備(私の場合、これが重要。かなり活用する。中ぐらいのものが学校内にあるかどうか、使えるかどうか。なければディスカウントショップ、100円ショップなどで購入。あるいは白い紙をラミネートして手作りホワイトボードという手もある。少なくとも4人に1個は欲しい。タブレットと電子黒板の導入により、それほどなくてもよくなった。

□19 掲示板及び背面掲示板の活用計画(ざっとアイデアをノートに書き留めておく。特別支援教育の視点からいうと、黒板周囲にあまりベタベタ貼るのは好ましくない。必要分だけにするか、カーテンで授業中は隠せるようにするか。私は黒板の上には学級目標一つ貼るだけ。)

□20 日直の仕事表(毎日行うことを画用紙に書く。私は二人制でごく簡単なことに絞る。)

□21 給食当番表づくり(学校の実態で必要人数が違うので確認を。始業式当日はない場合もあるが意識づけのため初日から伝える。エプロンやマスクを忘れた時、どうするのか対応を最初から考え、対策も示しておく。給食時間の過ごし方も同時に考える。アレルギー対応の児童がいないか確認し、いる場合はどうするか子どもたちにも伝えておく。)

□22 掃除当番表づくり(掃除場所と道具を見ることが重要。広さと人数が合わない場合もある。学校のものだけでなく個人でもお掃除グッズを準備。トイレ掃除を徹底してがんばらせたい。どのような掃除方法にするか、現場を見て考える。合わせて掃除箱を整理いやすいように作り変える。あるいは主事さんに頼む)

□23 係活動案(子どもが来てから、子どもと話し合って、でもよいが、学年の実態に合わせてどういう係が必要かの想定はしておく。あるいは過ごしながら、こういう係が必要だと子どもと話しながら随時決めてしまう場合もある。)

《学級開きのために》

□24 学級開きの日の出会いのシナリオを考える。(子どもとの出会いの第1印象は重要。いろいろな方法がある。明るい笑顔で挨拶をして抱負や願いを述べることは忘れてはならない。そのほかに工夫してみる。私がこれまで行ったケースの例。

 ・事前に児童の氏名を覚えてしまい、顔を見ながら健康観察をした。

 ・折句自己紹介で楽しく名前を伝え、自分のも考えさせた。

 ・花束を持ってクラスの誕生日だと言ってクラスにプレゼントし飾った。

 ・集中力を高める拍手ゲームや無言1分ゲームなどでスタートした。

 ・子ども同士の関わり合いが生まれるエンカウンターなどでスタートした。

ただし子どもに受けようというのでなく、このような学級目標があるから・・と考える。)

□25 学年の教師で学年通信の名前決め。(学年で楽しく話し合う。意外と面白い)

□26 学年通信・学級通信第1号を書く。(保護者へのあいさつと第1週の時間割決定。)

《学習のために》

□27 教科書を読む。(年間の学習の見通しを)

□28 学年の年間指導計画を読む。(ここまでいくには結構道のりは遠い)

□29 研究について調べる。(研究主任に聞く。研究のまとめを読む。最初から授業に生かす)

□30 時間割作成と年間の教育カレンダー作成。(最低、まずは時間割だけでも。)

□31 家庭学習をどうするか決める。(あまり過度な宿題は出すべきではない。自学帳のみでも良い。宿題はプリント1枚程度。翌日自分で丸付けをできるようなスタイルが良い。教師が宿題の丸つけのためにプリント溜め込んでそれに追われるようでは本末転倒。支援の必要な児童は、パターン化されたものが良い。あるいは個人に合わせた宿題や家庭学習という方法も考えるべき。授業で勝負できるなら、宿題は出さなくても良い)

《その他》

□32 学年集会を開く計画。1年生を迎える会の出し物の案。(学年教師で話し合い。)

□33 家庭訪問計画(地図で子どもの家を確認。あるいは校区を歩く。早めに立て始めるが、学校で共通理解しておくことが大事である。早い者勝ちのようにならないよう。)

□34 諸費集めの計画、集金袋準備。(生活保護や準要保護家庭の確認も忘れない。)

□35 地震が起きた時の対応の仕方、避難経路 (訓練を待たずに自分で考えよ。火災避難や不審者対策も。防災頭巾も早めに持ってくるようにしたい。)

□36 教室黒板の升目書き(板書を整然と書きやすくなる。これはオススメ)

□37 机並べの印つけ(床にマジックでラインを入れる。それが難しい環境であればシール)

38 タブレット保管と数、アプリの確認アップデートするものもある。ちなみに本校で使っているものは、iPadあるアプリの中にアップデートすべきアプリがあるので、ポンとタッチ。metamojiQRコード入りカードも引き継ぐ。)

□39 電子黒板や実物投影機などの位置と活用法(教室のどこにあるのか、どこにおくのか、どのように使えるのかを確認。これは学校全体あるいは学年で協力して行った方が良い)


 とりあえず書き並べている。他者にも役立つようにという思いで書いているが、あくまで私自身に役立つことを大前提に書いているものなので、絶対的なものではない。これを参考に、先生方が、自分の学校の慣習やルールにのっとって、自分なりに準備していただければ幸いである。それは、各学級の子どもが気持ち良く新しい学校生活をスタートすることにつながる。  

 やがて担任が決まる。いやもう決まっているところもあるだろう。準備をする中で、さらに必要事項が出てくれば、改善する。先生方から、こういうのもあればいいというのがあれば、むしろ今度はこちらに教えていただきたい。ここのコメントは承認制なのですぐには見えないが、FBで私と友人の方々は、そちらに直接書いていただくとありがたい。 以上     by Saibi Kan
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*熊本市の教職員の実態に最も近い内容です。


by saibikan | 2019-04-04 04:10 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)

成功させたい発表会形式の授業参観

授業参観は、基本的に
「教師が演出する場で、児童の学びの姿を親に見せる場」
であると、私は思っている。だから、教室など学習の場において、子どもが関心の高まりを見せ、課題を持ち、それに向かって考えたり悩む子どもの姿を見せたい。そして新たな発見や達成という場があり、1時間の中で一生懸命に取り組んだり、学びを通して変容したりする姿に、親も喜びを感じて欲しいと思っている。子どもがそんな姿を見せられなかったら、それは教師である自分の責任。学び直しをしなければならない。

そんなねらいの授業参観であっても、年に1回ぐらいは「発表会形式の場」を持ってくることがある。それは、すべての子どもが、短い時間でも、確実に主役的な表現者となれるからである。とはいっても、事前の取り組みなしに発表会は行えない。行事ではない授業で発表会形式を行うには、学習発表会や運動会、音楽会とは異なる工夫が必要となる。

そんな思いを「フォレスタSELECTION vo.3」(株式会社SPRIX)では、表記のタイトルで記事として書かせていただいた。そこでは、以下のような3つの工夫を述べている。

1 親にとっても子どもたちにとっても興味深いテーマにする。
2 一人一人が主役になるようスタイルを工夫する。
3 親の期待と満足感を高める事前のお知らせと、当日のちょっとした手立てを行う。

具体的には、読者の方と面と向かって話せれば最良の道だが、とりあえず本を買って読んでもらえれば分かるだろう。わずか2ページの記事。一応、一生懸命考えて書いた内容。できればこのブログでも、いずれ、かいつまんで伝えたいと思う。
c0052304_21111045.jpg
なぜ、今日、この記事を書いたか?
先日、実際に授業参観で発表会形式を行ったからである。
しかも書いてある内容とはまた違った工夫を行った。
発表会形式でも、工夫をすれば面白くなる。

逆に、何の工夫のない、子ども任せの、相手に伝える気持ちが見えない発表会は、すべきではない。

by saibikan | 2019-02-05 21:13 | 学級づくり・学年経営 | Trackback | Comments(0)


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